独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)、通称デルマは、画材店ならまず売っている

ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)、通称デルマは、基本、文房具店に行けば置いてあるかと思います。

横文字でかっこいい名前をしていますが、言ってしまえば、三菱が製造販売している鉛筆の一種です。

ですから、大半の文房具店に行けば、売っていることでしょう。

しかしまあ、先の雑文でも申しましたように、ダーマトグラフは、「ただの鉛筆」ではありません。

何とも質良く・持ち良く・見た目良しで、いったん使えば、(ただの鉛筆じゃないな)と思われることでしょう。

しかし、当該ダーマトグラフは、文房具店やスーパー、大型店、ホームセンターによっては、取り扱っていないこともあるかと思います。

おそらく多分、「ない」方が多いかと思います。

何と言っても、鉛筆自体があまり需要がありませんし、回転率も低いことから、「売れ筋」重視のオペレーションを採用した販売店なら、「鉛筆自体」を置いていないことでしょう。

鉛筆でさえ消えつつあるのですから、ダーマトグラフというもっと知名度の低いものとなると、さらに売ってない方が多いように思われます。

もし、お近くの文房具店等に売られていないときは、画材店に足を運んでみてください。

画材店にまでいけば、ほぼ売っています。そこで、お買い上げください。

ちなみに、この『画材店』というのが、何気に味のある空間で、変に気持ちがいいところです。

足を踏み入れれば、(こういう世界があったのかあ)と、妙な気持ちになることでしょう。

さて、先も言いましたように、ダーマトグラフは鉛筆の一種なので、いろいろな色がございます。

お勉強におきましては、「赤」は実に多用いたしますので、そのときに2~3本買っておいてよいでしょう。

あとは、青なり緑なり紫なりピンクなりの、使いそうな色を1本ずつ買えばよいように思います。

筆箱に、新しい仲間をお加えくださればと存じます。

ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)、通称デルマの赤を使おう

何となく目に優しい「赤」色がございます。

それが、本雑文のテーマであります「ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)」、通称デルマの赤色なのでございます。

文房具というのは、正味な話、何を使っても構わないのでございます。

線を引くのに○○だからよくて、△△のメーカーだとダメだ、なんてことは、ないのでございます。

しかし、赤ペンや赤ボールペンで引くと、何となくですが、キツイというか冷たいというか、実務的といいますか、何とも『味気』がないのでございます。

この点、ダーマトグラフは、何とも懐かしい感じのする、そう、クレヨン風のアンダーラインが引けるので、何ともいいのであります。

わたくしにとって文房具というのは、学生時分のママでずうっと変わらなかったのですが、当該ダーマトグラフは、成人になってから新しく使い始めた「文房具」でございます。

ダーマトグラフの存在を知ってから10年以上になりますが、ほぼ毎日、愛用しているものでございます。

使い始めた発端は、故司馬遼太郎が原稿への手入れの際に利用していたからで、ちょっと使ってみるかで手にしたところ、あららという感じで、ずっと使っているという塩梅でございます。

当該ダーマトグラフの特徴は、先も言ったように、見た目にやさしく、味気があり、書き味も滑らかなところが第1点です。

また、擦れてもかすれず、アンダーラインの周りの文言が汚れません。これが第2点。

そして、何より、折れないし、太いし、削りかすがでないしで、このあたりの実用性の高さが第3点です。

ちなみに、「削りかすがでない」とは、皮をぺりぺりと剥くようにして、新しい芯を出すからです。

このように、利点の多いダーマトグラフ、お値段の方も手ごろ価格で、1本は 100円か200円くらいです。

賢明な配偶者様であれば、家計簿をつけているかと思われますが、ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)の赤が1本あれば、いくらでも、それこそ数十年単位で「赤字」と「赤線」を描くことができますので、推奨する次第でございます。

「千里の道も一歩から」は、「千里先」が正しい目的地である場合に限って成立する、ということ

結論から言いますと…

『目的地がちゃんとしているから、コツコツと、一歩づつ着実に進んでいくことに意味が出てくるわけで、目的地なり到達地、目標や目的が間違っていたら、千里・一歩はどうにもトンチンカンなことをしていることになってしまう。』

『故に、自分の誤りやミス、失敗に気づかないと、千里・一歩は、地獄への旅路になってしまう。』

『もし、間違っていることに気づいたのなら、その間違ったことやうまくいっていないことを変えることから、始めないといけない。』

…てな次第でございます。

ことわざ「千里の道も一歩から」は、コツコツやること、実直な努力の大切さを語っているわけですが、それも場合によりにけり、でございます。

当たり前といえば当たり前で、間違っていることを実直にやっても仕方がありません。

何か物事を成し遂げるには、「実直にやっていくこと」は、重要かつ重大な用件ではあります。おそらく、これに欠けて成し遂げられた大事などは、ないように思います。

しかしながら、「実直にやっていさえすれば、そのやっていることが重要なことになったり、有意味になったりするわけではない」という次第でございます。

この点、絶対に、取り違えてはならないかと存じます。

「一生懸命やればいい」が成立するのは、小学校の低学年の社会まででありましょう。

それ以外のところでは、ダメはダメだし、無意味は無意味なママでございます。

ダメや無意味になるものは、相応の根拠と歴史的積み重ね、経験科学的結論があるからこそ、「そう」言われているわけでございます。

ダメであったからダメなのであって、そのダメ事情を無視しても、結果は同じ『ダメ』でありましょう。

 大事なことは、「間違っていることを、間違ったまま、コツコツが大事を金看板に押し立てて、続けるな」ということでございます。

えぐい言い方ですが、破滅しないためには、そうすべきかと存じます。