独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

あとひとくち

あとひとくちが肥満の元と申します。
そうなのでございます。
成功するダイエットがございます。
それは、常に腹八分で留めるのでございます。
もったいないからといって食べきらない、それが、節制の元なのでございます。
片付くからといって、数がいいからといって、キリがいいからといって、その少しを食べてしまうからこそ、むちむち、みちみちとお肉がついてくるのでございます。
八分までは、お肉にならないのでございます。それらは、きちんと身体を動かすエネルギー、脳みその活力、内臓の運動に使われていくのでございます。
つまり、身体に入ったエネルギーはきちんと消費されてしまうのでございます。ですから、よっぽど偏った食事でない限り、食べても太らないのでございます。
あとひとくちは、生きていくうえでは余分であるがために、ほぼ確実にお肉となるのでございます。
あとひとくちが、実に大きな境目であることをご理解いただければと存じます。
ふー呑んだ飲んだといっていても、そのあとでも意外にラーメンやらお茶漬けが食べれてしまうものでございます。
その一杯が尋常じゃなくお肉になるのでございます。それらをやめるだけでも、全く太り方は違って参ります。
その一杯は、昼飯の一杯にあらず。脂肪一直線の一杯であることを認識したいものでございます。
さて、お勉強においても、「あと」ほにゃららが、大切なキーとなってございます。
今日は勉強したなあ、と思っているのは、腹八分ならぬ頭八分の状態でございます。
そこから、あと少しだけ、お勉強することをお勧めいたします。
あと少しのお勉強が、頭のスタミナ強化、記憶力のアップをもたらすのでございます。
アーもう無理かなというときに、あと少しのお勉強が、お勉強の処理能力を確実に増やしていくのでございます。あたかも脂肪が付くが如くして。
このあと少しを毎日続けるだけ、1ヵ月後には驚くほどテキストの読解力や試験の語彙が増え、重要語句や頻出テーマの知識・記憶が充実してくるかと存じます。
あとほにゃららが、能力アップの秘訣でございます。
もちろん、限界、もう無理!!というときには、やらずとも結構でありますが、もう少しできそうというときには、ぜひとも、あとほにゃららをやってみてほしく存じます。
大層なことをするのではありません。
テキストをあと1ページ読み進めたり、問題集を余分に1問だけ解いてみたり、もう少しだけ憶えなおしてみることでございます。
筋トレのように、頭も鍛えていくことができるのでございます。

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やろうと思えば

グダグダしないことでございます。
めそめそしないことでございます。
くよくよしない、だらだらしない、とろとろしないことでございます。
がんばっているのに、効果が見えない、展望が開けないときは、今までやってきたことを見直すときでございます。
もし、うまくいかなくなって、前述した状態に自分があるのなら、まずは、そこから手直しの開始でございます。
確かに、独学というのは、漸進主義でございます。
飢えたノラ犬のように、先へ進むよりかは、地歩を固め、行きつ戻りつ確かめながら、駒を進めるのが独学でございます。
しかし、ならば、それだけをしておけばよい、というわけでもないのでございます。
ときには、火山の噴火の如く、炎燃ゆるになってやるときもあるのでございます。
基本的に、人が真に「やろう」と思ったことは2日でできます。
大概、多くのことは、2日もあればできるのでございます。
ガス周りの掃除、押入れの整頓、不用品の整理、パソコンのデータバックアップ、車のメンテ・清掃、庭の雑草抜き・手入れなどなど、普段はやりたくないことは、山のようにございます。
もっと難しい問題もあることでしょう。子供の学費の計算と手当て、蓄えの勘定、ローンの整理、就転職、配偶者の実家との関係などなど、容易に結論の出せないことは多数ございます。
しかし、こうしたことは、毎日考えると心労が積もるばかりで、解決からは遠のくばかりなのでございます。
ですから、2日ほど、集中特化解決日を設け、徹底的な議論と調査分析を行い、この期限内で結論を導いてしまうのでございます。
ちょこまかちょこまかやってもしかたのないことは、やらないことでございます。
毎日の夕食のたびに、子供の教育費を聞かされるお父さんはたまったものではありません。
1ヶ月もそうした地獄が続くなら、土日にまとめてほしいことでありましょう。
小細工はやめて、大工でやったほうが、効率賢明のこともございます。
しっかり、目の前の問題の大きさを踏まえてうえで、解決の手法をとっていただきたく存じます。
お勉強も同様に理でございまして、本当に難しいこと、難所、苦手とするところは、日々、ちょこちょこと小細工を加えるよりかは、土日祝日にどーんと時間を取って、一気呵成に当たるのがよいのでございます。
もちろん、その日は、それら以外のことは致しません。
徹底して、全面対決を行うがよろしいかと存じます。
2日間取り組んでみて、どうにも解決がつかないところは、おそらくは捨て問になるところでございます。
よっぽどの学習上の要所であれば捨てることはできませんが、1点・2点程度しか出題されないのであれば、捨てるべき箇所でありましょう。
もちろん、完全に捨てるのではなく、あとあと、時間があれば再挑戦するのも言うまではありません。
常に同じやり方手段がうまくいくのではないことを、しっかり御把握くださればと存じます。

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お勉強はめんどいもの

お勉強というのは、効果はあるのでございます。
しないよりかはした方が、人生のいろいろな局面で役に立つものでございます。
少なくとも、脳のしわの数は増えますし、シナプス(神経回路・記憶回路)のつながりも増えますので、思考は深く広く考えるようになるのでございます。
下手な金融商品には引っかからないことでしょう。
お勉強をしたことが、如実に差になって現れるのは、30歳以後のように見受けられます。
まず、顔つきが違ってまいります。
大学時代の友人でも、よく本を読んでいた方と、遊んでばかりいた方とでは、だんだんと差がついてきたように見受けられるのではないでしょうか。
身体というのは、否が応にも衰えてしまいますが、頭というのは使えば使うほど、良くなるというのが昨今の定説でございます。
テレビや漫画、ネットばかりで脳が緩みきっておられる方は、今を機に、何かをお勉強して脳の活性化を図られるように御助言致す次第でございます。
しかしながら、お勉強というのはめんどくさいものでございます。
幼少期はやらされるものでありましたが、長じては、わざわざやるものでございます。
英語で学校のことを「Scholl」といいますが、その語源のギリシア語とのことでありまして、「ヒマ」という意味がそもそもの学校の意味だそうでございます。
つまり、学ぶのはヒマの在る人が行うもんでありまして、朝起きればトーストと厚切りハムからし付きを口の中に放り込んであたふたと駅に向かったり、レンジで牛乳をチンして昨日の夕食の残りを暖めたりするわたくしどもが行うものではないものなのでございます。
昼寝をしたり喫茶店でだべったり、外回りと称して、購買と称して、○○説明会と称して、業者との説明会と称して漫画喫茶にいりびったりして、あれこれと忙しいことこのうえないのに、お勉強なのでございます。
ですから、お勉強というのは、しち面倒くさくてあたりまえのものなのでございます。
遠い古のギリシアでは、元は、暇な人が学校に行ってお勉強をするものだったのでございます。
忙しいわたくしたちにとっては、やはり困難なものといってもよいのでございます。
大変なことをしている、そういう風に自己の学習環境を見てくださればと存じます。
無理に無理を重ねれば、破綻するのは必定でございます。
ですから、まずはお勉強を無理にしないことが、独学のポイントであるかと思います。
無理でないところから始めて、徐々に身体を慣らしていく、生活とお勉強の折り合いを付けていくというのが、スタートアップにはよいかと存じます。
爪に火を点してゼニ儲けはできますが、お勉強は即断に否になってやめるのが落ちでございます。
こんなに少しでいいのかな、くらいの分量から進めていくことをお勧めする次第でございます。

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