独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

身体メモリ

右を向いても左を見ても、ウイルス・ウイルスでございます。ブルース・ウィリスもびっくりでございます。
ウイルスといえば、昨今の新型ウイルスエンザでございますが、ひっそりと猛威を振るっているウイルスがございます。
それはパソコンのウイルスで、通称、GENOウイルスと申します。
このウイルスにパソコンが感染すると各種パスワード・暗証番号が抜かれてしまいます。感染の度合いも強いため、現在、ネットワークでは猛威を振るってございます。
「GENOウィルス初心者用まとめ・ミラーサイト(http://www20.atwiki.jp/gegegeno2/pages/1.html)」等を参照し、必ずお使いのパソコンの感染の有無を調べてほしく存じます。
このウイルスは、普通の人の普通の用途(サイトを見るだけ)で感染してしまうので、「必ず」確認をばお願いする次第でございます。
さて、新型インフルエンザでございますが、日本感染症学会の緊急提言がございました。
ざっと読んだだけですが、新型のインフルエンザも、数年たてば季節性の、変な表現ですが、普通のインフルエンザになるとのことでございます。
そして、季節性インフルエンザになったら、大概の人は1回は患うとのことでございます。
新型怖い怖いといっていても、最終的には皆罹るとのことですので、過度に不安になったり心配しないようにとのことでございます。
また、今回の新型インフルエンザは、通常のインフルエンザ同様に、ウイルスに感染したら即発祥するわけでもなく、また、罹ったらすぐに重症になるわけではないことでございます。
インフルエンザが恐ろしいのは、糖尿病患者や妊婦、老人、病人けが人といった、抵抗力が落ちている人にとってでございます。合併症を引きこして重篤になるからでございます。
インフルエンザそのものには、それほどの毒性がないことを頭の片隅に置いていてくださればと存じます。
インフルエンザ対策としては、通常のインフルエンザ同様に、手洗い・マスク・うがいとのことでございます。できることはやって、感染の予防と拡大の阻止を図りたく存じます。
ちなみに、現在、新型インフルエンザに罹る多くの人は、青年層・若年層でございますが、これは、各種ウイルスのメモリが少ないから罹りやすいとのことでございます。
つまり、中年層であれば、過去、幾多のウイルスにまみれて来たために大量のウイルスメモリ(記録)が蓄えられており、新型といえども対抗できるとのことでございます。隣で寝ている人の顔を見るだけで様々のウイルス記録が出来そうでございます。
さてさて、お勉強のことでございます。
お勉強におきましても、メモリというものを否定するわけには行かないかと思います。
メモリというのは、記憶という直接的なものではなくて、身体に憶え込ませるものと考えてくださればと存じます。
わたくしは、1時間やった人よりも2時間、2時間やった人よりも3時間の人が断然に有利であると考えるものでございます。
というのも、勉強したことが身体のメモリとして蓄えられていると見るからでございます。
本試験という緊張する状況に追い込まれますと、頭の記憶は意外に脆いもので、簡単に錯綜したり混沌しだすのでございます。
反面、身体の記憶はしっかりしたもので、(なあんかこういう問題を解いた気がするなあ)と感じて下した解答は、高い正解率を誇るものでございます。
皆様方には、頭の記憶とは別の、身体のメモリというものがあると仮定して欲しく存じます。
憶えるとは頭だけの専売特許ではなく、身体でも憶えて行っているのでございます。
いうなれば、多少頭から記憶が抜け落ちていても、やったことは身体の方にしっかり蓄えられているのでございます。
忘れたからといって、即、徒労になるわけではないのでございます。
忘れてしまった・憶えられないからと過度に気を落とすことなく、たんたんと目の前のことをこなしていってくださればと存じます。

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期間方式

ひとつやふたつのことなら、今すぐにでも憶えられることがかのうでございます。
わたくしたちの脳には、ごく短い間のみですが、すぐに憶えることのできる機能があるからでございます。
今日の朝に何を食べたかくらいは、憶えられるものでございます。
しかしながら、多くのことはすぐには憶えられないのでございます。
今日・明日中までに大量のことを憶えようとするのは、実に大変で手間のかかる作業でございます。
そのうえ、効果の程もそれほどございません。
力づくで憶えたとしても、本試験の日までには大方を忘れてしまっていることでしょう。
わたくしたちには、本試験というその日までの期限を有していることを忘れてはなりません。
いうなれば、本試験の日までに、完全に憶えてしまえばいいわけでございます。
逆に言えば、本試験以外のときは、憶えていなくても、忘れてしまってもよいのでございます。
ただ、本試験という本番のときにさえ、きっちり憶えてすぐに思い出せる状態になっておけばよいのでございます。
試験勉強におきましては、大量のことを憶えておかねばなりません。
たとえば、表やリスト、一覧表をまるっと憶えておかないと、1点取れなかったり選択肢の選択に致命的な障害を及ぼしたり致します。
そのほか、表現が硬くて読み難いわかり難い定義を、いくつも頭の中に納めていかねばなりません。
こうしたものは、いちどきに、すぐに憶えようとするよりも、3日なら3日、1週間なら1週間とある程度の時間を見て憶えていくのがよろしいかと存じます。
最初の1日目あたりは、何がどれだけあるかの把握に努め、2日目では特に憶えていなければならない重要事項や頻出事項のみを憶えようとします。
それ以降は、そのほかのものを付け足すように憶えていきます。もちろん、重要・頻出事項の再記憶を欠かしません。
そうこうして、全体の記憶が出来上がってきたら、全部をまるっと思い出せるように、記憶の弱いところは補強したり、ごろ合わせを作って思い出しやすくします。
これは一例ですが、すぐに憶えないととあたふたするよりかは、しっかり頭の中に入っていくかと思います。
とても憶えられない!というものでも、合格者の人は憶えたわけでございます。
いうなれば、合格者の数だけ憶えられた人がいるわけですから、平均的なわたくしたちができないはずがないのでございます。
憶えるのは一本槍・一本調子ではいけません。
ある程度時間を取って、自己流の工夫を重ねくださればと存じます。

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好きになる努力

お勉強といいますのは、決して面白いものではないものでございます。
何しろ、これまで聞いたことのない語句や用語を、頭の中に入れていかなければならないからでございます。
時折、楽しくなってくることはありますが、それはお勉強開始後、ある程度時間が経過して、なおかつ、穏当な努力をしてきた人にのみ訪れるものでありまして、最初からアハハと笑い転げてやれるものではない次第でございます。
しかしながら、数ヶ月以上は続くお勉強に対しまして、ずーと(つまらんのう)、(めんどくさいなあ)、(かったるいなあ)、(いやだな)云々と思い続けるのも、賢明ではないかと存じます。
といいますのも、義務感やマイナスの感情からのお勉強は、心理的な負担を倍増させるからでございます。
同じひとつのことをやるにも、克己と葛藤の後に行えば、近いうちにやる気や意欲は蒸発してしまうことでありましょう。
同じやるなら、楽しくやるべきなのでございます。
そこで、わたくしたちは、高度に頭を働かせなければいけないのでございます。
古人は、どうしてあんな悪妻を娶っているのかと聞かれ、「ああいう(ひどい)人と一緒に居ると、どんな人とでも付き合っていけるからね」と答えたと申します。
世に名高い、悪妻は君を哲学者にする、でございます。
どんな嫌なことでも、めんどくさい作業の中でも、ひとつくらいは、宝石のように輝く「利」なるものがございます。
難解なテキストを読まねばならなくても、それは、難解な文章を読見通す練習、心の免疫を作っている過程になるかもしれないのでございます。
詐欺まがいの話に引っかかり、さあ、契約書に捺印をと来たときに、よく読んでと答えることができましょう。
よくよく読んでみれば、まったく得にならない話で、来るべき損失を回避できるかもしれません。
たくさんの専門用語や語句を覚えないといけないのは、語彙を増やす練習にもなるのでございます。
人間、語彙が豊かであるほど、良く考え物を見通すことができます。下手な口説き文句、セールストークなどにびくともしなくなるものでございます。
お勉強では、たくさんの問題を解かねばなりませんが、それこそ要領よく事物を裁く練習に、過去問を解くのは、過去の事例を良く調べる訓練になっているかもしれないのでございます。
役に立たないと思うことが、実はとても役に立つことがあるのでございます。
今目の前でやっていることを、あの手この手、ああいう見方こういう視点から、見て行くことをお勧めするものでございます。
こういう利点があるな、とでも思うことができれば、多少、やっていることが好きになるものでございます。
決して無駄・徒労ばかりではありません。
かの古人のように、悪妻すら肯定してしまう知恵が求められているのでございます。

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