「わからない」ものがあるのは、お勉強の定めでございます。
お勉強とは、「うまくいかないことをする」からこそ、価値のある行為なのでございます。
すらすらできてしまうことは、「価値」はそれほどありません。
小学一年生の漢字ドリルがすらっとできても、称えられる大人がいないのと、同様の理屈でございます。
お勉強におきましては、考えても考えても、わからないものはございます。
調べに調べても、しっくり来ないことはたくさんございます。
解説を何度読んでも、腑に落ちないことがございます。
テキストを何度読んでも、「お前、これ、間違ってんじゃねえか?」と訝るほどに、わからないときがございます。
(教材の内容に疑義を持ったときは、大概、こちらのわたしたち側が間違っているのがほとんどです。)
このような、煮え湯的なものをたくさん頂戴するのがお勉強でございます。
これは、配偶者/恋人がらみの煮え湯とは、異なる味わいでして、慣れることがございません。
しかし、それでも、「うーんうーん」と頭をひねることが大事でございます。
もちろん、ずっとずっと考えに考え込め、というのではありません。
「うーんうーん」と頭を抱えてみて、何の光明も見えずに30分が経過したら、やめます。
ほいで、頃合を見て、少しの時間でいいので、再び、当該「うーん」事項を考え直してみます。
電車バスの待ち時間、銀行ATMに並んでいるとき等々の隙間時間が、最も適しているでしょう。
考えて・反芻してみても、おそらく名案なり解決なり対策なりは出てこないでしょう。
しかし、それでもいいのです。
「うーんうーん」と何度も何度も考えていくうちに、必ず、フト、こーしたらいいんでないか?という閃きが生じます。
それは、いつ起きるかわかりませんが、何度も何度も、時間を置いては「うーんうーん」をしていると、発生するのでございます。
そもそも、わたくしたちの脳の働きなど、優れたものでないから、お勉強をしているわけでありまして、ならば、何度も何度も、考え直してみるのが、わたしたちの脳の動かし方として、適しているものかと存じます。
わたくし個人の経験からすると、「なんだかなー、わかんねえなあ、誰か代わってくれんかね」と匙を投げようとしたあたりで、しつこく「うーんうーん」としていると、ズバッと見えてくることが多いように存じます。
「うーんうーん」は、どんな人にでもできる「方法」の1つであります。
わからないものがあっても、あきらめず、「うーんうーん」をしていきましょう。
| カテゴリー: 心の解毒剤 | Tags: できる・できない | 2012年10月1日 10:29 AM |
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お勉強の道具として欠かせないのは、ノートであります。
経験者だからこそ申しますが、ノートを買うなら、国産メーカーのものを選びましょう。
わたしは今、「コクヨ」を使っておりますが、やはり、品質の点で、輸入品に比べると抜きん出ているように思います。
ノート1つ取っても、手触りや耐久性、書きやすさ、紙質、紙の厚さに差があります。
道具というのは、やはり、よいものを使うべきだと、つくづく思いました。
ノートは結構長い間使うので、時間で割れば、多少の差額など、本当に意味がなくなります。
よい物は、やはり、「裏切り」ません。
わたくしは以前まで、100円ショップやホームセンターで売られていたノートを使っていました。
売り出されたいた安ノート群は、最初は品質が確かであったのです。
「ちょっと難はあるけど、この質でこの値段なら、お値打ちなんでないの」と、名古屋人丸出しの発想をして、使っていたものでございます。
しかし、やはり、安物買いの銭失いは、真理でありました。
安物は、突然、品質が下がるのです。それも、思いっきり下がって、用を為さない位に悪くなるのです。
わたくしのケースですと、帳面のページがうっすいうっすいノリで貼り付けられており、すぐさま、ページが取れてしまうのです。
こんな低劣なノートに出くわしたのは、始めてでした。それも、10冊パックの物がです。
正確に言うと、ノートではなくて、「ノート大のポストイット」でして、記入の際には少しも役に立たず、結局、持て余して、生ゴミ包みや風呂場の排水溝掃除に使ったのでありました。
当然、丸損です。当該丸損の分だけ、これまで『安いノートで浮いていた分』のお金が吹き飛んだわけですから、どっこいどっこいです。
むしろ、不愉快な思いをした分、損をしています。
という次第でありますので、結局、安く上げても、低品質の物をいったん掴めば「おしまい」となるわけですから、多少は割高でも、品質のよいものを使うよう、ご助言する次第です。
10円・100円をけちって、イライラ、ムカムカするのが、一番、人生で損だと思います。
お勉強という行為に対して、価値を認めているのなら、やはり使うものも、選ぶべきかと思います。
さて、「コクヨ」のノートですが、現在のところ、10冊で400円台のアマゾンが最も安いように思います。
わたしはアマゾンでの取り扱いを知って、即買い込みました。
@40円強ですから、100円ショップで売られているノーブランド品と同等の価格です。
名古屋人なら卒倒するくらい、「お値打だわ~。コクヨが1冊40円だに。考えられんて」ですので、ノートを買う際はご一考ください。
買う予定が当面なくても、ストックしておくことをお勧めします。
家族が居られる方は、どっさり買い込んでおいても全く損はないでしょう。
| カテゴリー: 勉強道具 | Tags: 安い, 文房具 | 2012年9月26日 10:01 AM |
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トイレの消臭剤は、重曹で代用できる、という雑文でございます。
言いたいことの大半を、もう既に述べ尽くしていますが、よろしく、お目汚しください。
結論から言いますと、重曹があれば、今後はトイレの消臭剤と芳香剤を買わなくて済む、という寸法です。
あのトイレの細々とした物を、今後は買わずに済むので、結構、やる価値はあるように思います。
100円ショップで売っているので、そう大きな費えにはなりませんが、それでも、今後、重曹だけで事が済むのですから、家計圧縮効果は高いです。
なお、どうして、消臭剤のみならず芳香剤も要らなくなるかというと、重曹の消臭効果が強力なので、芳香剤の「香り」がしなくなるからです。
要は、芳香剤を置いてもよいのですが、重曹が香りすら消臭してしまうので、意味がないといった次第であります。
加えて、それらトイレタリー製品を、「買いに行く手間」がなくなるのも、実に魅力的です。
「ある物を、金輪際、買わなくても良い」というのは、何とも人生の雑用が減った感じがして、晴れ晴れとすることでしょう。
さて、本題です。
当該重曹で作る「トイレ用消臭剤」ですが、作り方は、重曹の例に漏れず、ごくごく簡単であります。
まず何でもいいので、適当な容器を用意します。
ジャムの空き瓶、ピーナッツが入っていた空き缶、プリンの入っていたガラスビン、結婚式の引き出物でもらった趣味の悪い容器類、こんなもので結構でございます。欠けたお茶碗、コップでもよいでしょう。
それらを洗ってよく乾かして、ほいで、重曹をどばっと入れれば、消臭剤の完成です。
重曹は湿気を吸うので、トイレに設置して数時間もすれば固まります。
が、完全には固まらないので、倒したりすると撒けます。撒けるのが気になる方は、ボロ布なりを被せてから紐なりゴムなりで縛っておけば、重曹が外にこぼれる心配はありません。
本当に、重曹の消臭効果は強烈なので、置いた直後から、すぐさまその消臭効果を体感できるように思います。
なお、当該重曹の消臭剤は、有効期限があって、2~3ヶ月くらいしか持ちません。
ですから、何だか臭うようになってきたら、中の重曹を取り替えてください。
なお、使い終わった重曹は、洗濯に使えます。捨てずに再利用ください。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: トイレ, 消臭, 重曹 | 2012年9月25日 11:57 PM |
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