本日のススメは、最初からお勉強についての結論から申し上げたいと存じます。
お受けになる試験においては、必ずひとつは大間違いに間違えていることがございます。
それを必ず見つけ出して、適切な処理を施しておいて下さればと存じます。
テキストの必ずどこかに、勘違い、読み違い、見落とし、意味の取り違いをしたところがございます。
それも、頻出事項であったり重要なところに上記の大間違い箇所がありますから、(できている)と思っているところほど、丁寧に見ていってほしく存じます。無いな、と思っていることが有る、と思っておきましょう。
必ずあると覚悟しておくのが、慎重な姿勢であるかと存じます。
わたくし自身のことでありますが、花粉症の季節と相なりましたので、恒例の花粉症対策である甜茶を飲みだしたわけでございます。
わたくしが飲んでいますのは、山本漢方製薬株式会社の甜茶を1箱399円で購入、愛飲しております。
この少々甘めのお茶が、何故かわたくしの花粉症には効くのでございます。
ちなみに、わたしの母・妹も飲んで花粉症の症例を抑えております。
甜茶を飲みますと、少しは花粉症の症例が出ますが、なかなかの効き目でございます。
よく効く薬ほど副作用が大きいわけでありますから市販の医薬品は取らず、毎年この甜茶を飲んでやり過ごしている次第でございます。
基本的に、症例がちょっと出る方が、身体的には安心というわけでございます。
さてこの甜茶でありますが、ある朝飲んでみますと、味が違うのでございます。甜茶というのは少し甘いのですが、まったく甘さを感じないのでございます。
深酒をした翌日ですので、まあこんなものかなと思っていたわけでございます。
翌日も、その次の日も、同じように(こんな味だったかな)と思いつつ飲んで1週間が過ぎた次第でございます。
しかし、でございます。
発見してしまったのでございます。自分が飲んでいたのがほうじ茶であったことを。
そう、ティーバックを入れていたタッパーを間違えていたわけでございます。
甜茶とほうじ茶、確かに煮出した際の色はよく似ておりますが、味はまったくの別物でございます。
まあ、こんな間違えようのない間違いを1週間も続けられていた事実にこそ、驚いた次第でございます。
皆様方におきましても、これまでに想像の付かない過ちとポカを為されてきた事と存じます。
その予想外の過ちは、お勉強に発生していると考えても、良いかと存じます。
本試験までに1回はじっくりとテキストを精読し、それらのないことをお確かめくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年3月2日 5:56 PM |
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独学では、繰り返しをお勉強の中心に据えるものでございます。
1回やそこらやったところで何ができるか、という立場でございます。
わからないとか理解できないとか、憶えられないという問題の大半は、数の不足が原因でございます。
解決方法は単純でございます。読む数を解く数を増やすのみでございます。
世の中のことの大体は、数で解決いたします。
好きだよ、愛しているよと数限りなく言葉に出したり態度に示せば、文鳥でさえなつくもの。況や人をやでございます。
どんなに嫌いでめんどうな仕事や雑用でも、数をこなしていくうちに肩の力も取れ、無駄なところもなくなり、感情も起伏することもなく、自然とできるようになるものでございます。
もちろんのこと、性格的なことや生来的なものがありますから、一概に数さえこなせばうまく行くなんてことは言えませんが、大体のケースはまあ、見られるようになるものでございます。
数の威力といえば当ススメで、えんえんと綴っております雑文でございます。
ネタの被りや使い回しは多々ございますが、やり始めた頃は毎日書けるのかしらと不安でしたが、意外に書けてしまうようになりました。これも、数のこなした成果かと思う次第でございます。
さて、回数の件でございます。回数をこなすのはいいが何回やるのかという問題がございます。
答えから申しますと、お勉強では3回をめやすに読むなり解くなりしてくださればと存じます。
そのくらい回数を重ねれば、試験というものの全体から部分まで、よく見えてくるようになるものでございます。
多くが見えるようになってから、本格的に腰を落ち着けてしっかり考えるようにしても、損はございません。
3回という目標を取り敢えずでもあげておきますと、進捗の管理もラクでございます。
学習計画で使います言葉は「あと3回」「残2回」「ラストワン」くらいですから、いたってシンプルに管理ができるかと存じます。
目標といいますのは単純なほどやる気が向かいますので、この点でも有用であるかと存じます。
お勉強をしておりますと途中、不安になったり不合格の影に怯えたり、めんどくさくなってくるかと存じます。
そうした負のもやもや感は気が滅入るばかりでありますから、是非とも、心中から一掃なさってくださればと存じます。
一掃するには単純に、「3回やって考えるかな」と構えるのも結構ですし、「まだ2回目だし」などと考えるのもよいかと思います。
ちからがないの悩むこと、力不相応に考えることを、ごまめの歯軋りと申します。
ごまめとはいわしのことでありまして、オイルサーディンとなる小魚でございます。
オイルサーディンは結構値が張りますが、めちゃくちゃに身体によく、毎日少しでも食べ続けると腸の中の善玉菌が赤ちゃん並に増えるとのことでございます。(腸の中の善玉菌は加齢とともに減ります。お父さんやお母さん方のおならが激臭なのは善玉菌が減って悪玉菌の跋扈によるものでございます。)
話が脱線いたしました。
実力がないのに試験の行く末を考えてもまったく何にも解決にはつながりません。解決は実力を付けるのみでございます。
付けるには単純に目の前のテキストと問題集、過去問を繰り返すのが最も手っ取り早く、かつ、確実に付くものでございます。
実力がごまめ状態でギリギリするよりも、せめてシシャモ程度になってから、アレコレお考え下さればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年3月1日 5:10 PM |
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試験勉強をしていますと、よく「実戦的」と耳にするものでございます。
さて、では、いったい実戦的とはどういう意味なのか、というわけでございます。
実戦的と聞いてしっくり来ない方は、まず、「点」というものを意識してくださればと存じます。
ぶっちゃけいいますと、「実戦的」というのは、少しでも、わずかでも、部分点でも、1点でも、引いては0.1点でも求める姿勢を指すのでございます。
実戦的というのは、「点」であると考えれば、すんなりその言わんとするところがわかってくるかと存じます。
わたくしたちは合格を求めて試験勉強をしております。
試験勉強は、ある意味で知識や教養を得るためでもありますが、内心からすれば5位か6位くらいの優先順位でありまして、第1位はやはり合格と相なってございます。
最優先事項の合格のためには、ある程度の点数を取らなければならないわけでございます。
しかし、点というのは、普通にしていれば自然に取れるものでもありません。
やはりある程度執着して、意識して点が取れるように努力する必要がございます。
しかしなかには、「点」のみにまい進するお勉強にしっくり来ない人も居られるかと存じます。
点を取る事はなにか意地の汚いもの、スマートじゃないこと、土臭く泥臭い行為だと考えておられる人がおられます。
確かに、1面では汚いといいますか馬鹿らしいことではあります。
1点のために、恐らく試験後には一度も思い出すことのない表やリストを憶えなければなりません。
本当にただの試験上の、ペーパーだけの知識もございます。そのようなものを追い求めるのは賢明ではない、というのは実によくわかるものであります。
しかし、今は試験の勉強をしているのでありまして、点数を求める勉強が1分1秒でも耐えられないというのなら、試験勉強は断念せねばならないかと存じます。
試験である以上は点を取らねばならないのでございます。
現実的に言えば、点に執着する勉強なんてものは、逆にいっそう点に執着してごく短い期間で済ませてしまう方が効率的であるともいえましょう。
試験は試験でございます。点を求める勉強は一面、少ない犠牲で成果を得る方法といえなくもないのでございます。
この「点」についての点、しっかり意識して乗り越えてくださればと存じます。
実はわたくしも引っ掛かっていたのでありますが、やはりお勉強といいますのは、点を取らねば面白くもなくやった気にもならず、その上何をしたらいいかもわからず、結果も付いてこずとあまりよろしくない羽目に陥るものでございます。
試験といいますのは、本当に1点で泣く代物でございますから、試験を受けるのであれば、点という現実から離れず、1点に執着してくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年2月26日 11:02 PM |
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