独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

「早い」勉強をするための条件

昔の科挙のように、数日かけて試験が行われるのであれば、別に「早くやる」必要はないです。

しかし、現在の試験とは、制限時間が決められています。当該制限時間内に、問題を解き切って、合格点を確保しないといけないわけです。

だから、試験勉強には、「意識的に早くする」練習が必要となってきます。

「できる」「解ける」に付け加えて、「早い」のも、合格するのに必要なことなのです。

では、どうすれば、「早い」が達成できるのかというと、「基礎と基本」が出来上がっていることが、最低条件です。

試験勉強のセオリーは、土台の部分や基礎作業・基本知識が備わってきて、そこそこしっかりできるようになってから、「早い」の練習に入っていくことです。

このあたりの塩梅を勘違いしないでください。

「早くやれば実力が付く」と、取り違えては決していけません。

できもしないのに、早くやろうとしても、上手にできるわけがありません。

凄くやる気があって、意識も高く、積極的に情報を集めて、試験勉強にがんばっている人で、成績がぱっとしない人、また、実力もあんまりついていない人がいます。

こういう人は、できもしないのに早くやろうとして自滅しています。

先述しましたが、「早い」は確かに、合格の条件であります。

しかし、早くやれる条件が整っていないのに、早くやろうとするのは、時間と労力の無駄でしかありません。

早くてもまずい料理を誰が食べるでしょうか?

焦る必要はありません。焦りこそ、合格を遠ざけるものと考えるくらいでちょうどいいです。

テキストを2~3回読んで、内容が頭に入って、基礎的な問題集や過去問を2~3回終えてから、「早い」をめざしていきましょう。

カーテンとすだれの違い-暑いんじゃない。ガラスと窓枠が「熱い」んだ。

結論から言うと、カーテンよりも、屋外にすだれを設置した方が温度が上がらない、という次第です。

これまで、西日の差す部屋は、カーテンをして窓も締め切っていました。

日中に窓を開けていると涼しいどころか、熱波が入ってきて、よけいに暑くなる塩梅だったからです。

しかし、そうはしていても、ひどく暑くて、むわっとしているのです。

で、気づいたのですが、ガラスと窓枠のサッシは、結構、熱を持つのです。

触ってみてくだされば即解することでしょう。熱いのです。

対して、すだれは、カンカン照りのときに触ってみても、そんなに熱を持たないのです。

ここで合点がいったのです。カーテンとすだれの絶大な違いを。

屋外に設置されたすだれの日陰は、直射日光が窓ガラスやサッシを「熱する」のを防ぐのです。

逆に、室内のカーテンの日陰では、窓ガラスやサッシが熱されるのを防げないのです。

すだれだと、熱されたものがないから、そこそこ涼しく感じるわけです。

カーテンのみだと、かんかんに熱されたガラスとサッシがあるがゆえに、暑く感じるのです。

同様のことは、遮光シールや遮光シートにも当てはまります。

直射日光をカットしても、窓ガラス周辺が熱されてしまいますから、やはり、暑いです。

結果として、「ないよりかはまし」程度になってしまいます。

西日や南日でお悩みの方。

ぜひとも、すだれを設置して日陰を作り、窓がカンカンに熱されるのを防いでみてください。

涼しい!!とまではいえないのですが、そこそこの防熱効果を体感できるように思います。

すだれって、結構いいです。

試験に落ちる人の特徴は、無意味なやる気と怠惰

“受かる”試験勉強のコツは、「点になるところは、満遍なくやる」ことです。

点になるところとは、毎年のように出る定番事項や、数年に一回は出される頻出事項です。

そういうところは、どんなにめんどくさくても、やります。遺漏なく、憶えます。

なぜなら、どれほど面倒であっても、やれば、1点が取れるからです。

たとえば、宅建の用途規制は、いい例です。

知らない人に極めて単純に解説しますと、当該規制は、この土地にはこういう建築物を建ててもよいが、こういう建築物はダメという規制で、約100ほどのマス目(エクセルで言うセル)にある、「○」と「×」を延々に憶えるという、苦行のような試験勉強が求められます。

しかし、ここをやると、確実に1~2つの選択肢は潰せて、限りなく1点が取れます。

落ちる人は、大方、「点が取れるのに、めんどくさいところをやらない」傾向があります。

そして、出るか出ないか、定かでないところに手を出して、余計に時間と労力を費やしているのです。

どんなにめんどくさくても、「出る」のならやりましょう。

そして、アドバイスしたいのは、一見してへどが出るようなめんどくさいところでも、毎日毎日見ていると、だんだんと「少なく、または、やさしく感じてくる」のです。

(うわーこんなのやらんといかんの?)が、毎日接していると、徐々に「あと20個くらいかー」という風に、変わってくるのです。

自分の変化を踏まえておくことは、とても大事です。

難しくてめんどくさい必要なことはやらないで、カンタンでやさしいが不必要なことをやる人は、結局は自分から、合格から遠ざかっているのです。

受かる人は、逆です。

カンタンでやさしくても、出そうにないならやりません。

必要なことなら、どんなに難しくてめんどくさくても、やります。結局、それが一番、効率的だからです。