独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

適切な量と難易度

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お薬の但し書きには、必ず「用法と用量をお守りください」と書かれているかと存じます。
お勉強も、同様でございます。
ときどき、自身の実力を超えた勉強量を課して、自分から破綻にひた走る方がおられるのでございます。
刷り込みとでもいうのでしょうか。
お勉強をがんばる=1日10時間も、12時間も勉強すると固定化されている人を見受けます。
脂が載りに載って、実力が付きに付いた直前期あたりなら、このような長時間のお勉強も可能でございます。
試験範囲の勉強はほぼ終わっておりますから、全て見聞きしたものでございます。
また、全科目・全論点・全単元について、考えたこともあるでしょうし、理解に及んだものばかりです。
記憶や暗記もある程度、できあがっております。
ですから、お勉強そのものについては、大きな障害がないわけでございます。
ゆえに、10時間以上ものお勉強が可能となるわけでございます。
彼らは最初から10時間の勉強をしてそうなったわけではなく、結果的に、10時間の勉強ができるようになっただけなのでございます。
しかし、実力がそうも付いておらず、また、試験範囲の勉強が全て終わってもいない、復習もそれほどやっていないのに、かの長時間の勉強をやろうとしても、障害が多くてかなりの苦痛となるのは、自然であるかと存じます。
お勉強におきましても、自身の実力に適うものを、自身の実力に適した量でやっていかねばならないのでございます。
車の免許を取ったばかりの人が突然、F1のレースに出るような無茶な勉強をやったり、ちょっと料理が上手くなったからといって、帝国ホテルの厨房に立つような身の程知らずの勉強をする方がおられます。
よほどタフで、精神力に優れた者でなければ、必ず挫折か放棄に到ることでしょう。
お勉強といいますのは、基本が長丁場の戦いでございます。
ということは、今すぐにできなくてもいいわけでありまして、じょじょにできるようになっていけばよい、ともいえるわけでございます。
一足飛びにできる方ならやればよいのですが、そうでないなら、1段1段、登っていくしかないように思います。
無理を通せば道理は引っ込みます。無理に無理をして、数ヵ月後に嫌気が差してばたんと止めてしまえば、元も子もありません。
一足飛びに階段を登っていって、頂上付近でスッ転べば危険なことはいうまでもありません。
お勉強という、一種の劇薬を摂る際は、適切な量と難易度をお確かめの上、摂取くださればと存じます。


お勉強は毒にも

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