ついうっかり引いてしまうのが、風邪でございます。風邪を引くとお勉強はもとより、日常生活までも酷い目にあってしまいます。
咳をしながら、鼻水を垂れながら、高価な風邪薬で散らしながらの生活は、全く無駄と徒労の塊でございます。
風邪を引かないことがいかに大切なことであるかを、しっかり意識してくださればと存じます。
いくらこれまでがんばってきても、風邪を引いて数日間寝込んでしまえば、元の木阿弥で元に戻ってしまうのでございます。
とはいえ、風邪を引いてお勉強をしても能率は通常の2割程度でありますから、これまた費用対効果に合わず、そのうえ、風邪が長引くという強力なデメリットもございます。
また、風邪は自分だけで済む問題ではありません。
相性がいいのかわかりませんが、ひとり、家族に風邪を引いた人がいるとすぐにうつるものでございます。
仕事や家事には支障が出るは、家族や職場の人など周りの人にも迷惑がかかるはと、風邪には碌なことがございません。
しっかり風邪の管理だけはしておいて損はないかと存じます。
結局のところ、風邪を引かないようにすることが、一番の風邪対策と考えております。
着る物や疲労に気をつけていれば、それほど、風邪は引かないものでございます。
着る物は、長袖を持って歩くとか、寝るときには寝冷えに気をつけるなどすれば結構かと存じます。
疲労をためないようにするには、過食・過飲をやめるというのもよろしいかと存じます。
食べたり飲んだりする量を減らすだけでも内臓が休まるのか、体調の回復には覿面なものがございます。
また、お勧めいたしますのが、甘酒でございます。甘酒は飲む点滴といわれるほど、高栄養の飲み物でありまして、疲労回復・栄養補給にびっくりするほど効果がございます。
疲れたらすぐに甘酒が飲めるように、冷蔵庫に一本は常備したいものでございます。ちなみに、甘酒は温めずともおいしく飲めますので、お試しください。甘酒は、実は夏の飲み物でございます。
さて、風邪を意識していると、悪寒のような寒気を時々感じるかと存じます。
この「ぞくっ」は風邪の前兆でありまして、すぐに休養をとるなどしたら、風邪は防げます。
そこで、付け加えてほしいのが、ようやく出てきました、腕振りでございます。
ついうっかり薄着で昼寝をしてしまって、ぞくぞくっとしたときは、ぶんぶんと腕振りをすることをお勧めいたします。
わたくしも何度かついうっかりして風邪を引きそうになりましたが、ぞくっとしたその日のうちに、ぶんぶんと腕を振って床に就くと、風邪を引かずに済んでございます。
腕振りが良質の睡眠を導くのか、ぐっすり眠れてゾクゾク感も一晩で吹き飛んでございます。
風邪を引いて酷い目にあう方や、近いうちに試験を向える方、風邪を引きやすい方は、ぜひ、腕振りをお試しくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月26日 3:19 PM |
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今年の夏は、温暖化と騒がれていようとも、涼しくお過ごしになられたかと存じます。
9月も終わりに近づき、朝夕暮れはめっきり肌寒くなっております。
とはいえ、日中では、まだまだ暑い日があるので、これまた注意でございます。
長袖ではまだ暑いワイ、と半袖で出かけたら、予想外の冷え込みに風邪を引くこともございます。
しっかり体調の管理と、体温や室温の温度管理の程をお願いする次第でございます。すぐに風邪を引く頃合でございます。
お勉強というのは、なぜか、体調や体力の問題が蚊帳の外に置かれるものでございます。
おそらくは、お勉強の記憶が「学校」と離れ難くなっているせいでありましょう。
若い時分は体力は有り余っておりますので、多少の無理などへっちゃらであり、体調・体力のことなど考えてこなかったのでございます。
しかし、二十歳も超えれば、かつてのような機関車のような体力もございません。
きちんと体調と体力の管理をしていかないと、お勉強の方も滞りがちになるのでございます。
これといって理由も無いのに、なんだか机に前に座っても集中力が続かない、座っていられないという人は、体力の低下、運動不足の結果が出ていると観て結構でございます。
本の虫が学者として大成しないように、身体を動かしていないと、脳も等しく動かないのでございます。
脳も身体の一部でございます。運動不足ですと、頭の働きも鈍るとお考え下さればと存じます。
運動は何もダイエットや肥満のみを防止するわけではありません。適度な運動は、頭の回転をもよくします。
寺の坊主が、なぜ仏典の研究wや修行の合間wに托鉢や掃除洗濯をするかといいますと、本や書籍の前に座っているだけでは、それらを読めないということを体験的に知っているからでありましょう。
数万の経典を憶えていたといわれる弘法大帥空海も、若い時分は山野をめぐって強靭な足腰をしていたと申します。
お勉強の効率や効果は、脳や頭だけに測られないことにご留意くださればと存じます。
運動というのは、お菓子と縁のある試験勉強においては、義務に近いものがございます。
何も、走り込めやジムに通うようには申しません。
普段なら車や自転車で行くところを歩きでいくとか、1ヶ月に1回は家族総出で山に登ってみるとか、一駅分歩くようにするとか、見栄えなど捨てて歩きやすい靴にするとかで結構でございます。
身体を動かしておくと、頭の動きもよいことを、ここに述べておきたく存じます。
運動の不足による、体力の落ち込みは体調不良、風邪の主原因でございます。
冬に向けて、しっかり自己管理をと思う次第でございます。
特に、受験が近づいているお方は、通常の3倍は体調の管理に意を馳せてくださいまし。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月25日 8:52 AM |
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大きな不安は避けて、小さな不安に立ち向かっていくことが大切でございます。
上手に自分を騙すといいますか、大きな不安は把握するに留めて、それほど考えないようにすることが肝要でございます。
考えられることに絞って、考えるべきでございます。
合格するかしないかというような大きな不安は、できるだけ心中から逸らしたほうがよいのでございます。
受かるかどうか、というのは前もってうんうん考えたところで確かなことはわかりません。
穏当にいけば、実力がピークに達する本試験の当日でさえ、合否を考えても確かな結論には至らないものでございます。
そうであるのに、実力の付いていない現状であれこれ考えたとしても、どうにも手立てがないことは、子供でもわかる理屈かと存じます。
考えられることを考える、これが不安対策のポイントでございます。
合格するかしないかという不安は、あまりに漠然としているために、不安の解消に向けて、具体的に行動を絞ることができません。
遠い先の本試験のことを不安に思って、あれこれ考えてみても、結局のところ、意味はないのです。
これが、たとえば、浮気の不安などであればわかりやすいのでございます。
近頃妙に色気づいてきやがった、小物に気をつけるようになった、などとピンと来たのなら、こっそりメールを確認するなり、カードの支払い先を問いただしてみたり、予想外の時間に帰ってきたり、出張は取り止めて帰宅するなど、具体的な行動に繋がることが可能でございます。
実に、具体的に追い込むことは可能なのでございます。こうしたものは、知恵を絞って考えれば考えるほど、とっちめることが可能でございます。
しかしながら、お勉強ではそうは行かないものでございます。
合格・不合格の結果を考えれば、1点でも増えるかというとそうではありません。選択肢のひとつが解けるかというとそうではありません。部分点がくれるかというとそうもでないでしょう。
うんうん合否を唸り続けるくらいなら、目の前のテキストや問題集で、自分の間違えたところ、出たらやばそうなところをおさえていくほうが、現実的かつ具体的に、割に合うのでございます。
もちろんのこと、先々のことを全く考えないというわけでもありません。
ちょいと先のことを考えたときに深みにはまるようでしたら、(ま、それは、おいといてやるべか)、とお勉強に着手するのが賢明なのでございます。
実力が付いてくれば、これまでとは違うように考えられますし、取れる手立ても増えてまいります。
合否という不安に打ち勝つのは、結局のところ、確かな実力でございます。確かな実力は、もちろんのこと、確かな勉強量に裏づけされてこそでございます。
不安には踊らされず、確かなことを積み上げていってほしく存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月24日 9:28 AM |
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