独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

「書く」勉強の人は、手首にサポーターを

105円でできる、疲労緩和法です。

お勉強というのは、アレコレと書かなくてはいけません。

特に、書かないと頭に入っていかないという人は、ノートに、テキストに、帳面に、裏の白いチラシに、コピーやファックスの仕損じに、アレコレを書き連ねるものでございます。

しかし、たくさんの文字を書くと、当然手首が疲れてくるものであります。

特に、筆圧の強い人は、込める力も強いために、手首がガチガチに固まってくるのでございます。

手首の凝りは、肩の凝り。

肩の凝りは、首の凝り。

首の凝りは、腰の張り。

というふうに、手首が発端の凝りが、全身に影響を及ぼすという次第なのであります。

基本的に、お勉強というのは、「姿勢がよい作業」でもありません。加えて、ある一定の姿勢を強いられるために、これまた、身体の節々が凝ってくるものでございます。

身体が疲れると、やはり、能率の方も落ちてしまいます。

そこでどうするかというと、タイトルにあるように、手首にサポーターか、リストバンド的なものを身に着けようという塩梅です。

サポーターやリストバンドは、スポーツや医療用の専門的なものでなくて、全く構いません。

100円ショップで売ってる、数ヶ月もすればへにゃへにゃになる耐久性のもので、十分構いません。

なぜなら、お勉強をすると袖口が汚れるので、どのみち即効でへたれて買い換えるからです。高いものを買っても勿体ないです。

サポーターなりリストバンドをすると、手首の稼動部分が圧迫され、余計で過度な力が入らなくなるので、疲れ(痺れ、痛み、張り、凝り)を和らげることができるように思います。

持ち運びに困るわけでも、消耗の度合いに家計が圧迫されるわけでも、百貨店に行かないと買えないわけでもないので、ぜひ、お試しください。

なお、当該「勉強時に手首にサポーター」のヒントは、佐川急便の絵の飛脚でした。

佐川急便のトラックには、江戸時代に1日に数十キロ走る「飛脚」という職業が描かれています。

当該キャラは、足の袋はぎに布を巻きつけているかと思います。それは、「脚絆」というもので、これを付けると、なぜだかよく走れて、そして、疲れないとのことです。

身体科学ではなぜ脚絆を付けるとそうなるのか、いまだに判明できてない次第です。

手首のサポーターも、巻いときゃなぜだか疲れないので、飛脚に倣ってみましょう。

ちなみに、女性がなぜストッキングを履くのかは、外から足が適度に圧迫されるので、「脚絆的効果」で疲れにくくなるのかしらん、と考えているわたくしでございます。

だからこそ、ヒールの付いた、明らかに「疲れる」靴を履いても、すたすた歩けるのではないかと、考えるわけでした。以上、蛇足ながら。

口臭予防を重曹で

重曹は、“消臭”に並々ならぬ卓効があります。

小ビンに入れて部屋なりトイレ、押入れに置いておくだけで、それら独特の臭いは緩和され、洗濯の際にスプーン2~3杯ほど入れれば、ヘンに臭うシャツタオルハンドタオルの異臭がなくなる、といった塩梅です。

さて、当該重曹の消臭効果は、口臭にも並々ならぬ効き目があるのでございます。

重曹を口臭予防に使うのは、実に簡単です。

180mlか500mlの空きペットボトルを用意します。

重曹を少々入れて水で溶かします。量は適当でいいです。気になる人は、匙の「少々」一杯くらいです。まあ、ほんと、配偶者のあしらいのように、適当でいいです。

そして、当該重曹水で、日に数回、うがいをしたり口を漱いだりする、といった寸法です。

どうして、この重曹水が口臭の予防/緩和をするのかと、重曹が弱アルカリ性だからです。

重曹水でうがいをしたり口を漱げば、口の中のペーハー値が、やや酸性からややアルカリ性に変わります。

このため、口の中に常住する菌類が、活動しにくくなるのであります。

端的にいうと、重曹が口臭を消すというよりも、重曹が臭いの元になる菌を弱らせる、というわけです。

口臭の原因は、大きく分けて「胃腸系」と「口腔系」に分かれるのですが、重曹水でうがい・漱ぎを繰り返せば、後者の口腔系の口臭は、かなり和らぐことでしょう。おまけに、口の中がさっぱりします。

コストや手間の点でも、当該重曹水は群を抜いたメリットがあります。

当該重曹水の作成に、お金はほとんどかかりません。重曹費は、ペットボトル1本あたり3円もかからないことでしょう。

容器の空きペットボトルなど、コストはあってなきものです。

手間的にも、休み時間なり昼休み、または、訪問前に、ペットボトル1本を手にして、トイレに行って、くちゅくちゅすればいいだけです。

こんな風に、重曹水を用いた口臭予防は、効き目があってコストがかからず、手間も要らずで、かなり有用な手段であるかと思います。

ちなみに、重曹水は無味無臭です。水質は弱アルカリとなるので少しだけとろっとした感じになります。

人前でよく話す、仕事で対面することが多い方は、口臭だと致命的な障害となるので、当該重曹水でこまめにうがい・漱ぎをしてくださればと存じます。

なお、いうまでもありませんが、当該重曹水に使う重曹は、食品添加物の重曹(食用グレード)の重曹を使います。

掃除用の重曹ではないので、ご注意ください。食用グレードの重曹は、スーパーのパン作りコーナーか、食品添加物コーナーに売られていると思います。

価格参考:アマゾン:食用グレードの重曹

徹夜は時間の前借り

借りたものは、返さなくてはいけません。

何事も、返さないとそれなりのペナルティがあるのが世の習いです。

徹夜をしたからといって、時間は増えないのであります。

徹夜は、単純に時間を前借しただけであり、結局その分の「無理して起きていた時間」は、後々「バカ寝」や「ド睡眠」、「死んだようになって眠る」ことによって、返済されることになるのです。

徹夜をすれば、その起きていた分、時間が増えて、たくさん勉強ができる!なんて考える人もおられると思いますが、断じて、そうではないとわたくしは考えるものであります。

基本的に、記憶は人が寝ているときに作られます。だから、寝ないと勉強したことが記憶に変化しません。

憶えないと点にはならないのですから、結果として徹夜の勉強は、実効性が薄くなります。

さらに大きな問題として、徹夜には健康の問題があります。

人体は、寝ているときに代謝をすると申します。そう、人は、夜寝ているときに、身体の悪いところや古くなったところの細胞を入れ替えているわけです。

ですから、徹夜で睡眠を削ると、代謝の回数が減ってしまうか、低下してしまうわけです。

徹夜を続けると、新陳代謝が落ち、悪いもの・よくないものを身体が抱え続けることになるので、病気になる可能性が飛躍的に高まります。

徹夜が連続する人に、健康的な人がいないのも、そういう理由だからです。

そうこうで、徹夜を続けた結果、倒れて入院、かなりの「時間的利子」をつけて、前借していた時間を返すことになる、といった塩梅です。

徹夜の勉強が功を奏すのは、学校の定期的な試験くらいです。試験後グウグウ寝ればいいだけだからです。

しかし、資格試験など長期にわたる勉強では、1日や2日、徹夜でがんばったところで、ほとんど意味はありません。

また、本試験の前日に徹夜をして、睡眠不足のふらふら状態で試験に臨むなんて、自分からケアレスミスをしに行くようなものであります。

わたしは絶対にしません。(経験者は語る。)

無理をすれば道理が引っ込みます。

徹夜をしても時間を前借りしただけで、後で必ず返すか、相応の報いを受けることになるのですから、徹夜の勉強などは控えるべきと存じます。