独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

お勉強とアルコール類

成人になってからのお勉強というのは、子供時分、学生時分とは違う問題が生じます。

その1つが、ビール(アルコール類)でございます。

大人になってのお勉強には、ビール(アルコール類)なる新たな『敵』に、その列に加わるのでございます。

酒は百薬の長、と申しますが、さもありなんでありまして、疲れたときに、きゅっとコップ酒をあおると、芯まで疲れた身体に見る見るうちに生気やよみがえるものでございます。

犬・ネコのペットが風邪を引いたり、小鳥がトヤ期で元気がないようなら、水で薄めた酒やぶどう酒を少量飲ませるとよいのですが、それも、酒類に含まれるエネルギー値の高さを示しているように存じます。

まさに、「目が覚める」「身体が起きる」といってよいくらいの形容パワーが、1杯のアルコールにあるのでございます。

わたくしたちは、「いい大人」ですから、アルコールの持つパワーを利用しない手はありません。

つまり、お勉強をする体力なり、元気を確保するために、少量のビール(アルコール類)を飲むのはよい、という次第です。

疲れた身体を引きずって、うだうだ・グダグダするよりも、少しのアルコールで景気付けて、お勉強に臨むのが酔うございます。

しかし、問題なのは、1杯目なり1本目以降なのでございます。

特に問題なのが、『飲兵衛』といわれる御仁でございます。呑みだすと、1杯・1本で済まない人たちでございます。

結論から申しますと、過ぎたるアルコールとお勉強は、絶大なくらいに相性がよくありません。

アルコールを飲みすぎると、その飲んだときの記憶がなくなるように、アルコールには、記憶消失の効能がございます。

嫌なことがあったら酒を飲む、というのは、これがためでございます。

しかしご存知のように、記憶の消失は、お勉強にとって、最大の『敵』でもあります。覚えるための勉強ですよ。

過度に酒を飲んで勉強をしても、おそらく、ほとんどを忘れてしまうことでしょう。

やる端から、呑む傍から、勉強したことを忘れて行ってしまうでしょう。

おっさんによくいるのですが、飲みながら勉強する人がおられます。全くの無駄行為であるので、すぐにやめましょう。無意味です。

仕事帰りにコンビニに寄ると、ついビールやチュウハイなどのライトなアルコール類を買ってしまう人。

家に酒類が常置されている人、まとめ買いされている人。

アルコールパワーは偉大です、飲むな!なんてことは、到底いえません。

ただ、アルコール類は一種の薬、強壮剤と考えて、上手に『服用』ください。

少しなら、絶大に身体に効きますが、過剰な摂取は副作用も大でございます。

往時のようにういういしく、おちょこ一杯か、中学生のようにミニ缶で、アルコールとお付き合いくださればと存じます。 

だらだらやるのも勉強方法の1つ

「だらだら」というのは、完全無欠に悪いものではありません。

悪く言われる、「だらだら」でございますが、役に立つ時だってございます。

その「時」とは、あまりに膨大なところをやるときや、少しもわからないところ、意味不明なところと遭遇したときは、当該「だらだら」が意味を成してくるのでございます。

「だらだら」というのは、身体から力を抜いた、省エネモードであるといえるかと存じます。

砂漠を走る人はおりません。

砂漠を行くキャラバンは、一歩一歩、気負うことなく、そして、焦ることなく、漠々とした砂の海を歩いているものでございます。

お勉強においても、駆け足でざっとやればいいところがあれば、だらだらと歩調を緩めて、急がずやっていったほうがよいところとが、厳然とございます。

「うわーーーめんどくせええなああ」とため息をついたところ。

「なにこれ??」と、目をぱちくりしたところ。

「テメエがやれよ」と毒づいたところ。

「こんなに覚えないといけないの?やってらんないすよ」と憤慨したところ。

「さっぱりわからない」と頭を抱えたところ。

こうしたときには、「だらだら」が、事態を打開するよき方法になるように存じます。

テレビを見ながらでも、ネットをしながらでも、当該「だらだら」は、一向に構いません。

だって、クソ真面目にやっても少しもできないのですから、ほかごとをやりつつでもいいじゃない、てな塩梅でございます。

一生懸命にやるだけが、がんばるだけが、お勉強の方法ではないことを、ご理解くださればと存じます。

慣れてきたり、全貌が開けてきたら、本腰を入れればよいだけの話でございます。

気分が変わるのがよき休憩時間

休憩時間というのは、娯楽の時間ではありません。

つまり、自分の好きなことをすればよいわけではないのが、休憩時間なのでございます。

もし、「娯楽」で行こうとするなら、ある程度の時間を設けて、心底わあっと楽しむべきであります。

あとあとで、勉強なんて重荷を背負って娯楽るものでもありませんし、10分や15分程度の短い時間で娯楽る必要はないように存じます。

休憩時間は、気を休め、気分を落ち着け、リフレッシュするための「短い時間」であります。

言い換えれば、休憩した後は、心持ちスッキリしておらねばならないのでございます。

『本当に、リラックスできているか?』が、休憩時間の考察点の1つであるかと存じます。

つまり、休憩したのに、気楽な感じになっていないなら、その休憩時間は失敗であったか、不適当であったわけでございます。

休憩時間に、たとえば、仕事関係のメールを読んでうんざりしたり緊張したり、ネットの画面を見て目が疲れたり、ゲームをして気分がイラついたり、ま、こういう状態になった休憩とは、あまりよいものではないように存じます。

ベランダに出て外の空気を吸う、外で深呼吸をする、適当な雑用をする、体を動かす、腕立てをする、腹筋・背筋をする、お茶を淹れる、一杯を楽しむなどなどが、休憩の内容としては、最適かと存じます。

休憩時間にお茶を飲むのが多いのは、お茶を淹れるにはお湯を沸かし、カップを温め、茶葉を用意し、葉を湿らして蒸し、蒸している間にお茶菓子か軽食を用意し、お湯を注いでおいしく淹れるという、勉強とは違う多数の作業があるがゆえに、『お茶』が気分転換になるのでございます。

気分が「すぅ」とするのが、よき休憩でございます。

よく休める人が、がんばれる人のように存じます。

もっというなら、がんばるしかできない人は、全く何もしない人に近い、とも申せましょう。

どちらも両極端であって、がんばり続ける無理をしていれば、早晩、心身の調子を崩して、破綻するに決まってございます。だからこそ、「何もしない人」に近いのでございます。

休憩時間を見直しを、お勉強に倦んだ際には、やってみてほしく存じます。

「何で休むか?」を考えることが、これがまた、いい休憩時間になったりします。休むことを考えるのは、意外に楽しい時間です。