昔の科挙のように、数日かけて試験が行われるのであれば、別に「早くやる」必要はないです。
しかし、現在の試験とは、制限時間が決められています。当該制限時間内に、問題を解き切って、合格点を確保しないといけないわけです。
だから、試験勉強には、「意識的に早くする」練習が必要となってきます。
「できる」「解ける」に付け加えて、「早い」のも、合格するのに必要なことなのです。
では、どうすれば、「早い」が達成できるのかというと、「基礎と基本」が出来上がっていることが、最低条件です。
試験勉強のセオリーは、土台の部分や基礎作業・基本知識が備わってきて、そこそこしっかりできるようになってから、「早い」の練習に入っていくことです。
このあたりの塩梅を勘違いしないでください。
「早くやれば実力が付く」と、取り違えては決していけません。
できもしないのに、早くやろうとしても、上手にできるわけがありません。
凄くやる気があって、意識も高く、積極的に情報を集めて、試験勉強にがんばっている人で、成績がぱっとしない人、また、実力もあんまりついていない人がいます。
こういう人は、できもしないのに早くやろうとして自滅しています。
先述しましたが、「早い」は確かに、合格の条件であります。
しかし、早くやれる条件が整っていないのに、早くやろうとするのは、時間と労力の無駄でしかありません。
早くてもまずい料理を誰が食べるでしょうか?
焦る必要はありません。焦りこそ、合格を遠ざけるものと考えるくらいでちょうどいいです。
テキストを2~3回読んで、内容が頭に入って、基礎的な問題集や過去問を2~3回終えてから、「早い」をめざしていきましょう。
2014年7月24日 11:34 AM
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