独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

申込者数・受験者数の増減

お勉強に疲れたら、願書を手にし、そこにあるデータで遊ぶのが1番でございます。

まず見るべきは、申込者数と受験者数の増減でございます。

どのくらい減ったり増えたりしているかは、試験の難易度を考えるよきデータでございます。

人数が増えていると、試験問題は難問化いたしますので、合格は相対的に厳しくなります。

なぜ難問化するかというと、受験生を選別しなくてはならないからでございます。

合格者は一定の数しか出すことができません。

だから、試験問題を意地悪くひねって、受験生が落ちやすくする工夫をするわけでございます。

もし、受験者数が増加傾向にあって、かつ、試験問題に変な問題が多数出題されているようでしたら、気を抜いてはならない試験状況でございます。

まだまだやばい、油断はできない、といった感じで、気を引き締めたり、やる気を取り戻してくださればと存じます。

さて、逆に、申込者数と受験者数が減っているようでしたら、油断は禁物ではありますが、軟化傾向にあるかもしれません。

というのも、受ける人が少なくなっても合格者は出さねばならないわけで、あまり難しい問題を出題すると、受けた受験生が落ちまくってしまうわけでございます。

ですから、減少傾向にある試験では、試験を易しくして、合格者の門を開けるわけでございます。

先と逆ですが、もし、申込者数と受験者数が減少傾向にあって、試験問題が易しくなっていたり、もしくは、それほど凝った問題・ひねくれた問題が出ていないようでしたら、それほど、試験試験と考えずに良いかと存じます。

そうした状況下の試験では、普通の穏当な努力をしていれば、受かるように存じます。

試験の全てが全て、一様に難しいわけではございません。

データから、お勉強の緩急をお付けくださればと存じます。

先送りも勉強のコツ

どこぞのメディアがお題目のように唱えておりますが、「先送り」の全てが悪いわけではありません。

なんだか、問題の解決を延ばすような言いですので、先送りにはよい印象がないように存じます。

しかし、先送りには、とてもよい面がございます。

それは、やる気の空回りの阻止することでございます。

力足らずのために、できないことは多々ございます。

できない、といって遠巻きにしていれば、できるようになるわけでもありません。

ですから時には、垂直にそびえ立つ壁を登るかのようなお勉強もしなくてはなりません。

なんども壁にぶつかって、うんうんと頭をひねることが、1番の勉強になることもございます。

壁を避けての成長なし、努力なくして伸びなし、これは真理なのでございます。

ただ、なのでございます。

物には限度がありまして、実力が足りないのに余りに過度に頑張ろうとするのは、車のエンジンを空回りさせまくるようなもので、あまり、よろしくないのでございます。

お勉強後に、とてもぐったりするときは、やる気や意欲が空回りしたときのお勉強でございます。できることなら、避けるべきお勉強でございます。

こちらの実力では歯が立たないときや、できそうにないところには、うだうだ・グダグダといつまでも拘泥してはなりません。

時間が変れば事情も変わる。

 この常識をわたしたちは、頭の片隅にでも置いていて、損はないように存じます。

目安は『1時間』でございます。

1時間、真剣に考えてみて、何1つ、ヒントも打開策も、方策も、突破法も見えてこないなら、まだ、できるような力が備わっていないと考え、そこでいったん区切りをつけてストップしましょう。

そして、他のところに、代表的なのは、復習でありましょうか、自分の現状の力が発揮できることに、着手すべきかと存じます。

わたくしたちには、本試験までの期限の利益があるのでございます。

本試験その日までにできるようになればいいのですから、到底できそうにないことは今やろうとせず、実力が付いているだろう将来にやるべきことに、ご分類くださればと存じます。 

積極果断に寝ましょう

寝ることは、独学のコツの1つでございます。

結論から申しましと、何もする気が出ないときは、特に何にもせず、そして、なんら奮起も期せず、さっくり寝巻きに着替えて寝ることを推奨するものでございます。

寝るより楽はなかりけり、でございます。

病気になると寝るのは、寝る状態が一番身体が楽で、負担がかからないからでありましょう。

一眠りすれば、身体の疲れはだいぶ取れるのも、寝転んだ状態がそれだけ負担が少ないからでございます。

何ともやる気の出ない、湿り気のある状態よりかは、一眠りでもして、しゃっきりぽんとした心の状態でお勉強をしたほうがいいのは、言うまでもございません。

いったん寝て、疲労やモヤモヤを取って、それからお勉強に着手するというのも、「手」なのでございます。

寝ることが、即サボるわけではないのでございます。

そして、もっと積極的な理由として、へろへろした状態でお勉強をしたとしても、少しも調子は上がらないことが挙げられます。

気分が優れなかったり、テンションが落ちていてお勉強をする気がないときに、無理やり勉強しようとしても、やはり、できないときが多いのでございます。

それどころか、ますますテンションは下がって、イライラが積もるばかりでございます。

結局、ゼロ勉強になるのが落ちですので、いっそのこと、止めて寝たほうがよいのでございます。

また、気が座らない状態でお勉強をしても、つまらないことで要らぬミスをして、更なるイライラが増すものでございます。

ならば、きっぱり床に就き、翌日の朝にでもスッキリした状態でやった方が遥かによいわけでございます。

今日のやる分や、計画の遅れが気になるかもしれませんが、できる状態じゃないのにやっても進まないのが現実。

お勉強が1つも進まないときは、寝るのが1番の処方箋のように存じます。