独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

カレーの隠し味には「豆」

カレーの隠し味には、「豆」がよいという、それだけの雑文でございます。

わたくしは、カレーのトッピングには、常に「納豆」を入れておりました。

家のカレーはもとより、ココイチ等、外食でカレーを食するときにも、「納豆」をかけて食べていたのであります。

カレーに納豆なんて、と眉を顰める方も居られるかと思いますが、なかなかに「納豆」と「カレー」の相性はよいのでございます。

長年、「カレー+納豆」で食べていたときに、ある日、天啓のように、「カレーに豆を入れたらおいしいんじゃない?」と気づいたのでございます。

カレーに納豆をトッピングするのは、端的に言えば「おいしい」からであります。

そら当たり前、コンビネーションが「まずい」のなら、そうはして食べないのが自然です。

当該「カレー+納豆」が。どんな風に“おいしい”のかというと…

① 納豆にとっては、カレーのルーが刺激になり、単調な豆の味が変化する。

②カレーにとっては、納豆の粘りと、ダイズの豆の味と食感、そして、豆のたんぱく質由来のコクが加わる。

…からであります。

そもそも、インド料理では、「豆」が欠かせない食材です。

ダイズはもとより、ソラマメ、ヒヨコマメ、レンズマメ、インゲンマメ、ソラマメほか、日本ではなじみのない豆も、インド料理では使われております。

そして、そもそも、カレーとは、「インドのスパイス料理」の総称でして、当然、カレーのスパイスを効かした豆料理も、インドでは当然あるわけです。

機会がありましたら、本場のインド人が作ったインド料理店で、定食でも頼んでみてください。

おそらくは、スパイスの効いた「豆料理」が、小鉢で出てくるように存じます。

つまり、「豆」と「カレー」は、本場からして、相性がよいわけであります。

日本のカレーも、本場のそれとは似て非なるものであっても、「スパイス」を使っている点は同じでして、相応に「相性はよい」と言えるでしょう。

わたくしは、「ダイズの水煮」を入れてカレーを作ってみましたが、「ビンゴ」の3文字でして、長年求めていた、「コク」と「味わい」に漸く到達した、と感動すら覚えました。

スパイスはダイズによって中和されつつも辛さを主張し、まさに、マイルドに、そして、ダイズのたんぱく質的な味わいと豆から染み出る「とろみ」が、カレーのルーの下支えをして、なんとも言えず、おいしいのであります。

そして、「米」との抜群のコンビネーションも忘れてはいけないでしょう。

ダイズ食品、つまり、味噌汁や納豆や豆腐が、ご飯と相性がよいために、全くをもって「カレーライス」のおいしさが、数段階上がってしまうという寸法でございます。

ダイズの水煮など、150円から200円程度で、当該カレーができあがるのは、実にお値打ちであるかと思います。

普通にカレーを作り、ダイズなりの豆類を入れる手間だけですので、今度、カレーを作る際は、だまされたと思ってお試しくださればと存じます。

ダメならすいません。

勉強の止め時は姿勢で判断

勉強の止め時というのは、姿勢で判断すると、間違いがないという雑文でございます。

お勉強というのは、大概めんどくさいものでして、好きでやってるという人は、そんなにいないものでございます。

通常は、イヤイヤやるわけですが、当該「イヤイヤ」をずっと、定期的に、欠かさずやっていると、「イヤ」に慣れてしまいます。

イヤに慣れてしまうと、止め時がわからなくなってきて、無理に無理を重ねてしまうのでございます。

ほいで、イヤが積もり積もって、ある日爆発、長期の「サボり」に到るという寸法でございます。

「過ぎたるは及ばざるが如し」と申します。

洗顔して、基礎化粧水を塗りこみ、そのまた上に美容液や乳液を塗りたくる。

よく女性がやっている「土木工事前の基礎工事」ですが、あまりにごちゃごちゃやり過ぎても、肌のトラブルとなるもので、夜は洗顔だけ(割かし値の張る石鹸で)の方が、キレイだったりします。

ま、「自分では一生懸命なのだが、実質、逆効果」を地で行くのが、「過ぎたるは及ばざるが如し」の真理であるように思うのであります。

お勉強も事情はそうでして、もう既にやれる状態ではないのに、勉強するというのは、労力と時間の無駄なのでございます。

当該「やれる状態」の判断が、「姿勢」なのでございます。

たとえば、肩肘付いて手の平に顎を乗っけて、全体重を預けている。

だらしなく、椅子の背にもたれかかっている。

机に突っ伏しながらテキストを読んでいる。

このような「姿勢の悪さ」が出ている時は、背中や腰、肩や首が無理無理といっているから、そういう姿勢になっているのでございます。

姿勢が悪いのを、「だらっとしている」と表現しますが、それは、身体の重みを身体の中心で支えられず、各所に分散して散らしているから「そう」なるのであります。

お勉強というのも、一種の身体行為でして、身体の方が無理な状態だと、それ以上、お勉強に励んでも、右から左に飛んでいくだけで、経験上、ダメというのが、結論でございます。

「姿勢」が崩れてきて、集中が続かなくなってきたり、おやつや酒が頭を占めるようになってきたら、「止め時=休み時」と切り替えて、一息入れてくださればと存じます。

わたくしは、「よく休める人が、よく勉強できる人」であるように思います。

ベルトで腰を支えて姿勢を保ちつつ勉強する

勉強を続けるには、意外に『姿勢』が重要な要素でございます。

というのも、勉強というのは、座って行う作業だからです。

「座り続ける作業」というのは、身体に負担の有る作業であります。

勉強中は、上半身の全重みを、腰の骨とその周辺の腹筋と背筋のみで支えることになります。

単純計算で、体重の半分が上半身の重さとしても、結構な重量となります。

それを、「腰の骨と腹筋・背筋」だけで支えているわけでございます。そら、きついものがあるのが、お分かりいただけるかと存じます。

で、腰部で支えきれなくなると、自然と姿勢は崩れて、肘をついて、肩や首で上半身の重みを分散させようとします。

結果として、前屈みになるとか、へっぴり腰になるとか、お尻だけぴょこんと飛び出すような姿勢になってしまう、という塩梅でございます。

姿勢が悪くなると、目が疲れるし、肩や腰、首は凝ってくるし、集中も続かなくなります。

ですから、「姿勢が悪い」=「勉強が続かない」=「続かないから実力が付かない」という悪循環に陥るのであります。

そこで、「ベルト」の登場でございます。

ベルトというのは、その名の通り、ズボンで腰に巻く、何の変哲もない“あの”ベルトでございます。

何故に、ベルトを装備しての勉強なのかというと、ベルトをすると、腰の周りが締め付けられて、ぎゅっぎゅと固定化されるからであります。

言うなれば、腰周りの筋肉以外で、上半身の重さを支える事ができるので、長時間、同じ姿勢が保てるのでございます。

逆を言えば、ゴムひものパンツやジャージ、パジャマの下などを着て勉強をすると、次第に腰がぐにゃぐにゃして、姿勢を保ちにくくなるのでございます。

ですから、ベルトで、固定してしまうという塩梅です。

加えて、腰の周りに何かを巻きつけておくと、臍下丹田が刺激されるのでしょうか、何とも集中力が違ってくるように体感しているわたくしであります。

ま、こんな次第でして、お勉強の際は、ベルトを付けてやることも「1つの手立て」であることを、意識の片隅にでも置いて、「姿勢が悪いな」「姿勢を保てないな」などと気づいたら、ベルト付きのズボンを履いて、お勉強ください。

別段、ベルト一本用意するだけです。配偶者のボロベルトでも、100円ショップの安物丸出しのベルトでも構いません。紐でもいいでしょう。

調子が上がれば儲けものです。

ちなみにわたくしは、机に向かう際は、いつもベルトを巻いて作業をしております。