独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

しばし待たれよ、が重曹ハミガキのコツ

重曹の歯磨きは、普通の歯磨きとほぼ同じですが、「こうした方がいい」というコツがあります。

まず、口を一回、水ですすぎます。で、歯ブラシを水で濡らします。次に、重曹を歯ブラシに付着させます。

量は適当でいいです。

多過ぎても口の中が痛くなったりすることはないので、適当でいいです。

ま、多過ぎても重曹が溶け切らないだけです。

さて、重曹が乗っかった歯ブラシを口の中に入れます。

で、歯のオモテとウラは言うまでもなく、歯の根元部分に、そして、歯茎にも、重曹を擦り付けていきます。

満遍なく塗りつけたら、そのまま「30秒~60秒」ほど、待ちます。

つまり、すぐにブラッシングはしないのです。

どうしてかと言うと、重曹と口の中の水分を反応させるためです。

少し時間を置くと、重曹がよーく溶けて微細な粒になって、歯ブラシ効果が上がるといった寸法です。

一説によると、唾液の酸と重曹のアルカリ成分が反応して微細微小の気泡が生じ、当該気泡が細かな汚れを落としているとのことですが、何となく体感しています。

当該「少し時間を置く」が、重曹ハミガキの唯一の工夫ポイントです。

後は、通常の歯磨きと一緒で、お好きなようにブラッシングしてください。

で、磨き終わったら、口を水でしっかりゆすいで終了です。味が味だけに、よくすすいだほうがいいですね。

ちなみに、重曹ハミガキの『味』は、塩っぽい味です。重曹の主成分がナトリウムだからです。

CF:重曹→炭酸水素ナトリウム:NaHCO3

CF:塩(食塩)→塩化ナトリウム:NaCl。

とはいえ、塩っぽさは、塩の強烈さの10分の1くらいなので、ぜんぜん我慢できると思います。

わたしの実感ですが、重曹ハミガキをするようになって、歯茎の腫れや出血が全く無くなりました。

なお、言うまでもありませんが、口にするものなので、食用グレードの重曹を利用してください。

参考:食用グレードの重曹

部屋干しの臭いには重曹で

長雨が続くと、どうしても洗濯物を部屋の中に干すことになります。

しかし、部屋干しをすると、どうしても洗濯物から「すえた臭い」がしてしまいます。

湿気由来の黴臭さから始まり、汗原因だろう酸っぱさ臭、果てには、ぞうきん臭までする始末です。せっかく洗濯機を回して干す、という手間をかけたのに、これではいただけません。

そこで、どうしたらよいかという対策が『重曹』なのであります。

重曹による部屋干し臭い対策は、実にカンタンです。

いつもより多めに重曹を入れる、ただこれだけでございます。

いつもスプーンで2~3杯入れている人は、4~6杯くらいを入れたらいいでしょう。

これだけです。

なお、入れ過ぎには注意してください。

あまりに入れ過ぎると、重曹が水に完全に溶け切らないで洗濯機の底で滞留するだけのムダ利用になりますし、洗濯洗剤の洗浄力を落としかねません。

先もいったように、いつもより、少し多めに入れて洗濯してみて、様子を見て、いい塩梅に持っていくという寸法でございます。

重曹を多めに入れた洗濯だと、部屋干しの「すえた臭い」が、かなり和らぎます。

ま、よーくクンクンと鼻を効かすと、少しアレな臭いはしますが、たった数杯重曹を多めに入れる手間で、これだけの消臭効果を享受できれば、費用対効果は抜群でしょう。

部屋干しが多く、せっかくの洗濯物から不愉快な臭いがして困っている方は、やや大目の重曹洗濯をお試しください。

そこそこの効果があることを指摘しておきます。

なお、重曹で洗濯をすると、“重曹特有のにおい”が付くことを明記しておきます。

臭いわけじゃありません。化学臭がするわけでもありません。キツイ臭いでもありません。

もちろん、いい匂いでもありません。

別段わたしは、(あー重曹で洗濯して干すと、こういう臭いになるのね)な感じで実害もないので、ぜんぜん気になりません。

反対を言うと、洗濯しても残っている酸っぱい臭いや、半乾きの異臭の害に比べたら、比較を絶して、重曹固有のにおいの方を選ぶ、てな心境です。

重曹を多めに入れた洗濯で、仔犬のように可愛い子供たちから、「なんか変なにおいがするーヤダー」と言われたら、重曹は幾分減らすとよいでしょう。

仔犬のような知性の配偶者から言われたら無視したらいいでしょう。すぐ忘れます。

なお、部屋干しのコツですが、“せせこましく干さない”ことが挙げられます。

干す際に、余裕を持って、洗濯物同士の距離を空けると、臭いの発生強度が低くなります。

洗濯物干しのピッチなどは、昨今、100円ショップでいくらでも変えます。部屋干し用兼予備用として、1~2個のスペアがあっても、少しも困るものではありません。

重曹ハミガキは、入れ物1つでぐっと身近に

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重曹で歯磨きをする小稿を、以前挙げました。

重曹による歯磨きは、重曹自体が安価だし、重曹が研磨剤なので歯は白くなるし、重曹には消臭効果があるので口臭も和らぐしで、市販の歯磨き粉よりも、はるかに優れた歯磨きのように思われます。

さて、いいとこ取りの重曹歯磨きですが、このよき習慣を生活に根付かせるには、適当な「容器」が必要です。

その容器とは、上の方に張った写真のような入れ物です。

当該容器は、プリンやヨーグルトの空き容器です。

フタがビニルであるところが、実に「歯磨き用重曹の入れ物」として最適なのです。

重曹を入れる入れ物には、最適なものがあります。逆を言うと、入れ物がダメだと、重曹の歯磨きはうまく定着しません。

容器の選抜点は、「フタが容易に空けられること」に尽きます。

重曹は吸湿性があるので、空気に常時接していると水っ気を吸収して、かたく固まってしまうのです。

これが、タッパーのような密封する容器に入れると、使う際に両手で力を入れることになって、毎日のことになると、実に億劫になるのです。

ほいで、確信を持っていいますが、何時しか、めんどくさくなって片手でやろうとして、つるっと滑って、重曹を洗面所にブチ撒けることとなるのです。

この点、先述風の空き容器だと、フタ部分がビニルなので、何の力も入れず空けれるのです。もちろん、片手でも大丈夫です。

フタがビニルだと、子供にも空けれるし、腕力の“あまり”ない女性でも疲れませんし、空け方を知らない仔犬並みの知性のバカ配偶者にも使い方が理解できるしで、実に使い勝手がよろしいかと存じます。

容器を工夫すれば、ぐっと重曹ハミガキがしやすくなるので、ぜひ、お試しください。