独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

衝立・屏風で勉強空間を

勉強に当たって必要なのは、「個」となる空間でございます。

本居宣長が、往診の途中で切り株に座り、学問思案をした話は有名でございます。

他人がいると、それが親であれ友達であれ、気がそっちに行ってしまうのでございます。

ですから、「個」となる環境が必要なのでございます。

さて、理想は勉強部屋を設けることですが、そうそう、ほしい→はいどうぞ、てなわけにもいきません。

そこで、お知恵拝借となるわけですが、江戸の長屋暮らしが参考になるかと存じます。

江戸の長屋というのは、6畳一間という狭い部屋なのですが、そこに家族が3人なり4人暮らすわけで、プライバシーなど少しもないわけでございます。

しかし、プライバシーは、なくて済むものでもありませんので、何とかして「個」の空間を設けていたわけです。

そこで登場するのが、今では古民具となっている、衝立や屏風でございます。

自分の左右にポンと置くだけで、あら不思議、絶妙な「個」の空間が生まれます。

オフィスのコンパートメントために設けられている、プラスチック製の壁を思い起こせばよいかと思います。

いうなれば、人の視線をさえぎるもので、勉強者の周りを囲めば、そこに「個」の空間が生まれる、という次第でございます。

屏風・衝立的なものが1つあれば、部屋の角っこに机を持って行って、もう片方の空き間に屏風・衝立的なものを置けば、立派な「個」の空間が出来上がります。

人がいるリビングで、しかめっ面をして勉強しても、煙たがられるだけでございます。

衝立や屏風は今となっては売ってませんが、たとえば、ホームセンターなどでよくある、服かけみたいなもので十分、代用できるように存じます。

卓球の練習場にあるような、ビニールを張った柵なんてものもよいかなと思います。(卓球フェンスというようです。)

なかなか勉強の空間が手に入らないときは、屏風・衝立モドキを自作することで、他人の目をそらして、個の空間を設けくださればと存じます。

勉強する方も、される方も、かなり気兼ねがなくなるように存じます。

カントリーマアムは1枚50キロカロリー

カントリーマアムは、1枚につき、50キロカロリーございます。

カントリーマアムをお楽しみになる際は、このカロリーの点を見落とさないよう、ご注意いたします。

ほんと、うっかり大袋(24枚入り)を買って油断をすると、凄絶なほど太ってしまいますので、注意喚起のため一筆啓上する次第でございます。

カントリーマアムは、厳しいお菓子業界の中で、厳然としておいしさを保っている、珍しいお菓子でございます。

まずくなったお菓子は、それこそ、数限りなくございます。

品質を落として、東鳩やら小池屋に、小売店の「棚」を奪われた自業自得☆乙☆カルビーに、見習ってほしく思います。

さて、当該カントリーマアムですが、そのおいしさゆえに、いくつも食べられてしまうという、欠点がございます。

タイトルにありますように、カントリーマアムは1枚50キロカロリーでございます。

つまり、1枚食べれば、次の食事の際に、何らかのおかずを減らさないといけないのでございます。

それか、サラダのドレッシングを抜かなくてはならないのでございます。

さて、2枚食べればどうなるでしょうか。合計100キロカロリーを摂取するわけで、次の食事では、メイン級のおかずを変えなくてはいけなくなります。

トンカツを冷奴に、から揚げなら冷奴に、揚げ物・フライなら冷奴に、カツカレーなら普通のカレーにして、カントリーマアムで摂取した分の過カロリーの調整をしなくてはならないのでございます。

さて、調子に乗って3枚食べたらどうなるでしょうか。

ならば、次の食事では、炭水化物たる「ご飯」を抜かなくてはなりません。

ご飯茶碗一杯は150キロカロリーですから、丁度、カントリーマアム3枚と引き合うわけでございます。

それ以上を食べたらどうなるか。

次の食事は、レタスとキュウリをかじることと相なります。

そうしないと、本当にブクブクブクブク太るからでございます。

カントリーマアムは圧倒的に「食べられて」しまいますから、本当に注意しなくてはなりません。

以前のススメでも申しましたが、人は、お菓子を断つだけで、ほっそりスマートになります。

ぽっちゃり感があって、何か顔や身体の輪郭に「ゆらぎ」のある人は、対外、お菓子をぱくついてございます。

カントリーマアムは、そのおいしさと手軽さとリッチな味わいゆえに、太り係数S級のデンジャラス食品でございます。

コーヒーとカントリーマアム数枚は、黄金の組み合わせでありまして、至福でございます。

しかし、カロリーについては、くれぐれも油断せぬよう、進言させていただく次第でございます。

テキスト・問題集は机の上に

テキストと問題集はどこにおけばよいか。お勉強空間の整理整頓についての、1助言でございます。

整理整頓というのは、単に見た目だけ綺麗にすればよいというわけではありません。

また、お勉強の空間から物を引っぺがせばいいというわけでもありません。

究極に片付けられた空間、完全に整理整頓されたところ、それは、ほかでもない監獄・刑務所でございます。

あまりに、整理整頓を突き詰めれば、虜囚の身になってしまう点、ご注意くださればと存じます。

整理整頓はお勉強をしやすくするためでありますから、お勉強さえうまく事が運ぶのであれば、多少は、散らかっていてもよいのでございます。

ですから、何でもかんでもをしまわないようにします。

机の上には、何にもないのが理想ですが、しかし、お勉強をしておりますと、突然、「アレ、○○ってなんだっけ?」という疑問が頭をよぎるものでございます。

こうした瞬間に大事なのは、すぐに、即、確認することでございます。

その際に、テキストはどこだ、問題集はどこだと、ちんたらしないことが重要です。

確認までの時間が空けば空くほど、記憶のノリは悪くなってしまいますし、テンションもダダ滑りに下がり続けます。

だからこそ、テキストや問題集は、机の上に置くのでございます。

本棚に入れたり、棚の中にしまったり、かばんの中に、いれぱなっしにしたりしないことが肝要でございます。

勉強するにせよ、しないにせよ、とりあえずは、テキストと問題集を机の上に置きましょう。

テキストや問題集は、よく使うものであるからこそ、はっきりいえば、お勉強の定番道具なのでありますから、一番目が行きやすく、手が届きやすい机の上に置くことを、推奨させていただきます。

また、机にテキストと問題集を置いておくと、どうにもそれらに目が行って、お勉強を意識させるので、気持ちの方もいやいやながら「勉強」に傾くものでございます。

テキストと問題集を机の上に置くことは、整理整頓に加え、やる気対策でもあるのでございます。これら2つの効果を見捨てることはないように存じます。