| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強といいますのは、やらなくてはならないことの山でございます。
また、独学といいますのは、自分以外に管理人がおりませんから、どうしても自分からやらざるを得ませんし、また、自分しかやる人はいないものでございます。
やらないといけないこと、今後に備えてやるべきこと、おそらく近い将来にやるだろうことを、先取りしていくのは、よいことでございます。
どうせやらないといけないのでございます。
避けられぬ運命はさっさと受け入れて、これまた、さっさと済ませた方が、気持ちに余裕が生まれます。
また、やらないといけないことどもは、やる前は億劫なのですが、いざ、やってみれば、それほどでもないことが多々でございます。
(やらなくちゃなあ)と、どんよりした不完全燃焼の状態が、いうなれば1番無駄なのでございます。
逆に、ささっとやるべきことを済ませた方が、気持ちに弾みが付いて、気持ちがいいのでございます。
擬態語で申し訳ありませんが、ぱっぱっぱと、ぴっぴっぴっと、物事が進んでいくと実にすっとするのでございます。
ですから、やるべきことどもに対して、距離を作ってウダウダと遠巻きにするよりかは、ぱっと事に臨んで済ませた方が、時間だけでなく、気持ちというエネルギーをも上手に燃焼できるわけでございます。
結果的に、やるべきことはさっさと先取りしていく方が、よい方向に進むように存じます。
ただ、物には限度がございます。
先取りしてやっていくのは、非常に気持ちがいいし、やった感・充実感があるために、「過度」になりやすいのでございます。
これが、よくないのでございます。
作業がうまいこと進めばよいのですが、途中で止まることがあったり、支障なり障壁がありますと、イライラが募ったり、落ち着きが欠けるようになるのでございます。
加えて、アレもコレも、先取りしてしまおうとする、欲張りな心が状況をさらに悪く致します。
気持ちよく済ましていくための先取りが、イライラや焦りをもたらすのは本末転倒でございます。
それこそ、先取りしてやったことが残っていてイライラするのとかわらないじゃありませんか。
先々やれば合格できるものではありません。
手一杯に何かを済ませようとしているときは、ちょっとお待ちをば、と一声かけるくらいの余裕を持つべきかと存じます。
2011年2月2日 1:56 AM
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