今年の夏は酷暑となるといわれてございます。
だいたい、春先に寒いときは、冷夏になるのではなく猛烈な暑さになるとのこと。
冷夏となって、きゅうりやレタスといった夏野菜が500円になるよりかは、猛暑のほうがいいかなと思うわたくしでございますが、皆様各自、ご自愛くださればと存じます。
さて、暑い夏とはいえ、身体を冷やさないことが大事でございます。
あまりに身体を冷やすと、その分だけ身体は熱を生み出さなければなりません。
そのため、何にもしていなくても、余計に疲れるのでございます。
暑すぎるのもよろしくありませんが、冷やしすぎもよくはないのでございます。
特に、身体の芯まで冷えたり、内臓までが冷えてくると、腹痛から下痢、または便秘、果てには慢性疲労から腰痛までもが顔を出し始めます。
わたくしたちは恒温動物ですので、体温が下がると体温維持のため、余計なエネルギーを費やすものでございます。
そのエネルギー分だけ、やる気がなくなっているとも考えられるのでございます。
机の前に座っても、何だかぼんやりとしてやる気が出ないときは、思った以上に身体が疲れている証でございます。
この点、空調の聞き過ぎるところで長居をする方は、意を払ってくださればと存じます。
さて、身体を冷やしすぎないにはどうしたらいいかといいますと、手軽なのが、祖母が実践しておりました、朝に暑い物を飲む、でございます。
朝の時間帯に熱い飲み物を飲んでおくと、何とも調子がいいと申しますか、疲労度が異なってくるのでございます。
祖母は緑茶に梅干を入れておりましたが、わたくしはコーヒーでございます。
わたくしは、真夏の8月でも、ホットコーヒーを飲みます。
もちろん、飲む際は汗がだらだらとでて、シャツがぐっしょり致します。
熱い物を飲んでいるのですから当然、全身から汗が吹き出るのですが、体温が上がる分、外気の温度を防ぐといいますか、あまり、暑く感じなくなるのでございます。
不思議と飲み終えたあとは、暑いなあとは思うのですが、涼やかなのでございます。
内臓もある程度暖められて調子付くとでもいいましょうか、結構な元気ぶりでございます。
夏となると食欲のなくなる人もおられると思いますが、わたくしはこれまで、暑いからといって食欲がなくなったことが一度もないのでございます。
ま、もともと、食い意地が張っているのかもしれませんが(飲食会やパーティでは、わたくしのテーブルだけがすぐに食べ物はなくなります)、やはり、夏でも内臓を暖めているからでは?!と一人合点しております。
暑いときに熱いコーヒーなど飲めるか!という方は、紅茶をお勧めいたします。
もちろん熱い紅茶なのですが、紅茶にショウガを擂って入れて、はちみつをたらしますと、ショウガ紅茶とでもいいましょうか、ショウガ湯とでもいいましょうか、何か薬湯を飲むような感じとなって意外に飲めるものでございます。
ショウガはもともと薬扱いのものですから、結構、お勧めできるものでございます。わたくしは、紅茶を飲むと頭がガンガンするので飲みませんが、周りの人には好評を頂いております。
甘酒も宜しゅうございます。
あほなこというなという方もおられますが、甘酒は実は夏の飲み物でして、飲む点滴といわれるほど、身体に必須の栄養素を含んでおります。
冷たいままで飲んでも構いませんが、敢えて、レンジでチンと言わせて、これまたしょうがを擂ってふうふう飲めば、一日中、身体にパワーがみなぎっているかと思われます。
冷たいものがおいしく感じときにではありますが、1日に1杯くらいは、暖かいもので内臓をケアしてくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年7月8日 3:42 PM |
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7月になってからは、夏到来といった感じが致します。
晴れた日に、高架橋から空を眺めてみれば、その輝かしさから、ああ夏だなあと実感するものでございます。
さてさて、夏で気を付けなければならないのは、やはり体調でございます。
特に昨今の、どんどんと気温が上昇して暑くなりつつあるときは、いっそう注意でございます。
お勉強といいますのは、体調と密接に関係しております。
テキストがバリバリと読め、問題集や過去問の問題がバリバリと解ける、こんな調子のよいときは、体調の方もよいものでございます。
逆に、読んでも解いてもしっくりこない不調のときは、体調の方も優れないものでございます。
不調時の我が身を振り返れば、身体が重い、疲れが溜まっている、頭が霞んでいるといった症例が見出せるのではないかと存じます。
体調を整えることは、お勉強を上手く運ぶための1要素となっていることに、ご留意くださればと存じます。
いうまでもなく、体調のよいほうが、理解の度合いや記憶の乗りも違ってまいります。
そこで、では、どうやって体調の維持を図るか、と相なります。
手軽にできることは、疲れる食べ物や飲み物を摂らないことでございます。
世の中には、意外に食べるとおいしいけれども、消化に時間がかかるのか、身体が疲れてしまう食べ物と飲み物がございます。
ファーストフードや嗜好品、コーラといった清涼飲料水、アルコール類でございます。
また、味付けの濃い食べ物も入ってくるかと存じます。中食は手軽ではありますが、結構な濃い味付けですので、意外に消化器系にはダメジがございます。
普通にコマ肉を買って来て、にんにくとショウガと塩でベースの味付けをして、あとは中華ならオイスターソースやXO醤、西洋風にするなら固形ブイヨンを包丁で叩き潰したもの、アメリカ風ならケチャップを、和風ならしょうゆにんにくでもふりかければ、手軽に外食・中食レベルの料理が仕上がるかと存じます。
外食や中食というのがすべて悪いのではないのですが、多くの人が薄味よりも濃い味付けの方がおいしいと感じる以上は、得てして、味が濃くなるのでございます。
全否定はしませんが、上手に自炊とおかず購入を組み合わせることで、バランスのよい食生活になるかと思います。
こうした身体の疲れるものを控えて、少し出費がかさみますが、生野菜なり果物を加える、飲み物はお茶類にするだけで、だいぶ、身体の軽さというものは変ってくるように思います。
身体や頭の重さを感じたり、何かぐったりしている、疲労している気がするのなら、まず、食べ物と飲み物をお確かめください。
ひどく疲れる原因がそこにあるかもしれませんし、また、自身に足りてないものを発見するきっかけになるかと存じます。
まあ、アルコールの過剰摂取と野菜不足が、体調を悪化させる2大巨頭でございます。
飲食を変えてみると、ばかばかしいほど顕著に身体の違いがお分かりいただけるかと存じます。
夏の暑さに身体が慣れていない、この1週間ばかりは、ご節制くださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年7月7日 3:44 PM |
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独学というのは、基本的に失敗や間違い、誤りに対しては寛容でございます。
というのも、あまり過度にそれらに意を払っていると、お勉強が嫌になってくるからでございます。
1度や2度の間違いは誰にでもあるものでございます。
ですから、あまりクヨクヨ考えないようにするわけでございます。
逆にいうなら、クヨクヨすれば今後間違えないようになるのか、というわけでございます。クヨクヨして間違いが根絶できるのなら、大いにクヨクヨっとすべきでございます。
しかし、現実にはそうではありませんし、クヨクヨして時間を無駄にするくらいなら、気持ちを入れ替えて今後間違えないように、前向きに復習すればよいだけの話なのでございます。
ただ、でございます。
釘を刺しておきますが、寛容であることと、間違いを適当に済ますこととは、天と地ほどの違いがあることにご注意くださればと存じます・
寛容であるのは、間違えた後で復習や処置があってのことでありまして、単に間違いを間違えたままで放置するようなことはないのでございます。それは単に、怠惰なだけでございます。
この点だけは、くれぐれも勘違いなさらないよう、注意してください。
さて、間違いに対しては寛容であっても、「仏の顔も3度まで」と申します。
独学におきましても、寛容が許されるのは、3回まででございます。
もし同じ問題を、4回、間違えたのなら、徹底して対策を取ることと相なります。
つまり、問題集での「×」マークが、「××××」となったら、懲罰モードに移行となるわけでございます。
間違えるたびに復習し、それなりの処置を取ったのにもかかわらず、4回も間違えたのなら、自分自身に対して罰を与えねばなりません。
4回も間違うというのは、本試験で出題されれば、必ず間違うところでございます。
せっかくこれまで3回もの、間違いを正す作業をしてきたのでございます。
それらを無駄にしないためにも、徹底の上に徹底して、本当にもう2度と間違えないよう、自分に罰を与えねばなりません。
取りあえず100回、間違えたところを声に出して読み上げ、チラシの裏でも安売りのノートでもいいので、100回書きなぐってください。
これは罰なので、100回終えるまでは、自分を許してはなりません。
自分を罰するというのは、考えてみれば難しい行為ではありますが、機械的になっても行なわねばなりません。
100回も声に出していたら声もかすれます。100回も書いていれば、手首はだるく腕もびりびりしてくるでしょうが、だからこそ、罰なのでございます。
あまりに自分を苛めるのは正確がねじ曲がるのでよくはないのですが、4回連続して間違うのは、自分を苛め抜く正当な事由であるかと存じます。
本試験は本当に、1点の差で合否が決まってまいります。明白に間違うサインが出ているのに、それを無視するなど、愚かのきわみでございます。
今後絶対に間違えないよう、しっかりみっちり真剣に、間違いを正すことに臨んでくださればと存じます。
独学はややもすれば、自分に甘い処置を下しかねませんが、4回連続間違いには、厳しく処断してくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2010年7月6日 4:41 PM |
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