| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: 勉強, 集中
勉強において大事なのは、自分を集中の状態に持って行くことでございます。
次に大事になるのが、集中を維持すること、切らさないことでございます。
一番、集中が切れやすいのは、難しいところや難関なところに遭遇した「瞬間」でございます。
(ううん)と微妙に嫌気が差した際に、集中は切れやすくなります。
そして、切れやすくなった集中に止めを刺すのが、タイトルで述べる本・雑誌、パソコン・携帯の類でございます。
嫌だなあと思った瞬間に、本が目に飛び込んでくるのでございます。
そして、途端にその本が面白くなるのでございます。これまでは、手にさえ取ろうとしなかったのに。
まじめな本だからいいか、といって勉強の机の上に、試験と関係のない本を置くのも、この際、やめておきましょう。
そういう本が、なぜだえか、むやみやたらに面白く読めてしまうのでございます。
ホント、勉強の間は、古今和歌集だって読めてしまうくらい、他ジャンルの本が面白くなってしまうんです。
だからこそ、集中が途切れないよう、気をつけなければいけません。
まあ、逆を言えば、普段読めない本を読むなら、勉強の間、といえましょう。
雑誌も本と同様の事情でして、普段ならつまらない記事やゴシップが、異彩を放つのでございます。
パソコンや携帯も言わずもがな。
ついネットにつなげて、どうでもよい情報を追いかけたり、メールを見たり打ったりするのでございます。
集中状態というのは、勉強の記憶なり理解がなされる可能性の高い時間帯でございます。
切らさない方がいいのに決まっております。
効率よく勉強を進めるのであれば、まず、勉強の空間である机の2メートル四方(手の届く範囲)には、雑誌や本を排除します。
リビングに置くか、遠い本棚に置くか、捨てるかしましょう。
パソコンからできるだけ勉強空間から離します。
いわずもがな、パソコンのディスプレイの前の勉強などご法度です。まず、集中できません。
携帯は、靴箱の上にでも置いておきましょう。
こんな風に、本・雑誌、パソコン・携帯を勉強空間から物理的に締め出すことが、集中を切らさないコツでございます。
せっかく捻出した勉強時間です。自分を集中状態に持って行って、さっさと今日の分を勉強して、あとで、それらを楽しむことに致しましょう。
2011年5月27日 3:15 PM
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