独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

かかる時間を計測し

先だってのススメで申し上げました、ストップウオッチの続きでございます。
わたくしたちは、いまやテレビや雑誌・漫画で時間を使うのではなく、ネット・パソコンの前で使うことが多くなっているから、フリーソフトのストップウオッチをダウンロードして、どれだけネット・パソコンに時間を費やしているかを調べ管理し、時間の捻出を図ろうではないかという趣旨でございました。
いいと思ったことは、できるだけやってみる、他のところでも応用してみようとするわたくしでございます。
今回、実際にストップウオッチを買ってきて、実生活に応用してみたのでございます。
使ってみた結果なのですが、ストップウオッチで正確な時間をしてみると、その実情がくっきりするものでございます。
わたくしは今、英語の原書に挑戦しているのですが、その読みにどれだけ時間がかかっているかを計測してみたのでございます。
すると、2ページ読むのに、大概、1時間以上の時間を使っていることが判明したのでございます。
改めて、客観的で揺るぎない時間を前にすると、情報量と時間の関係があまりに非効率的であると考えた次第でございます。改善の余地あり過ぎと思ったのでございます。
以前までは、勉強になった感があったのでございます。こんなもんだよね、と思っていたのでございます。
しかし、実際の時間、確かで客観的な時間に直してみると、いかにこの読み方に無駄が多いか、逆に言えば、無駄が含まれているかと知った次第でございます。
それ以後は、辞書の使用を控え、1ページに1回、どうしてもその単語を意味を知らなければならないものだけに、辞書を引くようになった次第でございます。
そうしてみると、2ページを20分くらいで読めるようになり、まあ、節々の細かな単語の意味はわからないにせよ、大意は掴めるようになったのでございます。
ストップウオッチで時間を計ってみなければ、ずーと勉強した感のみがある読書になったとぞっとした次第でございます。
今回の経験から、時間の意識は磨けば磨くほどいい、という気を強めた次第でございます。
たとえば、10分という時間があれば、何ができるでしょうか。
うーん、10分じゃ何もだなあ、と考えているのは、時間意識のない証拠でございます。
たまったメールの返信は2通はできますし、ご飯も炊けます、洗濯機を動かすこともできます、要らない紙ごみをゴミ袋に叩き込めます、タオルをたためます、靴の汚れをさっとぬぐえます、鞄と財布の整理ができます、玄関の軽い整理と掃き掃除などなど、10分あれば、意外に多くのことができるのでございます。
生活の中のあれこれの雑作業をストップウオッチで一度、計測してみることをお勧めする次第でございます。
10分でできること、15分でできることをストックしておと、時間は更に有効に、無駄なく使っていけるかと存じます。
時間について知れば知るほど、意味もなくだらだらすることがなくなるかと思います。
また、やるべきことをやった後の方が、本当にのんびりできるものでございます。
ストップウオッチは、お勉強にも用いますので、全く損はないかと考えます。
ストップウオッチを上手に使って、新たな時間の捻出をお計りくださればと存じます。

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何かを書いておく

独学とは、その名の通りに、孤独な勉強方法でございます。
講師や教師の方は居ませんし、教材も自ら足を運んで探求していかなければいけません。
ですから、その他のことで頼りになる人であっても、たとえば、電球を取り替えてといわれれば嬉々として取り替える人・ボタンが取れた、Yシャツネクタイを見た立ててくれといわれればニコニコする人であっても、殊、お勉強ともなればおれにわたしに聞くなよという態度を見せるのでございます。
さもありなんでございましょう。
なんたって当事者であるあなたですら、ほんの1週間前は知らなかったことでございます。
他の人がわかるわけがないのでございます。
ま、嫌われたくないなら、他人にとってはどうでもいい質問をしないことかと存じます。
ですから、お勉強上の問題はやすやすと人に聞けず、己自身の力で解消していくことのなるのでございます。
さて、では、お勉強上の問題をどうやって解決するかでございます。
まず、おさえておきたいのは、わたくしたちには本試験までの期限があることでございます。
その日までに解決できればいいのでございます。
ですから、解決までには時間があるとお考えくださればと存じます。
お勉強上の大概の問題は、時間をかけてみていけば解決するものの方が多くなってございます。
逆に言えば、わからないからといって、そこに拘泥してもなかなか解決には向かわないのでございます。
また、お勉強の問題点というのは、本試験その日までに解決できないものが2〜3個ほど不可避的に出てまいります。
たとえば、マスターするのにもの凄く時間と手間を投入しなければいけないが、1問出るかでないわからない箇所などは、解決できない問題の筆頭でありましょう。
そんなものは、うっちゃて捨て問にしたら良いわけであります。いざとなれば、捨てることもできることに気付いておれば、もっと問題解決は気楽になるかと存じます。
では、時間をかけるとはどういうことかというわけでございます。
それは、後々で見直す、やり直すことを前提に、今のお勉強を執り行っていくことでございます。
テキストや問題集を読んだり解いたりしているときに、神妙な顔をしてじっとしていないでしょうか。
わたくしが薦めますのは、とにかく何かを書いていくことでございます。
コメントメモアンダーラインの類で、自分がここを勉強している、ここがわからないという印を残しておくことでございます。
お勉強ではちょっとしたコメントやメモが、当時の記憶を呼び覚ます鍵となっております。
後々で、少しの書き込みが考えるヒントや突破口、暗記記憶の手助けになるものでございます。
何も書かず真っ白のままでは、そのお勉強の努力もすっきりさっぱり消えていくものでございます。
何かを書き残しておくこと、それが独学を進めるコツであるかと存じます。
さて、注意点をひとつ。
当サイトでも述べていますが、書き込むのはテキストか、問題集・過去問の解説部分にのみでございます。
問題集や過去問の問題文には何ひとつ、線一つですら書いてはいけません。後々のヒントを書いてしまうと、今後の問題演習の効果を下げてしまいます。
書き込む先だけはご注意くださればと存じます。

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デジタル監視

お勉強時間を捻出するには、だらだらとした時間、惰性で行っている時間を見つけて、それらの時間をお勉強に活用すべしと申し上げました。
では、こうしただらだら時間・ぐずぐず時間はどのようなものがあるかといいますと、テレビを見ている時間、新聞・雑誌、フリーペーパー、漫画などを見る時間と申しました。
しかし、いまや、これらの時間に、ネットの時間を入れなければならなくなっているように考える次第でございます。
わたくしはこれまでテレビ無しの生活で来ましたので、テレビ無しの生活にそれほど違和感はないのでございますが、最近、とみにテレビを見なくなった人が身の回りに出てきたのでございます。
特に、ご婦人の方に多くなったかなと実感する次第でございます。
以前では、月9がどうだとか、新番組のキャスティングが何だかんだ、春や秋のドラマの女優がどうだとか、すずめの如くお話して居られたご婦人方が、ぱったりとそうしたことを話さなくなってきたのでございます。
なぜかと聞いてみますと、「つまらないから見ない」と切り捨てられた次第でございます。
それどころか、テレビをつけてすらいないともいっておりました。テレビをつけていると、目ざわり耳障りで余計に落ち着かないから、消すといった次第でございます。
わたくしはまじまじと、テレビは100%衰退すると感じ取ったのでありました。
文化・文芸・芸能において、女性に見捨てられたものは、絶対に衰退し滅びるのでございます。
お茶やお花は、今でも女性のお稽古として不動の地位がございます。しかし、歴史を紐解けば、茶道・華道といっしょに、香道もございました。
お香はいまや、生活グッズとして生き残っているだけで、それが道であり、日本の伝統文化であることも知らない人の方が多いかと存じます。
歌舞伎が現在でも伝統芸として生き残っているのは、女性のファンを獲得したからでございます。公演の観客の性別をお眺めくださればと存じます。
逆に、男性のファンが多いものは無くなります。野球は消えるでしょう。女子プロレスは男性ファンが多くなって潰れました。
では、かつてテレビの前にいた女性方がどこに向かっているかといいますと、インターネット・パソコンの前の世界なのでございます。
いまや、わたくしたちの多くはテレビや雑誌に時間を取られているのではなく、インターネット・パソコンに取られている時代なのでございます。
ですから、勉強時間を捻出するには、パソコンの前の時間をしっかり管理する必要が出てきているのでございます。
では、どう管理すればいいかといいますと、フリーソフトのストップウオッチをダウンロードすることを推奨する次第でございます。
ストップウオッチに大差はありませんので、ソフトは何でもよろしいかと存じます。
そして、パソコンの前に座って、仕事や作業以外のことで使うときの時間を御計測くださればと存じます。
デジタルで、パソコン前の時間をはっきりさせるのでございます。
わたくし、朝はグーグルニュースを見たり、海外のニュースサイトをチェック、その他のブログやら何やらを見るのでありますが、14分18秒289もの時間を使っているが判明したのでございます。
ちなみに、朝の定番チェックサイトの半分は娯楽のブログで埋まってございます。いかに毎日毎日、やらずとも良いことに時間を費やしていたか、ぞっとした次第でございます。無駄やなあと叫びました。
自分では必要と思い、ためになっていると思い、また、時間を無駄に使っていないと思っていたサイトでこの時間でございます。
当てもなくぶらぶらネットを漂流する時間がいかに無駄か、心底お分かりいただけるかと存じます。
一度、デジタルに、パソコン前の時間を御計りくださればと存じます。
こいつは無駄だ!と深くご納得いただけるかと存じます。

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