独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ジュース代程度です

久々の青空が広がり、気持ちも澄んでいくものがございます。
本当に、蒸し蒸し・じとじとは勘弁願いたく存じます。
しかし、こうした長雨が終われば、本格的な夏が始まります。
現在は「7月」ですが、旧暦で言えば、いまだ6月の梅雨真っ盛りの時頃でございます。
暑さはこれからであることを肝に銘じて、心身ともに準備をしていってくださればと存じます。
さて、夏といえば暑さ対策が肝要でございます。お勉強においても、必須といって過言ではありません。
お勉強というのは頭を使いますので、夏の暑い時分では、すぐにオーバーヒートしてしまうのでございます。
暑い中でお勉強うするときは、必ずエアコンで冷房かドライをつけておくことを推奨いたします。
お勉強においては、暑さは大敵でございます。汗を流しながらできるものではありません。
といいますか、エアコン無しではお勉強は全く捗らないことでしょう。
エアコンというと電気代が気になるところでありますが、調べたところ、1時間当たり6〜22円とのことでございます。
半日使い続けても72円から132円で、本当にジュース代くらいなのでございます。
エアコンが必要になるほど暑いのは昼間あたりでありまして、早朝・夜ともなれば十分、なしでも過ごせます。
使い方も工夫して、こまめに切ったり、締め切って扇風機をかけたり、ドライのみにしておけば、もっと冷房のコストを下げることはできましょう。
暑いさなかに、暑さを我慢してお勉強をすることはありません。
暑さを我慢しても、その我慢は、コーラやサイダー、アイスに取って代わられるものでありまして、経済的にはトントンなのでございます。
電気代は抑えられても、冷たいものへの飲食代で出費が増えれば、我慢した甲斐がないわけでございます。
経済的なこと、そして、お勉強の能率を考えますと、エアコンを使った方が遥かに賢明でございます。
エアコンなんてジュース代程度と思い、頭のオーバーヒートを防ぎつつ、お勉強に臨んでくださればと存じます。
本当に暑いさなかでは、どんなに気合を入れようとも頭は動かず、がんばったのに成果が付いてこない馬鹿馬鹿しい目に遭うのが落ちでございます。
涼しくして、がんばっていきましょう!

(さらに…)

勉強したら寝る

記憶は夜作られると申します。
人間は寝ているときに、頭の中の記憶群のうち、残しておくものとそうでないものを峻別するといわれてございます。
お勉強をすると眠くなるのは、当然といえば当然で、記憶の取捨選別が執り行われるからでございます。
しかし、ときどき、眠たくなるどころか逆に、頭がしゃんとして覚醒するお勉強もあるかと存じます。
頭の隅々まで血液が流れ込んで、ばりばりと問題が解け、すらすらとテキストが読めるお勉強でございます。
このような覚醒状態は一種のボーナスタイムですので、その利を最大に享受すれば良いかと思います。
しかしながら、あまりに目が冴えてしまうお勉強というのは、考えものかと存じます。
上記のような覚醒したお勉強はそう何度もありませんので、ほっといても大丈夫なのですが、眠れなくなるようなお勉強が続くようになったときは、少しくご注意をお払いくださればと存じます。
眠れないだけなら別に構わないのでございます。
しかし、その眠れない状態がもう一段階進展すると、本格的な不眠症に到ったり、焦燥感や不安が募りがちになるのでございます。
こうなってしまいますと、お勉強の能率は更に落ち込み、勉強しているはずなのに、成績・実力が伸びていかないという、堪ったもんじゃない事態に突入してしまうのでございます。
眠れなくなるお勉強がまずいのは、こうした背景があるからでございます。
病や不調は、急にはやって来ないのでございます。
つむじ風があって大風が、生暖かい風が吹いて大雨が、深々と冷え込んで雪は降るのでございます。
不調の前兆を見逃さないようにしてほしく思います。
眠たいお勉強のはずなのに、何だか眠れなくなってきたときは、お勉強のメニュウを少し変えてみるのがよろしいかと存じます。
日々のお勉強に、基礎・基本レベルの簡単な復習を付け加えるのでございます。
基礎や基本の事柄といいますのは、得てして、地味で単調、驚きは全くございません。眠たくなる筆頭でございます。
また、受験生なら当然知っておくべきことですし、誰しも知っていること、当たり前のことですので、全くといってもいいほど、新鮮味の欠けるものでございます。
穏当なお勉強をしてきた人であればあるほど眠たくなってしまうもの、それが、基礎と基本の復習なのでございます。天然の睡眠薬と申してもよろしいでしょう。
お勉強をすると眠れなくなったときには、無理やりに眠ろうとせず、布団の中で、基礎・基本レベルの特Aランクの事項のページを開いて見ることを推奨するものでございます。
つまらねえなあと思いつつも、パラグラフをひとつ読み終えるごとに「?」を入れておけば、目印と励みになることでしょう。
ポイントは、意欲を持って真剣に取り組まないことでございます。力むと頭が冴えてくるので、だらだらとやるのがポイントでございます。
そうこうしているうちに、退屈さに負けてとろんとしてくるかと存じます。そうしましたら、電気を消してうつらうつらと寝入ればよろしいかと存じます。
寝ることでお勉強は完結することを、ゆめ忘れないでほしく存じます。

(さらに…)

不安や不信はあるもんだ

独学といいますのは、不安や不信との戦いでございます。
これでいいのかしらと、現状の進め方を訝しく思ったり、こんなことで受かるのかと、不安に思うものでございます。
まず、指摘しておきたいのは、こうした不信や不安というのは、受験生全員に共通しているものですから、そう思うこと自体は変でもなんでもないということでございます。
別段、精神力や気合が劣っているわけではないのでございます。皆が皆、どうなるんかしらと心中、くすぶっているものでございます。
逆に、アハハと口を開けて笑っていられる方がアレなのでございまして、よっぽどの大物か、若しくは、病んでおられるのではないかと、逆にこちらが不安になってしまうほどでございます。
さてさて、不信や不安といいますのは、雑草に近い脂質があるのでございます。
必ず発生するものでございます。取っても取っても、後から後から生えてくるものでございます。
お米作りや野菜の栽培が、雑草との戦いといわれますように、お勉強におきましては、不安・不信と戦っていかねばならないのでございます。
戦っていく上で重要なのは、単に「思う」だけではいけないということでございます。
(不安だなあ)と思ったときに、それを打ち消すように(がんばろう!)と思うのみでは、何の成果も生まれないのでございます。
不安や不信は、根から絶つようにせねばなりません。
単に「思う」だけでは、雑草の葉の部分を取るが如しで、あっという間に不安や不信は芽を出し始めることでしょう。
不安や不信が頭によぎったときは、まず、主たる原因を特定することをお勧めするものでございます。
あのページのあの部分が不安になったときは、めんどくさがらずに開いてみることでございます。
できないところがあるなら、何度でも目を通して接点を増やし、突破できる点がないかを探すべきでございます。
昨日やったことが不安なら、もう一度、やり直してみれば良いだけでございます。
進め方に不安があるなら、自分がどのような実力の状態になりたいのか、そのゴール像を描いてみて、それに近づくには何と何をすればよいかを模索してみることでございます。
単に、がんばろう!とか、やろう!とか、負けない!などなど、なーんてことを思うよりかは、実際の行動に繋がるように考えて行くことが大切であるかと存じます。
先ほどもいいましたように、お勉強とは雑草のように生じる不安と不信との戦いでございます。
これは、本試験という最後の日まで続く戦いでございます。ひとつ拭えば、また次の不安が生じます。
しかし、不信や不安に打ち勝って行く過程こそ、実力が付いて行く過程でもございます。
不信や不安をしっかり汲み取って、実際のお勉強に移し、実力アップの方策として用いてくださればと存じます。
不信や不安はほったらかしにしておくと、雑草と同じで更に取り除きにくくなりますことも、併せて追記しておきたく存じます。

(さらに…)