| カテゴリー: 過去のススメ |
日々のお勉強では、それほど正解・不正解をシビアに考えなくても結構でございます。
ですから、況や点数についてをや、でございます。
試験勉強の序盤はいうまでもなく、中盤においてですら、正解・不正解、点数の高低は考えずとも結構でございます。
逆に間違えて痛い目に遭ったほうが、実力の伸びが早いくらいでございます。基本的には気にしない方針で、お勉強をお進めくださればと存じます。
しかし、本試験がだんだんと近づいて参りますとそうはいってられなくなります。
「点」というものを、強く意識せざるを得なくなってまいります。
しかし、「点」を意識するとは、いったいどういう事なのかというわけでございます。
60点だったあと少し!、70点だった合格できる!と騒ぐ事なのでありましょうか。
または、30点だった、50点だったと点数の低さを気にかけることでありましょうか。
はっきり申しますと、そんな「点」の意識など、ハナクソのようなものでございまして、別段、意識するものではないかと存じます。
そんな事よりも、自分が何をどう間違えたのかを徹底的に追及する事が肝要であるかと存じます。
点数で重要なのは、本試験その時の点数のみでございます。
模試や本番形式の問題集でどんな点を取ろうとも、本試験には直接的に影響を与えません。
模試等でよい点なら、本試験に加算点があるというのなら、点数に大騒ぎする理由はございます。
しかし、そんなことはありませんから、点数についてあーだこーだ考えるのは無用であると、述べておきたく存じます。
先ほどもいいましたように、点数以上に大事な事がありますから、それを消化するのが先決でございます。
基本的に、やるべきことや確認事項や復習リストの内容を消化しようとするならば、点数などを気にしている余力などないかと思います。
まずは、気にする方向性といいますか、気にする利害をきっちりおさえて上で、点数というものをお眺めくださればと存じます。
さて、「点」でございます。
わたくしたちは合格するためには、ある程度の点を確保しなければなりません。
しかし、その点を確保するためには、時にはくだらない暗記をしたり、わけのわからぬ単に試験だからやらされるようなことをお勉強する羽目に到るかと存じます。
そこでは、覚悟が必要でございます。
合格するのに必要な犠牲・コストだと思って、飲み込んでいくしかありません。
わたくしたちは現実的な意味での「1点」を取ることが必要なのでございます。
理屈はいろいろありましょうが、高尚な試験理論や高度の方法論がありましょうが、要は「点」を取るのみでございます。
実戦的なお勉強といいますのは、まさにかくの如しでございます。
実戦の外に居る人なら(くだらないな)と思うことでも、実戦の只中にある人にとっては、重要なのでございます。
試験の当事者はわたくし達自身でございます。
やるからにはやらねばならないのでございます。
この点、勘違いなさらないようにしてくださればと存じます。
現実の
2010年3月5日 11:13 AM
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