本日のススメは、りんごについての個人的な雑考でございます。
お目汚しの程、ご了承くださるようにお願いする次第でございます。
さて、わたくしは、あまり果物を食べないのでございます。ほとんど、といっても過言ではないかと存じます。
貰い物を頂くか、お見舞いに行った際にむしゃむしゃと食べるのが関の山でありまして、自分から食べるというようなことはないのでございます。
近年の数年は、果物とはほとんど縁のない生活でございました。
しかし、先日のことでございます。スーパーに行った際に、りんごに目が行ったのでございます。
値段は1個78円。傷物や虫食いといった規格外のりんごがお安く売られていたのでございます。
憐憫の情が湧いたといいましょうか、虫の知らせといいましょうか、ふと手にしてレジへ向かったわたくしでございます。
しかし、もとよりあまり果物を食しないわたくしでございます。
同時に買った板チョコや菓子パンは瞬く間になくなったのに、りんごだけは2日、3日とかごの中に残っていたのでございます。
痛むともったいないからと、意を決して食べたところ、りんごのみずみずしさにムシャムシャと丸ごとひとつをあっという間に平らげた次第でございます。
バターやカカオの甘さに慣れきった舌が、果物のみずみずしさに驚き慌てふためいたのでございます。
りんごにかじりつきながら、果物の甘さに盲点であった己の不明に、臍を噛んだ次第でございます。
りんごは健康にいいと申しますが、その一端を感じたのは、倍増する便通でございます。
わたくしは一応快便だと自負していたのですが、とにかく大きい方の用が増えたのは事実でございます。
「あれ、朝トイレにいったのにおかしい?!」「むむむ」といいつつ、何度トイレに向かったことでありましょう。
用の最中もほとんど力まず、スムーズなトイレとなった次第でございます。
そして、なんといいましょうか、りんごを食べたあとの数日は作業量が増えるというか、元気が出るというか、普段の1割くらいは余分に作業ができるように思います。
また、二日酔いになりにくかったり、影響が弱まったりと、まじまじとりんごのパワーを体感した次第でございます。
りんごを食べると身体が喜んでいるような感じのするわたくしでございます。
女性の方は、何やかんやで果物に親しむ機会が多いかと存じますが、問題は男性でございます。
ほとんど、かつてのわたしのように、果物を食べないのではないかと考えます。しかしそれは、大いに損をこいているとお考えくださればと存じます。
今、旬はリンゴでございます。帰りがけに、お勉強のお供としてりんごを買って帰って見てくださればと存じます。
意外にむしゃむしゃ食べられるので、くすり兼お勉強の栄養補給にご用立てくださればと存じます。
最後にりんごネタをひとつ。
「生産者の間では広く知られているが、5月〜6月に摘果した直径3cm程度の未熟果の一部は、秋まで土の上で腐らず残っている。この成分はポリフェノールの一種が関係していることが研究の結果明らかになった。」(wikipediaーリンゴ)
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年2月3日 11:13 AM |
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先日のことでございます。
あるお笑いコンビの片割れが監督・制作した映画を見たのでございます。
映画の内容は、作者の笑いの世界観をまさにそのまま出したものでありまして、見ていて辛いものがありました。
ダメだなあという感想を以って、その映画は終わったのでございます。
つくづく、彼の笑いというのは、ツッコミの相方がいてこそ成立するものであるのだなあ、と思った次第でございます。
その映画は、いうなればボケ役たる彼のボケのみで構成されておりまして、ツッコミ不在の世界だったのでございます。
ですから、見ていて本当に辛く、30分ずつ切って見た次第でございます。映画館で見たならば、お尻のあたりがむずむずして、厳しい時間を過ごしたかと存じます。
かのお笑いコンビが10年・20年と続いているのも、おそらく、彼らは自分がソロになってもダメなことを身をもって知っているからでありましょう。
ツッコミの方は、ボケ役の彼がいなければ単なるチンピラでしかなく、その言のきつさから早晩、ブラウン管から消えていったことでしょう。
ボケの方は、ツッコミ役の彼がいなければ現実から遊離しすぎて、誰の理解もなく消えていったことでしょう。
2人がそろってこそ、ひとつの完成された笑いとして、ひとつの作品として完結するわけでございます。
名コンビというのは、お互いが補い合うという言葉ではいい尽くせられないものがあるかと存じます。
補うどころの話ではなく、互いが互いを絶対的に必要とするときに、名コンビが出来上がるのだなあと考えた次第でございます。
さて、お勉強についてでございます。
お勉強には、先ほどの例で引いた名コンビまでとはいいませんが、ふたつでひとつのものがございます。
たとえば、好・不調でございます。
お勉強をしていますと調子の良いときがあるかと存じます。
しかし、好調なときというのは、不調のときとセットになっているものでありまして、必ずげんなりした不調の状態に陥るものでございます。
経験からいいまして、好・不調の波は必ずございます。
いいときがあれば絶対的に悪いときが巡って参ります。
ですから、わたくしは、お勉強の好調時には、これが自分の実力なんて考えないようにして、当てにしないのでございます。
不調のとき、調子のよくないときには、これが普通だと思って、いたずらに一喜一憂しないようにしているのでございます。必ずいいときが来ることを知っているからでございます。
何代も続く会社というのは、最盛期のない会社と申します。
いいときがないから社員にボーナスを大判振る舞いをしたことがありませんが、その分、下手な新規事業に手を出せず、本業一筋に営業できたというわけでございます。
業績ががあっと伸びて一躍有名になった会社が、あっという間にぽしゃった例は枚挙に暇がございません。
良いことがあってこそ、悪いことがあるのでございます。正と負、プラスとマイナスでございます。
お勉強の調子がいいときは、スランプに備えるが良いかと存じます。
ウザイ人が周りにいるのであるなら、いい人と出会える可能性がアップしたと思うが良いかと存じます。
こうした生きるうえでの方程式を実感すれば、好・不調の波にもまれることなく、あれこれに目を奪われることなく、着実に目の前のことをこなしていけるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年2月2日 10:11 AM |
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独学では、学習計画を立てることを重視してございます。
計画?!といっても大層なものではありません。
学習計画を立てるとは、びっちりと日程が詰め込まれた、秘書が持つようなスケジュール表やシステム手帳のようなものを作ることではないのでございます。
学習計画は、きちんとした完全なもの、体系的でシステマチックなものでなくても結構です。
学習計画は、この日くらいまでにこれこれの事はしておくかな、程度の把握ができれば用が済むものでございます。
わたくしなどは、カレンダーとメモ用紙くらいが、計画で使う小道具となってございます。
わたくしの学習計画の基本は、あの日までにこれこれを終わらせておくには、今日(今週)(今月)は○○をしておかねばならない、といった形でございます。
いうなれば、目標を先取りして、それを現在に割り引いていくのでございます。
このような先取り型の学習計画を立てると、先のことに多少の見当がつくので、日々やっていることにも方向性と意味づけが生まれてくるものでございます。
学習計画を立てるということは、予定表やスケジュール表を作るというわけではなく、自分が試験勉強全体でどういう位置にいるか、いま何をしているか、何をしていくべきなのかを掴むことにあることをご理解いただければと存じます。
計画で立てたことの多くができなくても、100%完遂できなくても良いのでございます。
できなければできないなりにその理由を考え、新たな学習計画に反映させていけば良いだけの話でございます。
まあ、全くゼロでは困りますが、計画を立てていると何がしらのことはしていくものでございます。
計画をうまく立てられない人は、完全な学習計画を作ろうと足掻いているのではないかと忖度致します。
それは間違いで、学習計画など適当で良いのでございます。
学習計画は、大雑把なもので良いのでございます。
お勉強で重要なのは、頻出事項や基礎・基本をしっかりと身につけることでありまして、学習計画の出来・不出来などは二の次・三の次でございます。
学習計画について取り違えている人は、(ちゃんとした学習計画を立てなければ)言葉を濁すうちに、日数を浪費していきます。
そうこうするうちに本試験が近づいてしまい、結果的に闇雲な試験勉強で本試験に臨む羽目に至るのでございます。そして、不合格という残念な結果に至るのでございます。
お勉強に較べれば、計画を立てることは全く楽な作業になるかと考えます。
無闇矢鱈にお勉強に突撃するよりかは、あれこれと先のことを考える機会となる学習計画をはさんだ方が、ずっとうまく事が運ぶかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年1月30日 11:06 AM |
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