独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

「できる」ことをするのはしんどいから、「できない」を隠し味に

「できる」ことをするをするというのは、結構しんどいものでございます。

「できる」ことというのは、結果が見えているものでして、ただ一言、精神的にかったるいわけでございます。

(できるなら、やらなくていいじゃん)というのが、普通の人のいたって常識的反応でございます。

「できる」ことを真面目にやる人というのは、よほどに人間ができているか、それとも、金銭的背景があるからでありましょう。

しかし、です。

できることでも、敢えてやらなくてはならない場面というのは、試験勉強においては、多々ございます。

試験勉強の「できることでも、敢えてやらなくてはならない」の代表は、復習でございます。

試験勉強においては、何度も読んだテキストを、またも読まねばならなかったり、何回も解いた問題をやらねばならないことが多々ございます。

何度も何回もやっているわけですから、穏当にできてはいるのでございます。

復習とは、できるが故に、めんどくさくて、かったるいのでございます。

しかし、これを逆に言えば、ある程度の「できない」要素を含めれば、その「できない」が追加される分、「できることをやるのはめんどくさい」が緩和されるといった次第でございます。

復習をしなくてはいけないが、めんどくさいなあと思うときは、「ちょっとできないかな」要素を、『隠し味』で入れるのでございます。

たとえば、「時間の計測」でございます。

読めることは読めるし、解けることも解ける。しかし、じゃあ、『はてさて、30分でできるのかな?』といった寸法でございます。

たとえば、『通勤時間中にできるの?』といった風に場所を変えてみたり、『朝1に見て、すらすらっとできるのかい?』といった風に時間帯を変えてやってみる塩梅でございます。

「なんだかできないなー」の要素を入れると、「できるからめんどくさい」が程よく中和されて、何とかやっていく気持ちになるのではないかと思います。

自分を上手に騙すことは、試験勉強においては、有効な手立てでございます。

蛇足ですが、夫婦生活も「自分騙し」の範疇に含まれるのではないかと、忖度する次第でございます。

多少の困難が、刺激と継続をもたらすのでございます。

汗臭いシャツ・タオル類・ハンカチは重曹で洗濯する

きちんとこまめに洗濯して、天日で干して紫外線消毒しているのに、何だか臭うものがございます。

直に肌に触れるものは、得てして汗臭くなってしまいます。

シャツ・Tシャツ・Yシャツをはじめ、タオル、ハンドタオル、バスタオル、ハンカチは、洗って「綺麗なはず」なのに、結構な臭いを持つようになります。

洗っても臭いがする、とはいえ、まだ捨てるには惜しい場合、「重曹」による洗濯を推奨したく存じます。

これといって難しいことはありません。

臭い系のものを、他の洗濯物と隔離して、臭い系は臭い系のみで洗濯するくらいです。

要するに、おっさん・亭主・旦那のものは、別に洗濯するという塩梅です。体育会系の息子も含めてよいでしょう。

重曹の量は、ティースプーン3杯から4杯。臭いがきついときは5杯。これに通常の選択用洗剤を入れて、「しっかりすすぎ」で洗います。

そして、日干しにして、赤外線消毒します。

乾いたときに、多少、重曹臭さとというか、いつもと違った「におい」がしますが、皮膚に対して別段、これといった影響はありません。

あまりに汚染された洗濯物は、重曹タップリ洗濯でも歯が立ちませんが、比較的、汚染度の低いものなら、あの嫌なすえた臭い、垢臭、汗臭、酢臭は、かなり改善するように思います。

ちなみに、「ハイター」で洗ってもダメだったものでも、「重曹」なら、臭いが取れる可能性がございます。

重曹は100円ショップで売っているので、コストパォーマンスは「大」です。

汚い話ですが、わたくしの場合、重曹タップリ洗濯で、復活したものがかなり多くありました。

梅雨の季節で、部屋干しも多くなり、また、蒸し暑いため汗をかき、とかくに洗濯物が臭いやすい季節です。

臭いが取れずに気になるようなら、重曹タップリ洗濯をお勧めいたします。

ただし、重曹で洗うと、少なからず色落ちしてしまうので、この点はご注意ください。色物の場合は、その色物の価値とを考量して、重曹洗濯いたしましょう。

ということは、おっさんの衣類・タオルは、白色で固めれば、重曹による色落ちを考慮しなくていい、てなことになり、白シャツ・白タオル・白バスタオルをあてがえばよい、てなわけです。白系なら、重曹による色落ちを気にしなくてもいいので、臭いものをがんがん洗えます。

お父さんの色は白色だね!といっておけば、向こうは純粋さの色かと、勝手に勘違いするので、さらによいでしょう。

では、臭いのする人の色を「白」にするのなら、ウェディングドレスが何ゆえに「白」としているのかも、きちんと説明できるように存じます。

最安値の重曹:補足

“美肌湯”の入浴剤から洗濯・掃除と、たっぷりと使いたい人は、通販が重曹の単価最安値です。安心・安全の食用グレードなので、さらにお値打ちです。

ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。

参考:NICHIGA:重曹(食用グレード)10kg

試験勉強で趣味は減るけど、残る趣味こそ本物だ

試験勉強を抱えると、どうしても趣味に割く時間がなくなります。

さて、それを悲しむべきことがどうか、なのでございます。

結論から言いますと、『趣味は減らせられるなら減らすべし』と考える次第でございます。

そもそも、お勉強に時間がとられるわけで、どうしても整理するか減らさざるを得なくなるでしょう。

昨今では、多趣味が普通で、アレもコレも興味がある、というのが「よし」とされております。

しかし、たくさん趣味を抱えれば、人生が豊かになるわけでもないのは自明の理でございます。

その背景は、嗜好が多様化して、その個々の嗜好にマーケットがあって、個々のマーケットが他の無関心層を引き込まないといけないからこそ、「多趣味はよし」なんていわれてるんじゃないかな、と思います。

趣味といえば、映画やカメラ、小説・読書、飲食・旅行ですが、ま、マーケットがそれぞれにがっつりとあるわけで、だからこそ、多趣味推奨のインセンティブはたっぷりとあるわけです。

釘がさびるのを見る、そこらへんの草木の観察、空を見る、海・池・川を見る、雨を見る、鳥を見るなど、金のかからない、つまり、マーケットが成立しないものは、そうそうに推奨されていないわけで、ま、いってしまえば、趣味というのはいまや趣味商売であり、商売が拡大を目指すものであれば、趣味も多種にならざるを得ないわけです。

こうした「趣味動向」を知っておけば、何でこんなものがはやるのか、も見えてくるように存じます。

さて、お話を戻しますと、試験勉強をすると趣味の時間を減らさざるを得なくなるわけですが、これを言い換えるなら、本当に自分にとって必要な趣味を選び出す「洗練」過程ではないかと存じます。

暇と余裕があるからやってるだけの趣味と、どうしてもそこから日々の生活のエネルギーを得る趣味は、やはり、分けて考えねばなりません。

必要な趣味と、ホントどうでもいい趣味とを、一色単にすることは、不幸の1つかと考えます。大事なものとそうでないものを一緒にしてはいけない。

こんこんと尽きぬ楽しみの沸く趣味が見つかれば、それこそ一生ものでありまして、無駄で余分な趣味モドキをしているから、それが見えてこない、ともいえるわけでございます。

お勉強をしていると、だんだんしなくなる、見なくなる、関心の薄れるものがございます。わたくしなどは、本屋めぐり・立ち読み、読書、格闘技でありました。

残っているのは読書くらいで、本はいやいや読んでいますが、書店めぐりなどほとんどしなくなりました。格闘技など全く関心ゼロになっています。

それは、もう現状の自分にとっては必要ではなくなったか、もとより、必要ではなかった趣味だったのでしょう。

試験勉強後に、以前の趣味が楽しくなくなったという方は、結構おられますが、それは、ある意味、自分が成長してその趣味が必要でなくなったか、もとより必要でなくてメッキが剥がれたのでありましょう。

お勉強後に、それでもやりたいと思うもの、それが、己の求めている「楽しみ」ではないかと考える次第でございます。

趣味が多くて勉強ができないのは、単に欲張りなだけか、必要なものが見えていないだけでございます。

『それでもやりたいものが趣味』でございます。選びに選んで、何を自身の本当の趣味なのか、ご把握くださればと存じます