もう既に、入梅されたところにお住みの方もおられるかと存じます。
むしむしとして、少し動けば汗ばむ季節となりますが、くじけずお過ごしくださればと存じます。
本日のススメは、あんまりお勉強とは関係がございません。宜しく、お目汚しの程、お願い致します。
さて、この梅雨の季節で気を付けなければならないのは、やはり、食べ物の傷みでございます。
今年は冷夏になるかもといわれておりますが、夏はやはり夏でございます。
朝晩はまだ肌寒いでしょうが、細菌にとっては活動できなくはない気温と湿度でございます。
食べるものについては、少しずつ警戒度合いを高めるべきかと存じます。
先日も、ついうっかりして一晩置いていたお味噌汁が傷んでしまい、「ギャオウ」と吐き出したわたくしでございます。
お勉強は何より身体が資本、健康があってこそできるものでございます。
傷んだ物を食べて、腹痛なり吐き気なりで寝込んでしまえば、元も子もありません。
本当に病気といいますのは、苦しむだけ苦しんで、薬代等にお金がかかり、元に戻ってトントンという、何とも損なものでございます。
病気にならないのが最大の時間節約術、と申しても過言ではありません。
宜しく、食べるものにつきましては、ご注意くださいますようお願い申し上げる次第でございます。
食べ物の痛みを予防するには、まあまず、すぐに食べてしまう、日を置かないというのが宜しかろうと思います。
そして、なんか怖いなと思ったものは、すぐに捨てるべきでございます。
その一口なんて数千円もしないのですから、しまった!と思った時点で捨てるのがようございます。
そのほかには、すぐに冷蔵庫にしまう、のも痛み対策でございます。
とはいえ、たとえば、作りたてのカレーやシチュー、炊き立てのご飯などはなかなかに冷えない食べ物もございます。
こうした熱のあるものは、タッパーなどの容器に入れて、上から濡れふきんで包んでしまうと、ずっと速く冷やすことができます。
濡れふきんはべちょべちょで水ッ気があるものが効果的でございます。
水というのは蒸発する際に、熱を奪ってまいります。その作用を冷やすのに用いるといったわけでございます。
蛇足ですが、汗で濡れた下着を着ていると身体が冷えるのは、汗が蒸発する際に体温を奪うからでございます。体温が奪われれば、その分の熱を身体は作らねばならず、余計に疲れるといった次第でございます。
熱をもったものでも、濡れふきんで包んで高速で冷やせば、予想以上に速く冷蔵庫に仕舞えます。雑菌の繁殖も大分抑えられるでしょう。
また、殺菌の意味では、お酢もようございます。わたくしは、酢にんにくを浸け終えた後のお酢を、何かを仕舞う際、生物を食べる際にちょっぴりふりかけております。
お酢は意外に味を引き立たすので、下手な料理でも風味が異なり、食べられるようになります。保存と衛生、味の3面で効果があるかと思います。
料理店でも結構、危ないものを出されるときがございます。
宜しく、食べるものにはご注意の程、お願いする次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年6月15日 3:39 PM |
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お勉強と深いつながりがありますのは、「飽き」でございます。
「継続」がお勉強の最大のコツならば、「飽き」は最大の敵である、ということができます。
しかし、人は、飽きる生き物でございます。
どんなにおいしいものでも、毎日1週間食べ続ければ、飽きてしまいます。
どんなに綺麗な人でも、3日も経てば10人並みになるものでございます。
毎日見ても、聞いても、飽きるどころか常に何か新しい発見があるものを、逸品と申します。
美術や音楽、工芸品の中でも、そう数があるわけでもありません。
人はどうしても飽きてしまうものなのでございます。
ですから、「飽き」をどうするかなのでございます。
まず釘を刺しておくのは、前提である「飽き」は必ず生じるという点でございます。
「飽き」なんて起きない、発生しないなどと、考えないようにしてくださればと存じます。
息をするのと同じくらいに、人は飽きるのでございます。飽きはいうなれば、生理現象と同じくらいに起きるのでございます。
ですから、「飽き」を無視して、お勉強を考えてはならないのでございます。
大体、お勉強が失敗する人の話しを聞いてみますと、「飽き」を全く無視して、計画を立てたり、お勉強を進めているのでございます。
毎日20ページやる、10問やる、なんてスローガンもどきは、人が飽きる生き物であることを完全に無視した言でありましょう。
わたくしなら、飽き性の自分を踏まえて、「10問・5問・0問・5問・10問する!」などと計画を練るかと存じます。
ちなみに、0問のところは、テキストを読んでみたりこれまでの復習をしたり、憶えるべき事を憶える記憶や暗記の作業の日です。
またのちなみに、10問→5問と減らすのは、同じだけやるとつまらないし、5問の日には10問分の復習もしなけばならないので、適切な量の確保の意味で減らしております。
ま、こんな風に、飽きを踏まえて考えていくわけでございます。
とはいえ、こんな風に変化をつけてやっていても、ドツボに嵌るが如くに、お勉強に飽きるときもございます。
そういうときは、お勉強のことを心から忘れて、リフレッシュする日に充てるようにしております。
飽きているときに無理をすると、更なるスランプに陥ることが多かったためでございます。
基本的に、三日坊主という現象は、意志の問題ではなく、やり方の問題であるように考える次第でございます。
わたしたちは機械ではありませんので、自身の身体と心の生理に従って物事を為すべきかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年6月14日 11:07 AM |
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タイトルのままのお話でございます。
時折、全く読めなくなったり、解けなくなったり、書けなくなったりすることがあるかと存じます。
おかしいな、ついさっきまでは、スラスラできていたのにな、という思いを、味わったことがあるかと思います。
わたくしには、こういう現象がとみに多いものでありまして、昼過ぎともなれば、計算ミスはするわ、忘れ物はするわ、考えても名案は少しも湧かないわ、眠たいわ、メールの文章が1つも出てこず真っ白なことがよくあるのでございます。
それで、これではたまらんちん、というわけで、原因を探求していたのでありますが、体調不良や疲労は別にして、ある原因を見出したのでございます。
それが、本日のススメにある「頭に血」でございます。
できないときの自分をアレコレ思って見ますと、大概、頭がぽわぽわしていたり、ぼわぼわしているのでございます。
そのほか、頭がぼおっとなんとも空虚で白濁しているときや、非常に頭が重いときも、事が捗らないことを発見したのでございます。
これらこそが、頭に血がのぼった状態ではないか、というわけでございます。
脳というのは1番血液を必要とするところのようで、そういえば、考えに考えたり、読むに読んだり、解きに解いたりすると、だんだんと頭も重くなってくるものでございます。
それは即ち、頭の脳にどんどんと血液が入っていっているからこそ、その血流の分だけ、重くなるのではないかというわけでございます。
ロダンの考える人は頬杖をついていますし、考えるときというのは、机に肘をのせて頬杖付いて考えるのも、頭を使うと増加した血液分だけ、頭が重くなるからでは、と考え付いたのでございます。
頭のぽわぽわも、これまた、血流増加現象の1つではないかと、考えた次第でございます。
ですから、試しに、頭が重くなってきたり、ぽわぽわしたり、いくら考えても頭の中が真っ白のときは、一旦作業は中止して、他事をするようにした次第でございます。
大事なのは立ち上がって何かをすることかと存じます。座っていると、足の方に血が回らないからでございます。
その中でも、最も効果があったのが、散歩でございます。
30分ほど歩いて作業を再開すると、驚くほど進捗は上がりました。
そういえば、会議では少しも案が出ないのに、休憩の移動の際の立ち話でふと、打開案が出るのはよくあることでございます。
以上の事は、わたくし自身の頭への観察から引き出したものでありますので、お読みの皆さん全員に適うものではないかと思いますが、「頭の血」の観点から、作業の進み具合を見ていくと、意外なる改善につながるように思います。
結局、お勉強というのは、頭がよく動くときによく進むものであり、乳白色に濁った頭では、どれほど意思の力を用いても、進むのは遅々たるものになるかと考える次第でございます。
うまくいかない状態なら、その状態のままグダグダ続けるよりも、、さっと作業を切り替え何か他事をするなり身体を動かすなりして、再度、仕切りなおしたほうが、心身と進捗ともによいものがあるかと思います。
我が事ながら、意外に「頭の血」は、事の成否を握っているように思うのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年6月11日 3:52 PM |
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