お勉強におきまして、最も確実にいえることは、あなたが何回やったかという回数でございます。
これだけは、虚が入り混じることのない真実のことでございます。
1回しかやっていないのに、2回やった3回やったと考える人は居ないかと思います。まあ、見栄を張って他人にそう言うことはあるでしょうけれども、自分自身に対して嘘の回数を言うことはないでしょう。
もし、自分に明らかな嘘をつくようでしたら、ある意味、マインドコントールされているので、専門家の助言を受けるようにしてください。
某少年探偵のK氏が毎度のこと言っていますが、真実はふたつとありません。解釈はたくさんあろうとも、真実はひとつです。
真実は確実なものでございます。
お勉強におきましても、思考のスタートは、真実という確実な点に立てるべきでございます。
当サイトでは、繰り返す回数について何度も言及していますが、それは、繰り返す数は確実だからでございます。
1回よりも2回、2回よりも3回繰り返したほうが、記憶の定着も理解度も段違いに伸びて行くものでございます。
わたくしは、繰り返しに勝る実力アップの方法、繰り返し以上に確実に実力を伸ばす方法を知りません。
ですから、確実にいえる「回数」を起点に置くわけでございます。
回数以上に伸ばす確実な方法があるのであれば、それをお採りくださればと存じます。
確実にいえることから始めるのが、独学の第1歩であるかと存じます。
うわさやデマ、信憑性に欠ける情報、どのような検証があったか不明な情報を元に、お勉強を組み立てるよりかは、まったくマシでございます。
アレが出る、コレが出る、ソレが妖しそうといった、類推予想の類は、基本的にまったく役に立ちません。本試験問題は、うわさから作られるものではありません。
こんなことに振り回されるよりかは、過去に100%出たことが確実な過去問を基準にお勉強を組み立てたほうが、賢明でございます。
類は友を呼ぶものでございます。
愚かなことをやった人は、愚かな帰結が待っているものでございます。賢明なことをやった人には、相応の結果が待っているものでございます。
うわさや風評から何が生まれたのか、一度お考えくださればと存じます。
あれこれと情報に振り回される以上に、自分がやったことを大切にしてくださればと存じます。
逆に言えば、確かなものを積み重ねよう、ということでございます。
多くの答えは、自分の中にあるものでございます。あれこれ考えて気に病むくらいなら、テキストか問題集、過去問を開こうというわけでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年6月3日 8:26 AM |
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タイトルをお読みになって、ぎょっとした方も居られるかと存じます。
さもありなんでございます。何ゆえに夢の中でも勉強しなければならないのかと、おぞげが立ったのではないかと存じます。
とはいえ、夢の中で勉強することは、独学の大きな問題であるわからない問題を解消するひとつの手立てなのでございます。
思いますに、夜寝るときから目が醒める朝までの時間は、特殊な時間であるかと考える次第でございます。
頭の中では、何か特別なことが起きているのではないかと推測するのでございます。
といいますのも、たとえば、夜寝る前に、布団の中で次の日に何を食べるのかを、空腹を抱えながら考えて寝入りに付くと、次の日には別人のようにてきぱきと食の手配ができるのでございます。
まずひとつは、目覚ましよりも早く起きます。鳴る一呼吸前に目が覚めてスイッチをオフにするのでございます。
ふたつ目は、完全で無駄のない行動となります。ランチの手配なら迷うことなく店の選択とコースの決定が即断かつ迅速に行われるのでございます。まるでそこにいくのが決まっていたかのように。
みっつ目は、まずやる点でございます。夜考えたことを、完全に遂行するのでございます。
こうした3点を考えて見ますと、通常とはまったく異質の、上質な行動が取れるのでございます。
故に、わたくしは、寝ているときでも頭は動いて、何かあれこれ手配しているのではないかと考えるのでございます。
このような寝ているときのメカニズムを応用したのが、今回のススメのタイトルの「夢の中で勉強を」に繋がるのでございます。
独学においては、「わからない」は、大きな問題でございます。調べても砂を噛みますし、聞いてみてもしっくりきませんし、わかったようなわからないような状態が続きます。
こうした「わからない」の解消を、夢の中でやってみようという試みなのでございます。
もちろん、100%解消するわけではありません。100%解消するなら、お勉強の大半は寝て居れば良いことになってしまいます。
問題の解消を夢に持ち込むと、ときたま、さっくり解消に至ることがあるくらいにお考えくだされば、穏当であるかと存じます。
わからないものに対し、何もしないよりかはいい、程度にお考えくださればと存じます。
大層な作業をするわけでもありません。
夜寝る前に、わからないことを頭に浮かべて、何の何処がわからないのか、どのあたりが、どの語句・用語に引っかかるのか、どういう意味なのかと、ぐるぐると頭の中でわからない事柄を還流させているうちに、かくんと寝入ることでしょう。
単に、これだけのことでございます。
うまくいけば、朝起きたときに、夢の中であれこれ考えていた自分を憶えていることでしょう。
うまくわからないことへの解消法を見つければラッキー、見つからなくても別段、何かを失ったわけではありません。
「わからない」問題については、うんうん頭をひねるだけで解消するものではありません。
いったん問題から離れることも、解消の手法でございます。
その手法の一部に、「わからんから寝る」という原始的なやり方のあることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年6月3日 7:46 AM |
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電話番号は、○○○-○○○○-○○○と分けるのが常でございます。
どうしてかといいますと、5つ以上はたくさんだからでございます。
別段、○○○○○○○○○○といったように、単純に数字を連続しても良いのでございます。
しかしながら、5つ以上はたくさんになってしまうので、数字が頭にまったく入っていかないのでございます。
このため、3つか4つごとに区切っているのでございます。
「5つ以上はたくさん」というのは、真理であるかと存じます。
つまり、わたくしたちの日々の生活では、数字というのは5までしかないのでございます。
1、2、3、4、5、たくさん、たくさん、たくさん、たくさん、たくさん。。。なのでございます。
たとえば、配偶者か子供、部下にお使いを頼んだと致しましょう。
ええと、鉛筆とキッチンハイターとワイドハイターと布巾とラップと歯ブラシとたまごとパンとみかんと八朔とコリアンダーと4サイクル用エンジンオイルとバッテリー液に麦茶のティーバックと100W球の卓上電灯と普通の蛍光灯を買ってきて、あ、文具はあの店で、果物は○×青果店でその他はホームセンターの2Fで買ってねなどといいますと、眉間には、これ以上はないほど皺が寄っていることでしょう。
記憶どころか、理解も不能でございます。まとめていえ!と毒づかれることでありましょう。
また、これ以上はない忍耐力を発揮して、相手が買い物に行っても大概、買い忘れがあって余計な手間がかかるのでございます。
ですから、5つ以上の買い物を頼むときは、きちんと紙に書いて手渡すか、メールにでもして送っておくべきなのでございます。
日常生活に5つより先はありません。5つ以上は「たくさん」なのでございます。
タイトルに数字が入っている本は、大方ダメであるといわれますが、5つ以上はたくさんだからでございます。
最近、苦笑した本のタイトルに、「ほにゃららするための52のルール」というものがありましたが、52個も守れるか!と噴飯ものでありました。
おそらく、まじめに読んでも、砂を噛んで終わるだけでありましょう。要するに、その作者は、5つまでにまとめる能力がないか、または、ページを水増ししているからでございます。
読むだけ時間の無駄と言われるのも、さもありなんと思う次第でございます。
この「5つ以上はたくさんだ」は、様々に応用が効くものでございます。
部下への指示や教育におきましても、言うのは5つまででございます。上司への報告は大切なことを5つまでに絞り、残りのこまごましたものは雑記的にまとめます。
予定や計画の類も5つまでに絞ります。やるべきリストは5つまでにします。
小言は5つまで、なぜならそれ以上は逆上させるから、ほめるのも5つまで、なぜなら増長するから。
日々のおかずも5品まで、漬物海苔冷奴酢の物生卵で十分であります。
たくさんあって5つにまとめられないなら、上位のカテゴリ・概念を持ってきて、それぞれを5つまでに分類すべきでございます。
聖徳太子は一度に10人に話しかけられて、それぞれに適切な言を返した申します。一度に10もできる人は歴史に残るほどの高い能力なのでございます。
わたくしたちは平均的な人間ですので、5つまでの範囲でがんばるほうが、そつが無く賢明であるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年6月2日 8:38 AM |
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