感情とお勉強は密接に関係がございます。
たとえばでございますが、感情面でいらいらしていると、物の数さえ数えることができません。
あの憎いアンチクショウめ!と、いやな上司や配偶者の顔を思い浮かべながら、財布の小銭を数えてみてください。
おそらく、何回も数え直す羽目に陥ることでありましょう。
何かで心がとらわれていると、得てして眼前の作業はうまくいかないのでございます。
パソコンの入力作業然り、料理然り、計算然りでございます。
ですから、心中を落ち着かせる、平静な状態になることが作業の大前提となってございます。
いらいら・あくせくは失敗の元でございます。逆にいうなら、そんな状態ならやらない方が良いとさえいうことができるのでございます。
お勉強においても、いらいらしていたりむしゃくしゃしていたりすると、ひとつもテキスト文言は頭に入っていきませんし、問題集の簡単な問題さえ間違ってしまうことでしょう。
もちろん、憶えることなど全く不可能ででございます。
ですから、ますますいらだったりがっかりして、お勉強の能率は悪くなっていくのでございます。
いわゆる、泥沼といわれるものでございます。
お勉強をうまく運ぶコツは、うまくいかせようとする積極策よりも、うまくいかない要因を取り除く消極的な方策の方が問題を解決することが多くなってございます。
そのうちのひとつに、お勉強時の感情問題があるのでございます。
お勉強はお勉強時間のみの話ではなく、お勉強の前の時間に何をしていたかで影響を大きく受けてしまうことに、意を払ってくださればと存じます。
うざったいことや嫌な作業はお勉強の前にしないことでございます。
嫌な感情に支配されると、その分だけお勉強の能率は低下いたします。やるなら、お勉強をある程度済ませてから、嫌な作業に向かうことでございます。
お勉強の成否を分ける記憶も、感情の影響を色濃く受けるものでございます。
いくら憶えようとしても、心が塞いでおりますと、記憶の着床は宜しくございません。
また、テレビやラジオ、その他雑誌の記事や邪魔なBGMを流しておりましても、記憶の邪魔になってしまいます。
基本的にそれらは、他人の関心を買って何ぼの世界でありますから、あの手この手で注目を引き付けようと躍起でございます。
リズムやらフレーズやら、それらにどのような意図が込められているか、ヒマなときにでもお考えくださればと存じます。
いうなれば、それらはお勉強の大敵でございます。読むな見るなとはいいませんが、低俗なものはお控えくださればと存じます。
また、お勉強の30分前にはお目を通さない方がよろしいかと存じます。
わたくしも、何か集中してやらないといけない前には、アレでアレなサイトを覗いたり、漫画や雑誌を読まないようになりました。
そちらの方が楽に、負担少なく作業を遂行できることがわかったからでございます。
気分よく進めるのが最上ではあります。とはいえ、なかなかにそのようなお勉強の機会は少ないかと存じます。
ですから、気を悪くしてやらないこと、気が悪い状態でやらないように心がけることが、事前の道であるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年12月16日 11:17 AM |
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以下については、記憶についてのたわごと、私見の類でございます。
お目汚し、読み流しの程、お願いいたします。
若い自分というのは覚えが良いといわれます。その通りであるかと存じます。一方で年齢を経る分、覚えというのは悪くなっていくものでございます。
なぜ悪くなっていくかというと、頭の中にはもう既に、たくさんの記憶が詰まっているから、といわれてございます。
たくさんはいっているから、新しく入る空きがない、というわけでございます。
身近にあるパソコン内部にあるハードディスク(HDD)と同じ理屈でございます。
データがいっぱいになると書き込めないのと同様の理が、脳にもあるかと存じます。
とはいえ、人体は機械ではありませんから、HDDのように明確に記憶できるかどうかの容量の境目はございません。
意欲と努力次第で、記憶の容量と全体的なキャパシティーを増やすことはできるかと存じます。
ただ、要らない記憶がないほうが覚えは良いというのは、実感的にお分かりいただけるかと存じます。
年を取ってからの記憶作業というのは、まずは、記憶のスペース作りから始めたらよろしいかと存じます。
HDDがいっぱいになれば要らないデータを消去しますように、わたくしたちも覚えが悪いと感じるときは、覚える空間や余地を作ることから始めてみるわけでございます。
忘れても良いこと、というのは意外にたくさんございます。
何でこんな(くだらない)こと憶えているんだろう、ということは多々ございます。
そういったときは、安心して、「忘れてもよい」と思ったり、釘を刺してみたりして、意識するでございます。
わたくしたちは機械ではありませんので、「わーすれた」と思っても忘れられるものではありませんが、心なしか、頭の中はすっきりする気がするものでございます。
たとえば、昔読んだ漫画やテレビの筋を頭に溜め込んでおくよりも、さっさと忘れて新しいものを入れていくべきでございましょう。
また、恨み辛みの類などは、思い返して記憶を新たにするよりも、さっさと忘れてその分だけ、脳の記憶領域を増やしたほうが、心身的にもよろしいものがあるかと存じます。
くだらないことは忘れていけば良いのでございます。
また、忘れるといっても、脳科学の本によりますと、先ほどのHDDのように、記憶というのは奥深いところに貯蔵されるだけとのことなので、完全に忘れきるというわけではないようでございます。
いうなれば、忘れたといっても完全になくなるわけでもなく、機会があれば思い出すことができるというわけでございます。
パソコンの例でいうなら、外付けのHDDに焼くのではなく、DVDなどの光学メディアに保存する理でございます。
忘れきるにはもったいない記憶は、保存しておけるわけでございます。
わたくしたちは過去に生きるものではございません。
要らないことや無用なことはどんどん忘れて、常に新しい脳の状態に居たいものでございます。
よく憶えるとは、よく忘れることでもあるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年12月15日 11:32 AM |
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お勉強は頭を酷使いたします。
ですから、頭で消費するエネルギー源の補給には、口を酸っぱくしていって参りました。
頭のエネルギー源は何かと申しますと、糖分でございます。
糖分といっても砂糖を舐めるわけではありません。そう、お菓子さんの出番でございます。
腹が減っては戦さはできぬ、の古人の言に倣い、わたくしたちは、お菓子が切れれば勉強できぬを合言葉にしてきたわけでございます。
しかしながら、お菓子の食べすぎは、これはこれで害があるのでございます。
食べ過ぎの原因となるが、常食でございます。
お勉強のときだけ、お菓子を解禁すれば良いのに、その他の時間機会に大いにお菓子を解禁しているように見受けられる人が多くございます。
特にいけないのが、小腹が減ったからといって、甘いものをつまむ行為でございます。
実に、これはよろしくございません。その影響は、如実にお腹周りに現われるかと存じます。
小腹をお菓子で埋めてはいけない、この注意だけはお守りくださればと存じます。
さて、では、小腹をどうしたらいいかでございます。
小腹を埋めるのは何かを食べればいいのですが、何が良いかというわけです。
しんしんと冷え込んでくる今日この頃でございます。暖かいものがいいのはいうまでもないかと存じます。
暖かくて軽くて満腹感もあるものというのは、意外に数がすくのうございます。
ごはんでお茶漬けさらさらといくのも良いかもしれませんが、ご飯類は眠くなるというデメリットがございます。
そこで、麺類の出番となるわけですが、カップ麺はよろしくございません。
インスタントラーメンは手軽で暖かくてお腹にもたまるのですが、そのカロリーと胸焼け具合、何よりその塩っ気が身体を蝕むことこのうえありません。
午前0時過ぎに食べれば、如実に不健康さを享受できるかと存じます。
では、何が良いかといいますと、おそばでございます。
手間がかかりそう、とお思いの方も居られるかと存じます。
しかし、このおそば、昨今では実に簡単に、本当にインスタントラーメン並みに手軽に作れてしまうのでございます。
おそば自体は、スーパーで売っていますので、何軒か回って質の良いおそばを入手して下ればと存じます。店によってそばの品質は全く違ってきます。
安くておいしいそばを仕入れている店は、それだけで通う価値のあるものでございます。
さて、おそばの汁をどうするかでありますが、市販されている液体の煮物の元や昆布だしの元が、実に良い働きをするのでございます。
お湯で薄めて塩やらしょう油で味付けすれば、全く好みの「汁」に仕上がります。
わたくしは、甘めの汁が好きなので、砂糖とみりんを加えます。
そこに、ちくわやらごぼ天やまる天などを切って入れ(わたくしは手でちぎっていれています。)、そこにネギをキッチンバサミで切って入れれば、もう完成間近。
あとは水で軽く洗ったおそばを入れて煮立たせるだけでございます。
ぐつぐついってきたら七味としょうがを入れて、できあがり〜というわけでございます。
ものの5分とかかりません。
わたくし、この2〜3年、インスタントラーメンを食べていませんが、コスト的にも手間的にも、上記のようにおそばが作れるようになったからでございます。
おそばは温かいし、消化にもよく、また、七味が眠気覚ましにもなります。汁の飲みすぎに注意すれば、塩分の気になる方にも安心でございます。
具も工夫すれば、ぐっとおいしくなります。おすすめはきのこ類・しいたけ類で、最高のだしが取れます。
コスト的にも、インスタントラーメンに較べれば、如実に安いかと存じます。
作ってみれば、おそばというのは本当に簡単でおいしいものが頂けます。
おそばを生活に組み込んで、お菓子の食べすぎを阻止してくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年12月12日 10:15 AM |
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