独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

目をこすり奮戦しても

ひたすらの努力というのは、美しいものでございます。
一生懸命に、ひたむきにやっている姿は目に映えるものでございます。
人間の姿勢として、それらは大事なものであるかと存じます。
しかしながら、ただの努力、単なる努力、形だけの努力というのは、いただけないものでございます。
あなたがどれだけ眠い目をこすって奮戦しても、結果が付いてこないときは、少し努力をセーブしなければなりません。
それはただ努力でございます。
単に、努力の方が目的になってしまっており、目標の方に近づいていないのでございます。
たとえば、痩せたい痩せたいと仰るご婦人がおられます。
しかし、痩せたいのはどうしてか、と聞くと、綺麗に見られたいからというのでございます。
では誰に?と聞くと、なぜか女性に対して綺麗に見られたいというのでございます。
更に、では、どうして同姓である女性に対して綺麗に見られたいのか?と聞くと、返答に窮するのでございます。
ご婦人の幸せは、同姓の女性にあるものなのでしょうか。それとも、異性たる男性にあるものなのでしょうか。
男性の幸せは女性如何にありますなら、女性の幸せも男性如何にあるかと存じます。
しかしなぜだか、痩せたいという女性の関心の方向は、男性でなく女性に向いているのでございます。
並み居る女性のなかでNO1美人になれば、男たちはひれ伏すとでも思って入るのでしょうか。
大半の男は身近な女性、気のありそうな女性の方ばかりを向いているでしょう。
基本男性というのは、痩せていようが多少太っていようが、それが良いのか悪いのか、よくわからないのでございます。
正直、スタイルや体重に甚大な関心がある男性は、極めて少ないように思います。実際、男性の性欲は別のところに向いてございます。
「痩せろよ」などと言う男性は、実質的に痩せてほしいがためにそういうのではなく、もうちっと色気を出してほしかったり、もう少し労わってほしいがために言うのでございます。
それなのに、痩せようと、スタイルをよく見せようとするんでございます。
転倒が本末している例、まさに努力が自己目的化したよい例かと存じます。
また、痩せたいというのは変な欲でありまして、そんなに痩せる必要もないのに、そして、痩せたって魅力が増すわけでもないのに、痩せようとする人がいるのでございます。
これこそ、単なる努力しているだけの人がいるのでございます。
たとえば、お酒をよく飲むとか、脂っこいものが好きだという方なら、身体なり食事に気をつけて痩せようと努力するのは、結構至極でございます。
しかし、そうでもないのに、太ってもないのに、どこぞ身体が悪いわけでもなく、痩せようとする人がございます。
他のことをすべきでありまして、本当に人生を無駄にしているかと存じます。
形式的な努力もよろしくありません。
こーして、あーしたらいいんでしょ、みたいな、まるで自分で考えることを拒否していても、殆ど何も身につきません。
自分から身を入れないと、身に付くものはないと断言しても宜しゅうございます。
努力と一言申しましても、振り返ってみれば色々と思うところがございます。
最高の努力、最上の努力とはうまくいえませんが、よくない努力、とんちんかんな努力、明後日の方を向いている努力なら、何とか自力でお分かり頂けるかと存じます。
それらを避けていけば、きっと自分の本当の力となる努力に辿り着けるかと存じます。

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記録をつけてみる

わたくしごとでございますが、最近、カレンダーに食べたお菓子を書くようにしております。
たとえば、コーラーを飲んだ日には「コ」と書いたり、チョコレート菓子を食べた日には、「チ」などとメモしている次第でございます。おかきなら「お」、お餅なら「モチ」、クッキーなら「ク」でございます。
といいますのも、年がら年中、適量を守っているとはいえ、毎日何がしらの甘いものを食べている上に、暑くなってきたので、つめた〜い飲み物を口にするのが多くなってきたからでございます。
古来、甘いもの・砂糖といいますのは、薬でありました。
砂糖は薬屋で売られ、薬師(クスシ)の手によって処方されていたのでございます。
今ではありふれた砂糖ですが、かつては薬扱いだったわけでございます。一種の精神安定剤扱いだったといわれております。
そういえば、泣く子にあめ玉をあげますと泣き止むのも、砂糖の沈静効果であったわけでございます。
しかし、砂糖の性質や砂糖が身体に与える影響が、現代になって変ったわけではありません。
もとは薬なのですから、副作用もあってしかるべきでありまして、最たるものが糖尿病といったわけでございます。
本当に今では、カンタンに甘いものが食べられます。
わたし自身、まだ糖尿病ではないのですが、親族にはたくさんおりまして、遺伝的になる可能性が高く、まあ、今のうちから、適量を見ておこうといった考えから、このカレンダーメモをするようになった次第でございます。
書き出してみますと、意外に、思った以上に甘いものを食べているのが、はっきりとするのでございます。
特に、コーラーの消費が多く、こいつはまずいなとお菓子生活を見直した次第でございます。
これが単に、糖尿病が怖いから甘いものは控えよう、では、少しも改善しなかったように思います。
カレンダーに書くからこそ、期間比較でき、甘いものの連続がはっきりわかったわけでございます。
記録するという行為は、習慣や行動への大きな変化を生む力があるように思います。
お勉強が長続きしないという方は、是非とも、カレンダーへのお勉強記録をつけていくべきかと存じます。
また、お勉強の気が乗らないという方も、一度は、カレンダーにどのように勉強をしていったかを書いていくべきかと存じます。
どうしてこの日はやって、この日はやらなかったんだろう。
このあたりは、すらすら〜とやっていたのに、だんだん、やる気がなくなるんだよなあ。
こうした、自身の認識を深めていくべきかと存じます。
わたくしたちは、恐ろしいほど自分がわからないのでございます。
これは、汝自身を知れといった哲学的なものでもなんでもなく、物理的に自分の背中は見えず、頭の後ろは見えず、耳の中、口の中、鼻の中が見えないのでございます。
況や、己の内面のことをや、でございます。
手垢が付いてしまってピンとこないかもしれませんが、自分が当然と思っていることが、当然ではなかったり、よいと思っていることがよくなかったりもするのでございます。
ある人がお勉強を続けたりやる気を持ってやれているのに、自分にそれができないというのは、どこぞに何かの欠けたものや、単に自分の都合だけで見ている場合が多うございます。
そこで記録をとってみて、違うところから見直してみると、ふっと、あーしたら・こーしたらといった考えが生まれてくるものでございます。そうなったら、こっちのものであります。
記録とは、意外にパワーを生む作業であることを、ご実感くださればと存じます。

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食べ物の傷み

もう既に、入梅されたところにお住みの方もおられるかと存じます。
むしむしとして、少し動けば汗ばむ季節となりますが、くじけずお過ごしくださればと存じます。
本日のススメは、あんまりお勉強とは関係がございません。宜しく、お目汚しの程、お願い致します。
さて、この梅雨の季節で気を付けなければならないのは、やはり、食べ物の傷みでございます。
今年は冷夏になるかもといわれておりますが、夏はやはり夏でございます。
朝晩はまだ肌寒いでしょうが、細菌にとっては活動できなくはない気温と湿度でございます。
食べるものについては、少しずつ警戒度合いを高めるべきかと存じます。
先日も、ついうっかりして一晩置いていたお味噌汁が傷んでしまい、「ギャオウ」と吐き出したわたくしでございます。
お勉強は何より身体が資本、健康があってこそできるものでございます。
傷んだ物を食べて、腹痛なり吐き気なりで寝込んでしまえば、元も子もありません。
本当に病気といいますのは、苦しむだけ苦しんで、薬代等にお金がかかり、元に戻ってトントンという、何とも損なものでございます。
病気にならないのが最大の時間節約術、と申しても過言ではありません。
宜しく、食べるものにつきましては、ご注意くださいますようお願い申し上げる次第でございます。
食べ物の痛みを予防するには、まあまず、すぐに食べてしまう、日を置かないというのが宜しかろうと思います。
そして、なんか怖いなと思ったものは、すぐに捨てるべきでございます。
その一口なんて数千円もしないのですから、しまった!と思った時点で捨てるのがようございます。
そのほかには、すぐに冷蔵庫にしまう、のも痛み対策でございます。
とはいえ、たとえば、作りたてのカレーやシチュー、炊き立てのご飯などはなかなかに冷えない食べ物もございます。
こうした熱のあるものは、タッパーなどの容器に入れて、上から濡れふきんで包んでしまうと、ずっと速く冷やすことができます。
濡れふきんはべちょべちょで水ッ気があるものが効果的でございます。
水というのは蒸発する際に、熱を奪ってまいります。その作用を冷やすのに用いるといったわけでございます。
蛇足ですが、汗で濡れた下着を着ていると身体が冷えるのは、汗が蒸発する際に体温を奪うからでございます。体温が奪われれば、その分の熱を身体は作らねばならず、余計に疲れるといった次第でございます。
熱をもったものでも、濡れふきんで包んで高速で冷やせば、予想以上に速く冷蔵庫に仕舞えます。雑菌の繁殖も大分抑えられるでしょう。
また、殺菌の意味では、お酢もようございます。わたくしは、酢にんにくを浸け終えた後のお酢を、何かを仕舞う際、生物を食べる際にちょっぴりふりかけております。
お酢は意外に味を引き立たすので、下手な料理でも風味が異なり、食べられるようになります。保存と衛生、味の3面で効果があるかと思います。
料理店でも結構、危ないものを出されるときがございます。
宜しく、食べるものにはご注意の程、お願いする次第でございます。

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