独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

勉強を止めないといけないとき

勉強には、意図的に「止めないといけないとき」がございます。

それは、「凡ミス・わけのわからないミス・無意味なミスが多発したとき」でございます。

たとえば計算問題で、足すところを引いていたり、掛けるところを割っていたりするときです。

こういう四則演算」の取り違いをしていると、最も簡単で最も基本的な問題も解けなくなって、ひどく消耗します。

(なんでだーなんでだー)ってな感じで、余計に疲れるのであります。

加えて、あまりのできなさ加減に気落ちしてしまい、やる気がひどく失われてしまいます。

こうした「ミス」が連続して起きているようなら、意図的に勉強を中断します。

また、重要な用語や語句を見過ごしていたり、公式の一部をなぜか考慮に入れていなかったり、説明や解説の指摘を全く無視していたり、といったときも、同様に意図的に勉強を止めます。

(そら、ここの部分を読んでなかったら問題が解けるわけないだろ!)とか、(一番大事なところが読めてないじゃん、なんでだよ!)とか、(何でそこ見落とすかなー?)とか、(問題文の指示を無視しちゃってるよっ!)といった風に、三村風のツッコミが当てはまる場合でございます。

わたしの経験からして、こうした見落としや錯誤が連続しているときは、以降、何時間勉強しても、少しも験のない勉強になるばかりで、一言で言えば、単なる「時間の無駄」で終わるのみ、でございます。

ホント、下駄箱の整理や車のトランクの整理などに身体を向けたほうが、よほどに時間の有効利用となるでしょう。

人間不思議なもので、なぜか、「調子が悪くて勉強に適していない心身状態」であればあるほど、発奮・奮起して根性!気合!てな感じでがんばろうとする人がございます。

 わたくしは、それは時々なら賛成ですが、全ての事をただただ精神力で凌ごうとするのは、愚かであると考える次第でございます。

勉強には「やらないほうがいい」ときがあることを、頭の片隅に置いておきましょう。

そして、何か他の事をやったり休んだりして、調子が回復してきたら勉強を再開してみてください。

風呂、洗面台、流しの臭いに重曹を

梅雨から夏にかけて目立ってくるのは、「風呂」「洗面台」「流し」といった水周りからの臭いでございます。

凄く不愉快とうわけでもないのですが、さりとて、いい臭いでもなく、ドアを開けたときに鼻に来るものでございます。

そこで、当該臭いに、『重曹』の出番と相なる次第でございます。

重曹の使い方は、簡単極まれり、でございます。

風呂においては、洗い場と風呂桶(湯船、ユニット)の排水口に、重曹をどばどばと入れるのみでございます。

洗面台においても同様に、排水口の内部及び周辺に、重曹をどばどばとふり掛けます。

流しにおいても同様、生ゴミユニットを取り外して、排水管の中にどばどばと重曹を注ぎ入れるだけでございます。

「どばどば」というのは、適当に掛けときゃいいというニュアンスなのですが、何でも正確にしないと気が済まない、中間管理職のおっさんのような方は、おおむね「どばどば=大さじ2~3杯」と見ておけば、よろしいかと存じます。

重曹を入れる量・掛ける量は、本当に適当でいいです。いつもどおりの“大雑把さ”を存分に発揮してください。

排水管内に汚れが酷くこびりついている時は、すぐに臭いがなくなりませんが、かなりの消臭具合を実感いただけるかと存じます。

加えて、こまめに重曹を流すようにしておけば、風呂・洗面台・流しからの異臭は、かなりなくなっていくように思います。

さて、「流す・掛ける・入れる重曹」でありますが、わたし個人の重曹の使い方としては、「使用済みの重曹」を使うようにしております。

重曹は、非常に多用途のものでありまして、たとえば、タッパーや布巾の臭い取り、部屋の脱臭剤として利用することができます。

わたしは、そうした利用した後の重曹を使っております。

先の「タッパーの臭い取り」は、タッパーに水を張り、そこに重曹を溶かして一晩放置をすれば臭いが取れるわけですが、当該「重曹が溶けた水」を、流しや洗面台の排水溝に捨てております。

そうすっと、タッパーの脱臭+排水部分の脱臭になるという塩梅です。

また、風呂につきましては、わたしはよく、バケツに水を張って重曹をどばどば溶かし、そこに夏場に特に臭うタオル、ハンドタオル、下着を付け洗いしております。

当該付け洗い後の重曹水溶液を、風呂場の排水管の異臭退治に再利用する、といった塩梅です。

このようにしますと、経済的に手間的にも合理的に、「脱臭」ができますので、ぜひ、参考くださればと存じます。

なお、間違っても、「使用済みの重曹水」を配偶者にぶっ掛けないように、また、霧吹きに入れて噴きかけないようご注意願います。

子犬並みの頭脳の配偶者ですが、流石に何かヘンだなー、と感づきます。

鼻の黒ずみや毛穴汚れに重曹を

鼻の毛穴に汚れが溜まりますとと、黒ずんで参ります。

以下は、当該毛穴汚れの黒ずみには重曹が効く、という雑文でございます。

「鼻」というのは意外に汚れる器官であります。息を吸い込んだ際に埃や塵が入って参りますから、鼻周辺というのは結構な汚れ具合なのでございます。

加えて、「汗」でございます。これがまた毛穴汚れの原因となって、黒ずみや下手をすれば慢性的な炎症が起きて赤鼻に、果てには出来物が発生するという塩梅でございます。

手塚治虫の登場キャラクターに鼻がデコボコしたじいさんが出てきますが、これは鼻のケアを怠ったためでありましょう。

さて、当該毛穴の黒ずみや汚れのケアなのですが、重曹がなかなかの役立つなのでございます。

重曹と言いますのは、「研磨剤」としての役割がございます。

重曹を水に溶かすと「軟水」になります。とろみといえば言い過ぎですが、何ともさらっと滑らかな、手当たりのよい水になるのでございます。

それは、重曹の成分が粒子状に水に溶けて、水全体のキメが細かくなったから、という次第であります。

さて、洗顔をしているのに鼻が黒ずむのは、言ってしまえば、毛穴の中に洗顔料なり石鹸なり水の粒子が届いていない、つまり、それらは粒子が大きくて毛穴の汚れを掻き出せれていない、という塩梅です。

そこで粒子の小さい、『重曹』の出番なのであります。

本題の重曹の利用方法ですが、これまた実に単純で簡単です。

まず、コップなり洗面器なりに水を張っておきます。ちょっとでいいです。この水は、重曹を湿らすために用います。

そして、手の平に適当な量の重曹を、量が気になる繊細な方は、小さじ1くらいの重曹を手に置きます。

次いで、そのこんもりした重曹に、先の張った水を少しずつ垂らしていって、「ペースト状」にします。

注意というものではありませんが、たくさんの水を掛けるとすぐに解けてしまうので、ちょっとずつ水を掛けるようにしてください。

そうこうしてペースト状のものができれば、鼻の頭や横に擦り付けて、通常の洗顔をする、という塩梅でございます。

重曹の粒粒感がなくなってきたら、丁寧に濯いで終了と相なります。

重曹は言ってしまえばナトリウムで、ぶっちゃけ「塩」なので、少々洗い残っていても、肌のトラブルはないでしょう。

さて、洗い終わったら、鼻の周辺をまじまじと見てください。

おそらく、毛穴に溜まっていた皮脂がぽろりと掻き出されているのがわかるかと思います。中には、ごそりと黒ずんだ汚れが取れた方もおられるでしょう。

ま、こんな風に1週間も洗っていけば、鼻の黒ずみと毛穴の汚れが、だいぶ取り除かれるように思います。

市販の毛穴汚れ取りペーパーを買うよりも手軽だし、時間もそうかからないので、ピンと来られた方は試してみてください。

ちなみに、使用する重曹は「食用グレード」の重曹をお使いください。食用の重曹は、スーパー等のパン作りコーナーにあると思います。「タンサン」という名称で売られていることもあります。

よき重曹ライフを!

最安値の重曹:補足

“美肌湯”の入浴剤から洗濯・掃除と、たっぷりと使いたい人は、通販が重曹の単価最安値です。安心・安全の食用グレードなので、さらにお値打ちです。

ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。

参考:NICHIGA:重曹(食用グレード)10kg