お勉強を継続するには、まず、勉強だけを専らに行う、勉強専用の場所を確保しなくてはなりません。
今日はあそこ、明日はそこ、あさってはあのあたり、という風に、フラフラするのは、あまりよろしくはありません。
独学のコツとして、勉強場所を変えるというのがありますが、それが意味を持つのは、勉強場所が固定化されている場合でございます。
人間、同じ場所でずっと過ごすのは、結構なストレスとなります。
何ゆえに、絵画や彫刻といった「持ち運び可能」な美術品が生まれたか。一説として、今いる空間に変化をもたらすため、と言われてございます。
お勉強なんつうのは、それ自体、ストレス強度の強い作業でありまして、その上、変化のない空間に居続けたら、加速度的にストレスは増しますものでございます。
だからこそ、「転地勉強」をするという次第なのでございます。
しかし、逆の、常にあちこちで勉強せよ、というわけでもないのでございます。
そんな状態だと、心身が落ち着かずに、身の入ったお勉強になりません。
時間当たりの勉強効率は、かなり落ちてしまいます。だからこその、専属場所の確保が重要なのでございます。
場所の確保とはいえ、「1人部屋」を用意せよ、というわけではありません。
リビングの机でも、キッチンの机でも、かまいません。寝室のミニ机でもようございます。
ただ、その場所のその位置に座ったときは、「勉強」だけをする場所を作るのでございます。
つまり、逆を言うなら、テレビを見たり歓談したりするような場所は、「勉強」以外の要素がありますから、相応しくないのでございます。
他の作業が入る場所だと、どうしても集中が切れやすいです。
お勉強におきましては、「場所」は意外に重要なファクターであることを、お知りおきくださればと存じます。
| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: ストレス, 勉強 | 2011年5月24日 11:19 AM |
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そもそも、お勉強というのが、しんどいものなのでございます。
無理やりに「やる」面がありますから、初期の方は、大概なストレスがかかります。
変に落ち込んだり、不合格になるかもと不安や恐れを感じたり、いらいら、そわそわしてくるものでございます。
お勉強というのは、そういうものですから、まず、無理をしないことでございます。
また、お勉強は、退屈で気分が乗らないものでもあります。
自分の好きな人や名声のある人、実績のある人の言ったことや書いたことは、よくよく読めるものでございます。
言われなくとも、こちらのほうから読み進めるものでございます。
しかし、テキストや問題集は、見も知らぬ「誰?」という人が書いたものでございます。
ですから、少しも、こっちの「心」に響いてこないのでございます。
(えらそうに言いやがって、誰やねん)状態ですから、これもまた、ストレスの元でございます。
それでも、読んだり書いたり解いたりしなくてはならないわけで、いっそうのストレスとなって跳ね返ってくる次第でございます。
お勉強においては、ストレスの大きさを把握しておくことが大切でございます。
遠いギリシアの時代、「先生」という職業は、尊敬は払われてはいたようですが、奴隷の仕事でもありました。
そのくらい、何かを人に教えるというのは、根気の要る難しい仕事であったのでございます。
教えることの逆である、学びや勉強も、同程度の根気が要るものでありましょう。
お勉強というのは、そのくらい強度のある作業であることを、頭の片隅に置いておくべきかと存じます。
カンタン・ヤサシイ・ラクなどという甘い言葉は、時々服用することにしましょう。
| カテゴリー: 過去のススメ | Tags: ストレス, 人, 勉強 | 2011年5月23日 6:31 PM |
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お勉強には、気合や精神力も必要ではありますが、それらのベースとなる体調が殊の外、大切でございます。
いいときは少しも自覚できず、悪くなってようやくわかるのが、体調の厄介なところでございます。
なんだか身体が重い、背中が痛い、膝が、腰が、わき腹が痛む、目がじんじんするといったように、悪くなって初めて気付くのが、体調なのでございます。
体調が悪いと、お勉強の進みははかばかしくありませんから、まず、体調を元に戻すことが、お勉強の上で大切になって参ります。
そこで、体調不良かな?と思うようになったときは、直近1週間をよくよくご反省ください。
まず、何か変わった事をしたか、を自問いたします。
たとえば、新しい靴は、意外に腰痛や背中、膝の痛みをもたらせます。
ずきずきするなど、痛みが増すようなら、履かないようにします。
それで、体調不良が治れば、靴が原因なわけで、ま、原因が分れが、詰め物をするとか、中敷を敷くとか、返品して靴を変えるなどの対処をします。
ひとまず、新しい物や事が、生活に入ってきてないか、お調べくださいませ。
次に、飲む物を変えたとか、これまでとは違う物を食べたかなど、食生活も振り返ってみます。
わたくし、どうも、胃がシクシクするなあと思ったら、緑茶をがぶ飲みしている自分を発見し、飲むのをやめたら元通りなった経験があります。
元は、ほうじ茶をよく飲んでいたのですが、それが切れたので、代用として緑茶を飲んだら、胃が痛み出したといった次第でございます。
同じお茶でも、やはり、成分が違いますので、結構な「差」が生じます。
何だか、微妙に体調がすぐれない、調子が出ないなあと思うのでしたら、食生活をもお調べください。
体調変化の原因は、実に身近なところにございます。
以前とは変えたことを元に戻せば、体調は速やかに戻ります。
人生に変化は必要ですが、悪化しているようならば、元の方がましでございます。
「もしかしたら、アレじゃない」という発見をしてくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | Tags: 体調 | 2011年5月20日 6:19 PM |
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