勉強には、意図的に止めないといけないときがある。凡ミス・わけのわからないミス・無意味なミス、見落とし、取り違い、錯誤が多発するときは、それ以上がんばってもムダなので、他の事をするか休むのが賢明である。
| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: 体調, 勉強
勉強には、意図的に「止めないといけないとき」がございます。
それは、「凡ミス・わけのわからないミス・無意味なミスが多発したとき」でございます。
たとえば計算問題で、足すところを引いていたり、掛けるところを割っていたりするときです。
こういう四則演算」の取り違いをしていると、最も簡単で最も基本的な問題も解けなくなって、ひどく消耗します。
(なんでだーなんでだー)ってな感じで、余計に疲れるのであります。
加えて、あまりのできなさ加減に気落ちしてしまい、やる気がひどく失われてしまいます。
こうした「ミス」が連続して起きているようなら、意図的に勉強を中断します。
また、重要な用語や語句を見過ごしていたり、公式の一部をなぜか考慮に入れていなかったり、説明や解説の指摘を全く無視していたり、といったときも、同様に意図的に勉強を止めます。
(そら、ここの部分を読んでなかったら問題が解けるわけないだろ!)とか、(一番大事なところが読めてないじゃん、なんでだよ!)とか、(何でそこ見落とすかなー?)とか、(問題文の指示を無視しちゃってるよっ!)といった風に、三村風のツッコミが当てはまる場合でございます。
わたしの経験からして、こうした見落としや錯誤が連続しているときは、以降、何時間勉強しても、少しも験のない勉強になるばかりで、一言で言えば、単なる「時間の無駄」で終わるのみ、でございます。
ホント、下駄箱の整理や車のトランクの整理などに身体を向けたほうが、よほどに時間の有効利用となるでしょう。
人間不思議なもので、なぜか、「調子が悪くて勉強に適していない心身状態」であればあるほど、発奮・奮起して根性!気合!てな感じでがんばろうとする人がございます。
わたくしは、それは時々なら賛成ですが、全ての事をただただ精神力で凌ごうとするのは、愚かであると考える次第でございます。
勉強には「やらないほうがいい」ときがあることを、頭の片隅に置いておきましょう。
そして、何か他の事をやったり休んだりして、調子が回復してきたら勉強を再開してみてください。
2012年7月9日 4:38 PM
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