独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

すごくだるい日

梅雨のじとじと・蒸し蒸しの合間に、夏到来を予感させる暑い日が顔を見せるようになりました。
暑くなってきますと、体調管理が大切になって参ります。日射病はもとより、熱中症に罹らないようにして頂きたく存じます。
こうした夏の病は少しの予防でかなり防げるもの。しんどい目に遭って、薬代を費やし、仕事を休んで、皆に心配をかけて、元に戻るだけというのは、少しく馬鹿馬鹿しいものでございます。
患わないのが1番なのを念頭に置いてくださればと存じます。
さて、夏の病の対策といえば、こまめな水分補給ばかりに目が行きますが、それに負けず劣らず大切なのが、塩っ気の補給でございます。
「塩分は控えめに!」という文言ばかりが一人歩きして、声高く言われておりますが、塩っ気は生存に必須のものでございます。
摂らなければよい、少ないほうがいいといったものではなく、ある程度、絶対的に摂らねばならないものでございます。
夏のたくさん汗をかいた日の中には、とてもだるい日があるかと存じます。
だるさにはいくつもの原因が考えられますが、汗をかいて身体中の塩っ気が不足するようになったのが、その原因と考えられるのでございます。
(だるいなあ〜)というときは、試しに塩を(食塩ではありません。)なめてみることをお勧めしたく存じます。
身体に塩っ気があるときは、塩をなめるとほんの少しでも「辛い!」と感じるものでございます。
しかし、身体が塩っ気不足だと、塩をなめてもそれほど辛く感じないのでございます。
身体がだるくてたまらないときは、塩を少しなめるか、香の物をぱりぱりかじるとだるさが融和されるときがございます。
かつて、お茶請けに香の物が出ておりましたが、遠路はるばる来てくださった方への塩っ気の補充であったのではないかとひそかに思っている所存でございます。
あまりにだるくて身体が重く、頭もくらくらするような日は、少し塩をなめてみて、疲労の度合いを探り、お勉強が可能なのかどうかをチェックして欲しく思います。
疲労の溜めて寝込むほうがお勉強の遅延でありますので、お勉強をするかしないか、どれだけの量を・時間をするかは、勇気を持って判断すべきかと存じます。
汗をかく夏には、くれぐれも塩っ気を忘れないようご助言する次第でございます。
すごくだるくなったら、(体調管理が失敗したな)とお考えくださればと存じます。

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わからん!終わり

お勉強には、憶えられそうで憶えられないものがございます。
できそうなのに、できないものがございます。
あと少しで理解に到達できそうなのに、なかなか理解に到らないものがございます。
わかりそうなのに、何故だかわからないものがございます。
こうした、「あと1歩」の問題は、根が深いものがございます。
まず、投下した努力に成果がついて参りません。毎日、1時間、2時間と頭を捻っても、解決策が思いつかないのでございます。
そして、いつそれが解決に到るかわからないという、見通しの暗さもございます。
(こいつはアレだ、例の「あと1歩」の問題かもしれん)と気付いたときは、対策の方向性を切り替えるようにご助言する次第でございます。
というのも、窮鼠猫を噛むの例えのあるように、あと1歩で解決できない問題というのは、実に手ごわいことが多々あるからでございます。
ですから、あまりに「あと1歩」の問題にかかり切りになると、そのほかのお勉強の進捗は遅れる上、心労も蓄積されるのでございます。
「あと1歩」の問題に一生懸命になることは、賢明ではないといえるのでございます。
とはいえ、放置するのもすっきりしないものでございます。
では、どうしたらいいかといいますと、短い時間で何回も見るのがよろしいかと存じます。
1回当たり5分から10分で結構でございます。それを、1日あたり5回も6回も見を入れるのでございます。
たとえば、朝起きたら見てみる、食事を済ませたら見てみる、トイレに行く前にちょっと拝見、帰ってきたらとりあえず見る、寝る前に見てみるといった次第でございます。
注意点は、本格的に見ようとしないことでありまして、ごく短い時間で済ませてしまうことでございます。
今回のタイトルにありますように、見てもわからなかったり進展が少しもなかったら、そこで終了するわけでございます。
このように何回も見て行くうちに、ふっとこれまで考えも及ばなかった解決策を思い付いたり、すっと理解に及んだり、不思議に頭に記憶されていることがあるのでございます。
現場百遍と申しますが、お勉強におきましても、、己のわからない現場を何度も見ることで、新たな発見を得ることができるわけでございます。
もちろん、このように日に何回も見るためには、わからなかったりする当該箇所のテキストや問題集をコピーしておくことが必要であります。
とはいえ、コピーひとつの手間で、「あと1歩」問題が解決するのですから、割に合う手間であるかと存じます。
「あと1歩」問題は、接触回数を増やすことで大きく改善を図ることができるかと存じます。
また、精神上も、ほったらかしにして悶々とするよりかは宜しいかと存じます。
スーパーやお店が赤字覚悟で特売やセールをするのは、兎に角、お店に来てもらうからでございます。
人間不思議なもので、何度も行ったところには今後も行くように、疎遠になったところは更に疎遠になるものでございます。
何度も来て貰えるようになれば、あれやこれや、当初行った本人は考えも付かなかったものを買ってもらえるチャンスが増えるわけでございます。
お勉強におきましても、買い物のように接触回数を増やしておけば、何時の日かピコピコピーンと閃きが訪れるものでございます。
接触回数をキーに、対策の取り舵を取ってくださればと存じます。

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「ながら」はいけません

雑用や雑事の類であるなら、「ながら」の作業でも構わないのでございます。
データを整理しながらテレビを見る。定式化された書類に記入しつつ撮り溜めした録画を見る。靴を磨きながら煮物を作る。
アイロンをかけながら、電話をしながら、洗濯物をたたみながらなどなど、「〜しながら」でもできる作業とは数多くございます。
もちろん、雑事や雑用は一緒にやってさっさと終わらせたほうが賢明でございます。
わたくしなどは、毎週、パソコンのウイルスのチェックをしつつの靴磨きと財布・レシート・領収書の整理が週課となってございます。
同時並行で行っても支障のないものは、どんどん同時に進めて行くべきでございます。
とはいえ、同時並行に適さない作業もございます。そう、お勉強でございます。
お勉強はどんな作業であっても、「ながら」でできるものではないことを指摘しておきたく存じます。
できないという意味は、効果がないと言うことでございます。外見的には、何かをしながらお勉強をできないことはございません。
しかし、お勉強の内容は、少しも頭の中に残らないのでございます。
音楽を聴く・BGMを流しながらのお勉強なら、まだよろしいかと思います。
全くの無音で風が木の葉を撫でる音が聞こえるほどの静寂であると、人間眠たくなってしまいますので、ある程度、心地の良い感情の高ぶらない音楽を流すのは、お勉強の効率アップにも資するものがございます。
ラジオを聴きながら、というのもまだよろしかろうと存じます。というのも、ラジオには、たくさんの人に聞かせようという動機が少ないからでございます。
もちろん、ラジオ関係者の人にとっては、たくさんの人に聞いて欲しいとは思っているでしょうが、万難を排して、万金をはたいて広告を打ちキャンペーンを張ってでも聞かせたい!というほどではないかと存じます。
といいますのも、ラジオ放送というのは、放送・通信の分野で最も合理化が進んだ分野でありまして、午前・午後の部の放送というのは、それぞれ2〜3人でまわしていると聞いてございます。
ですから、ラジオ放送はあらゆる手練手管で聞かせようとする姿勢は少なく、時には聞いてくださいな、いいこといっていますから、というように1歩引いた姿勢があるのでございます。
ラジオを聴きながらのお勉強というのは、推奨は致しませんが、聞きながらでもそう支障はないかと存じます。お勉強に飽きてきたら、聞きながらのお勉強もよろしかろうと存じます。
ここまでは、「ながら」でも結構でございます。以下は、やってはいけない「ながら」の説明でございます。
まずいけない筆頭は、テレビを見ながらのお勉強でございます。
全くだめです。テレビの視聴率競争の激しさは知っておられるかと存じます。そのため、効果音やらなんやらで、少しでもテレビの画面に目を行かせようと、血のにじむような工夫をしてございます。
このため、全くお勉強に集中できず、テレビを見ながらテキストを読んでも、全く頭に入っていかないのでございます。
お勉強の作業の中で最も負荷の少ない確認作業ですら、ロクにできないのが「テレビを見ながら」でございます。
それほどテレビが見たいのであれば、録画するか、お勉強を済ませてすっきりした状態で見るが良いかと存じます。パソコンでの動画視聴も同様に、よろしくはありません。
最もよくない「ながら」は、お酒が入った状態でのお勉強、そう、飲みながらのお勉強でございます。
アルコールというのは、何かを忘れるときに飲むものでありまして、何かを憶えようとするお勉強とは、全く相性のよくない、正反対のものなのでございます。
断言しておきますが、アルコールの入った状態でお勉強しようとしても、全く何ひとつ、頭に入っていかないことを申し述べておきたく存じます。
酒に酔ったままお勉強をするくらいなら、コップ一杯水飲んで、早々に床に就くが賢明でございます。本日分の勉強は、朝早く起きてやればよいではありませんか。
お勉強に「ながら」は大敵でございます。
やるときはやる、やらないときはやらないと、めりはりのあるお勉強をして欲しく存じます。

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