独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

教科書風テキスト

基本的に、テキストとは読み難いものでございます。
というのも、誰かの教授・授業を前提に作っているテキストが多いからでございます。
そして、それらを無思考でコピー・ぱくったテキストが後を続きますから、こうしたテキストがますます流布されていくのでございます。
わたくしは、授業用向けに作られているテキストを「教科書風テキスト」と読んでいる次第でございます。
つまり、そのテキストは、内容が誰かに補足され、例証され、例えを述べられ、多少冗談交じりの解説が加わって、最大の効果が発揮されるように作られているのでございます。
逆にいえば、教科書風テキストは、それらのものがない場合は、実に読み難いといえるのでございます。
教科書風テキストを普通の感覚で1ページ目から、いくら真剣に読んでいっても、よくて10ページ、根気のある人でも30ページで読みは止まってしまうことでしょう。
なんなれば、テキストの記述は「誰かの補足」あってこそ完全になるものでございます。
多少の前提知識や経験等がなければ、到底読みえないものになっているのでございます。
即ち、意図的に何らかの記述が省かれているからでございます。
そんな穴ぽこだらけの文章を読んでいくと、1時間で脳はオーバーヒートすることでしょう。
また、テキストには初心者にはわからない、理解不能の用語・語句で埋まっております。
そして、テキストを読むようになるには、ごいに慣れる必要もございます。さらに骨が折れることでしょう。
ますますもって、テキストとは読み難いものであることをご理解いただければと存じます。
わたくしたちは、独学で進めますから、こうした教科書風テキストからは距離を取るほうがよろしいかと存じます。
わたくしたちが必要とするのは、独学に適したテキストでありまして、それは、探さなければ見つからない代物でございます。
また、教科書風テキストとはいえ、いろいろ補足説明があったりして、独学の用にも絶えうるものも当然ございます。
そうした、独学でもできそうなテキストを買うことが教材選択の要でありまして、有名どこだからとか、たくさん積まれているとか、人気があるからで買ってはいけないのでございます。
独学とは頼りになるのは自分のみでございます。
最初から何かを頼っていては早晩、ちょっとした困難で根を上げるのではないかと考える次第でございます。
テキストを探す努力は、独学で行く以上は省かぬようにお願いする次第でございます。
ま、経験者なら多少手間をかけて探しても、必ずあとで功徳が返ってくることを知ってございます。
至らぬテキストでのお勉強ほど、骨の折れるもの、徒労の多いものもございません。
結局、探して自分に適したものを使うのが効率的であることをご理解いただければと存じます。

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お菓子太り

酒太り、ビール腹などはよく耳にするかと存じます。
しかし、お菓子太りというのは、それほど聞かないかと思います。それは、症例が少ないからでございますが、確実に存在する太り方でございます。
お勉強というのは、頭を使います。そのため、どうしても糖(エネルギー)をたくさん消費するものでございます。
少し甘いものがあるだけで、テキストを読むページ数や解ける問題量、また、理解量と理解度は異なってまいります。
頭がぼうっとするときに、飴でも食べるだけで、元気とやる気、活力は変わってくるものでございます。
ですから、甘いものがあれば、ついつい手が伸びてしまう習慣が出来上がってしまうのでございます。
甘いものなんて食べないよ、という人ほど、危険でございます。
わたしもかつてはそうでありましうた。
なにせ、板チョコ1枚が数ヶ月以上冷蔵庫に入っており、年末の大掃除に怖くなって捨てたことがあるほど、甘いものとは無縁だったのでございます。
しかしいまや、板チョコなどは30センチ以内に置いておくと危険な食べ物となるくらいにまで、ぱくぱくと食べてしまうようになったのでございます。
今や瞬速で一枚がなくなります。
恐ろしいのは、お勉強中であれば摂った甘味は脳みそでバリバリと使われるのですが、それ以外のときでございます。
特に何にもしていないのに、ついつい、一口もう一口と相成っている次第でございます。
前年、ぽっちゃりしたねといわれたのは、お菓子太りであることに気付き、少し控えている今日この頃でございます。
甘いものは身近に置かない、戸棚の奥にしまう、小分けして小皿に盛る、袋後と食べないなどを徹底すると、お菓子の食べ過ぎはだいぶ阻止できることをご報告したく存じます。
また、一口は少しでも、口数が増えれば結果的にたくさんのお菓子を食べてしまうことに相成ります。
食べる時間を前もって決めておくのも良いでしょう。
そして、お菓子良店から足を遠のけることも必要であるかと存じます。
悪魔のように、良いお菓子を低価格で提供するお店というのは、探せばあるのですが、ついつい多く買い込んで食べてしまうという卑劣で極悪な罠がございます。
どうしてもたくさん買ってしまう人は、その店の前を通りかかったら目をつぶっていくことを推奨いたします。
そして、多少割高となっても普通のお店で少しを買うのが良いかと存じます。
過ぎたるは及ばざるが如し、と申します。
いくらお菓子でお勉強の能率が良くなっても、かつてのズボンが穿けなくなったら、健康は赤信号になってございます。
逆にいえば、健康を削ってお勉強をしているわけでございます。
お菓子太りにご用心と、声を大きくして注意を喚起したいわたくしでございます。

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ここまでやる

のんべんだらりと過ごすのは、晩酌のときなど、休みのとき、リラックスするときでございます。
しかし、お勉強のときは真逆でございます。
しっかりと自分がどこまでするかを決めておくべきなのでございます。
というのも、人はゴールが見えていないとだらけるからでありまして、緊張感は2年越しの下着のようにゆるゆるよれよれになるものでございます。
ゴールを決めておいた方が、お勉強の進みはよろしいかと存じます。
一度お試しくださればと存じます。
今日はこれこれとメモに書いてお勉強するのと、何も考えず漫然とテキストと問題集を開いたときの進捗の差を実感して欲しく存じます。
気合一直線に、さあ、やるぞと気負って手当たり次第にお勉強することを否定は致しませんが、簡単に今日やるべきことをさらさらとメモ書きしていたほうが、張り合いになることは必定でございます。
また、今日はこれとこれ、とあらかじめ決まっておれば、時間配分もうまくつけることが可能となります。
たとえば、お勉強の最初の方に、自分の苦手とする科目やいやな作業を済ませてしまい、大目の休憩を取って、後はたらたらと復習や確認に時間を当てるといった過ごし方も可能となることでありましょう。
逆に、何にも決めていないと意外に疲れるものでして、そのうえ、進みは遅く作業量も少ないのでございます。
というのも、ひとつ済ましてヤレヤレとした時点で、緊張感は解きほぐれてしまうためでございます。
終わった、ふうとため息ひとつした後で、じゃ次は○○をしていくかな、とは強く思えないかと存じます。
いうなれば、買い物メモの要領であるかと存じます。
何を買うか決めずにスーパーに行ったときは、ぐるぐる売り場を一回りした挙句、余分なもの、いらないもの、特に欲しくはないものをちょこまかと籠に入れてしまうものでございます。
このとき、メモに買うものを書いておくと、無駄なものを買う機会も少なくなるかと存じます。何より、買うに迷う時間をセーブできるのがよろしいかと存じます。
さっさっさと売り場に移動できるかと存じます。
特に100円ショップに行くときなどは、あらかじめメモっておくことをお勧めいたします。半分はいらないと疑ってかからないと本当に無駄遣い致します。
今日何をするかをメモに書き出しておくだけで能率は変わっていきますし、また、メモのひとつを消化するごとに終了のファンファーレが鳴りますので、励みにもなって参ります。
今日のめやすを作ってから、お勉強に臨んでも時間の浪費でも遅くもないことをご理解いただければと存じます。

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