重曹は、部屋の消臭に使える。ビン等の容器に入れて部屋に置くだけで、部屋臭がかなり和らぐ。ファブリーズ代わりに。
部屋の消臭には重曹が地味に効く、という雑文でございます。
「たったこれだけの手間・作業で、ここまで効くか」というほど、臭いがなくなるので、ぜひとも「重曹消臭」をお試しください。
さて、重曹による消臭のやり方ですが、言うもアレですが、まずは容器の準備します。
そして、その容器に重曹を入れて、部屋のどこぞに置けば終了です。
数時間もすれば、いつも部屋から漂うあの“臭い”を感じなくなっているはずです。
手順の個々を説明します。重曹を入れる容器は、何でも構いません。
桃屋の佃煮が入っていたビンでも構いませんし、ザーサイの入っていたビンでも構いません。
ジャムの空瓶でも構いませんし、プリンが入っていたガラスでも構いません。
硬いものであれば、何でも入れ物になります。
それらを適当に洗って完全に乾かせば、「消臭容器」と相なります。
さて、当該「重曹を入れた容器」に、「蓋」や「覆い」は要らないのか、と訝る方も居られるかと思いますが、これらは好き好きにしてください。
というのも、重曹は「湿気」に弱く、湿度の高いところに置くと湿気を吸収し、大概固まってしまうからでございます。
重曹を入れた直後に容器を倒せば、こぼれてしまうでしょうが、数日が経過すれば、1~2メートルくらいの高さから落下でもしない限り、こぼれて飛散することはないでしょう。
容器中の重曹は、カタンと手が当たって横に倒れたくらいでは、こぼれないように思います。わたくしのケースでは、大概カチカチに固まるので「こぼれた」ことはありません。
ま、重曹を入れた容器だけだと、見た目が実に「即物的」で、愛想も素っ気もないので、自分の生活空間やインテリアに職場の実際・実質のみの味気なさを持ち込みたくないという方は、カラフルなハンカチ、布で覆って見た目の変化を加えてみてください。
何気に部屋に「赤」や「黄色」、「緑」「紫」がありますと、気が落ち着きます。もし、部屋が白と黒と灰色などの単色になっている人は、色の変化をつけましょう。それらの色は、刑務所の囚人色です。
なお、アイデアなのですが、ビンなどを部屋に置きたくないという方は、容器に適当な覆いをしてこぼれにくくし、適当な巾着に入れて、壁なり鴨居なり長押なり柱なりに掛ければよいでしょう。ぐっと「おっさん的即物さ」が和らぐように思います。
わたくしは、未だにファブリーズなどの消臭剤を買う必要がわかりません。重曹で十分だと考えます。
よき重曹ライフを!
さて、適当に入れて適当に置いておけばそれで事が済む当該「重曹入り消臭容器」ですが、有効期限がございます。
有効期限の最長は、2~3ヶ月くらいです。
あまりに、放置すると、だんだん重曹から変な臭いがしてきます。変わった臭いがしだしたら、交換です。
また、当該重曹消臭剤を置いて1~2週間もすると、部屋の臭いが復活してきます。
この場合、重曹の消臭効果は次第に落ちてきているわけですが、それは、“表面の重曹”の話です。
外気に接していない重曹には、消臭効果がたっぷりと残っています。
だんだん部屋の臭いが戻ってきたら、ビンの中の重曹をティースプーンなどでかき混ぜてみてください。
そうすると、また、消臭されていきます。
当該消臭に使用した重曹は、洗濯や掃除に使えます。
捨てずに再利用ください。
ちなみに、わたしが洗濯に使用する重曹は全て、消臭使用済みの重曹と相なっております。
“美肌湯”の入浴剤から洗濯・掃除と、たっぷりと使いたい人は、通販が重曹の単価最安値です。安心・安全の食用グレードなので、さらにお値打ちです。
ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。
2012年7月11日 12:55 PM
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