独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

風呂、洗面台、流しの臭いに重曹を

梅雨から夏にかけて目立ってくるのは、「風呂」「洗面台」「流し」といった水周りからの臭いでございます。

凄く不愉快とうわけでもないのですが、さりとて、いい臭いでもなく、ドアを開けたときに鼻に来るものでございます。

そこで、当該臭いに、『重曹』の出番と相なる次第でございます。

重曹の使い方は、簡単極まれり、でございます。

風呂においては、洗い場と風呂桶(湯船、ユニット)の排水口に、重曹をどばどばと入れるのみでございます。

洗面台においても同様に、排水口の内部及び周辺に、重曹をどばどばとふり掛けます。

流しにおいても同様、生ゴミユニットを取り外して、排水管の中にどばどばと重曹を注ぎ入れるだけでございます。

「どばどば」というのは、適当に掛けときゃいいというニュアンスなのですが、何でも正確にしないと気が済まない、中間管理職のおっさんのような方は、おおむね「どばどば=大さじ2~3杯」と見ておけば、よろしいかと存じます。

重曹を入れる量・掛ける量は、本当に適当でいいです。いつもどおりの“大雑把さ”を存分に発揮してください。

排水管内に汚れが酷くこびりついている時は、すぐに臭いがなくなりませんが、かなりの消臭具合を実感いただけるかと存じます。

加えて、こまめに重曹を流すようにしておけば、風呂・洗面台・流しからの異臭は、かなりなくなっていくように思います。

さて、「流す・掛ける・入れる重曹」でありますが、わたし個人の重曹の使い方としては、「使用済みの重曹」を使うようにしております。

重曹は、非常に多用途のものでありまして、たとえば、タッパーや布巾の臭い取り、部屋の脱臭剤として利用することができます。

わたしは、そうした利用した後の重曹を使っております。

先の「タッパーの臭い取り」は、タッパーに水を張り、そこに重曹を溶かして一晩放置をすれば臭いが取れるわけですが、当該「重曹が溶けた水」を、流しや洗面台の排水溝に捨てております。

そうすっと、タッパーの脱臭+排水部分の脱臭になるという塩梅です。

また、風呂につきましては、わたしはよく、バケツに水を張って重曹をどばどば溶かし、そこに夏場に特に臭うタオル、ハンドタオル、下着を付け洗いしております。

当該付け洗い後の重曹水溶液を、風呂場の排水管の異臭退治に再利用する、といった塩梅です。

このようにしますと、経済的に手間的にも合理的に、「脱臭」ができますので、ぜひ、参考くださればと存じます。

なお、間違っても、「使用済みの重曹水」を配偶者にぶっ掛けないように、また、霧吹きに入れて噴きかけないようご注意願います。

子犬並みの頭脳の配偶者ですが、流石に何かヘンだなー、と感づきます。

鼻の黒ずみや毛穴汚れに重曹を

鼻の毛穴に汚れが溜まりますとと、黒ずんで参ります。

以下は、当該毛穴汚れの黒ずみには重曹が効く、という雑文でございます。

「鼻」というのは意外に汚れる器官であります。息を吸い込んだ際に埃や塵が入って参りますから、鼻周辺というのは結構な汚れ具合なのでございます。

加えて、「汗」でございます。これがまた毛穴汚れの原因となって、黒ずみや下手をすれば慢性的な炎症が起きて赤鼻に、果てには出来物が発生するという塩梅でございます。

手塚治虫の登場キャラクターに鼻がデコボコしたじいさんが出てきますが、これは鼻のケアを怠ったためでありましょう。

さて、当該毛穴の黒ずみや汚れのケアなのですが、重曹がなかなかの役立つなのでございます。

重曹と言いますのは、「研磨剤」としての役割がございます。

重曹を水に溶かすと「軟水」になります。とろみといえば言い過ぎですが、何ともさらっと滑らかな、手当たりのよい水になるのでございます。

それは、重曹の成分が粒子状に水に溶けて、水全体のキメが細かくなったから、という次第であります。

さて、洗顔をしているのに鼻が黒ずむのは、言ってしまえば、毛穴の中に洗顔料なり石鹸なり水の粒子が届いていない、つまり、それらは粒子が大きくて毛穴の汚れを掻き出せれていない、という塩梅です。

そこで粒子の小さい、『重曹』の出番なのであります。

本題の重曹の利用方法ですが、これまた実に単純で簡単です。

まず、コップなり洗面器なりに水を張っておきます。ちょっとでいいです。この水は、重曹を湿らすために用います。

そして、手の平に適当な量の重曹を、量が気になる繊細な方は、小さじ1くらいの重曹を手に置きます。

次いで、そのこんもりした重曹に、先の張った水を少しずつ垂らしていって、「ペースト状」にします。

注意というものではありませんが、たくさんの水を掛けるとすぐに解けてしまうので、ちょっとずつ水を掛けるようにしてください。

そうこうしてペースト状のものができれば、鼻の頭や横に擦り付けて、通常の洗顔をする、という塩梅でございます。

重曹の粒粒感がなくなってきたら、丁寧に濯いで終了と相なります。

重曹は言ってしまえばナトリウムで、ぶっちゃけ「塩」なので、少々洗い残っていても、肌のトラブルはないでしょう。

さて、洗い終わったら、鼻の周辺をまじまじと見てください。

おそらく、毛穴に溜まっていた皮脂がぽろりと掻き出されているのがわかるかと思います。中には、ごそりと黒ずんだ汚れが取れた方もおられるでしょう。

ま、こんな風に1週間も洗っていけば、鼻の黒ずみと毛穴の汚れが、だいぶ取り除かれるように思います。

市販の毛穴汚れ取りペーパーを買うよりも手軽だし、時間もそうかからないので、ピンと来られた方は試してみてください。

ちなみに、使用する重曹は「食用グレード」の重曹をお使いください。食用の重曹は、スーパー等のパン作りコーナーにあると思います。「タンサン」という名称で売られていることもあります。

よき重曹ライフを!

最安値の重曹:補足

“美肌湯”の入浴剤から洗濯・掃除と、たっぷりと使いたい人は、通販が重曹の単価最安値です。安心・安全の食用グレードなので、さらにお値打ちです。

ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。

参考:NICHIGA:重曹(食用グレード)10kg

クエン酸で、紅茶のレモンの代用+疲労回復

クエン酸を紅茶に入れると、レモンの代用になる+αの雑文でございます。

タイトルそのままなのですが、「紅茶にクエン酸」は、何気に稀なる相性を誇るものでございます。

もっというと、レモンの「酸っぱさ」や「風味」、「味わい」の代用を、十分に果たすという次第でございます。

事の発端と言うのは実に単純でして、紅茶用のレモンが切れたので、代わりにあの酸っぱいクエン酸を入れたらどうなるのか?と思い立った次第でございます。

で、紅茶にクエン酸を入れたところ、非常なる相性を発見したのであります。

まず第1に、クエン酸を入れても、紅茶の味を損ないません。

よほどの個性のある紅茶でない限り、「味」の点で不都合はありません。

酸味の点でも、クエン酸を入れても、十分にレモンの酸っぱさを保っているように思います。

ここからが本題なのですが、「クエン酸」にすると、如実に「疲れ方」が違うのでございます。

疲れ方の違いとは、単純に元気が出る、というものではありません。

栄養ドリンクのような「元気モリモリ!」ではなくて、何だか余分に何かができてしまう、という消極的な元気なのであります。

いつもなら、5問も問題を解けばダウンをしていたり、テキストの10ページも読めばうとうとしていたのが、2割り増し3割り増しの作業量をやってしまうという塩梅でございます。

「クエン酸+紅茶」は、当該「消極的に元気が出る」という点で、推奨するものでございます。

いつもならこの時間になるとぐったりする、もう一踏ん張張りってな際に、「クエン酸を入れた紅茶」で契機付けてくださればと存じます。

世の中に驚くことなど数少ない、などと哲学者風に構えているわたしですが、たかだか「クエン酸+紅茶」の組み合わせに、「すっごい、いいじゃないすか」と驚き慌てた次第であります。

紅茶に入れるクエン酸の分量は、『一つまみ』でございます。あまり入れ過ぎると、「咽喉の奥に残るえぐみ」が出てくるので、ご注意ください。

ぜひとも、クエン酸入り紅茶の疲れにくさを体感ください。

なお、個人の名誉のために申し上げますが、「レモン代」をケチって、クエン酸にしたわけじゃないので、明記しておきたく思います。

また、クエン酸は当然「食用グレード」を利用します。

市販されているクエン酸の多くは、掃除用であるように思います。

食用グレードのクエン酸は、ほとんど見かけませんので、アマゾンなどの通販でお求めください。

わたしが使っているのは「ニチガのクエン酸1キログラム」です。