「宅建業者が受け取ることのできる報酬額の上限」は、宅建試験のみならず、FP試験でもよく問われるところです。
一般生活でも、憶えておくと何気に便利なことが多いので、この際、お勉強をしておきましょう。
(どうして不動産屋が丁寧な言葉遣いをするのか、積極的にセールス攻勢をかけるのか、当該報酬額を知ればわかるってもんです。2000万の中古マンションを決めたら、66万×2の132万の手数料収入ですよ。)
以下のように考えるとすぐ憶えられるので、ご利用ください。
なお、以下の述べるのは、消費税は除いていますし、復興系の所得税も無視しています。
これら消費税や所得税の額分を含めるか否かは、試験によって違いますので、問題の指示を丁寧に読んで、解答してください。
ひねくれた出題や選択肢だと、税抜きの金額だけが表記されていて、解答では「消費税が含まれていないので誤り」とかになりかねません。
結論から言いますと、宅建業者の数字の憶え方は、「3、4、5、6、2」と、“数字の並べ方”で憶えてしまいます。
もう、ピンと来た方もおられるかと思います。
上記の報奨額の上限表を、じっと見てください。
左の上から順に、3%→4%→5%、
次いで…、
右の上から順に、6万→2万、
…となっていますので、まずは、「3、4、5、6、2」と数字の順番で、主要な数字を憶えてしまいます。
ポイントは、最初を「3」から始めるところと…、
終わりがなぜか、「2」で終わるところです。
ずっと昇順なのに、なぜか最後は、唐突な「2」という数字で終わります。何気にクセがあって、ブツブツ唱えていたら憶えられるかと思います。
最後に2かよっ!的な、三村風の突込みを入れたら更に頭に残ります。
で、残る作業は、取引額区分をキッチリ憶え込みます。
でないと、正確な計算ができません。
取引額の区分は、カンタンです。
「400万」と「200万」の2つの数字しかないので、意識して何回も見ておけば、憶えられるはずです。
400万と200万・・・、結婚できる年収とできない年収なんて考えると、スッと頭に残るように思います。
主要な数字は、「3、4、5、6、2」と数字の並べ方で頭に入れ…、
…で、取引区分の2つの数字を正確に憶えます。
こうすると、そう暗記暗記しなくても憶えられるように思われます。
なお、当該報酬額の上限は、知識問題のみならず、取引額から実際の報酬額を計算させる問題も出るので、落ち着いて計算できるようになっておきましょう。
なお、賃貸の場合は、「1ヶ月」だけなので、そう工夫を凝らさなくても憶えられるかと思います。
カンタンなので、試験で問われることはないでしょう
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: FP技能士, 宅建 | 2015年9月25日 3:24 PM |
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結論から言うと、「外貨の為替レート・TTSとTTBは、SB食品で憶える」という次第です。
TTSとTTBには、いろいろな理屈や説明がなされています。
TTSとTTBは、銀行側に立ったレートである、とか…、
TTSのSは、銀行が外貨をSELL(売る)意味、とか…、
TTBのBは、銀行が外貨をBUY(買う)意味、といった塩梅です。
しかし、忘れます!
毎年海外旅行に行くとか、出張でよく海外に行くというのであれば、TTSもTTBも、日常的な言葉でしょうから、頭に残ることでしょう。
しかし、わたしのように、海外どころか、県外すら行かない、否、市外ですら、いやいや、町の外にすらそう行かない人間にとっては、TTSもTTBなんて言葉は、蚊帳の外の極みです。
わたくし事ですが、FP技能士3級の時にTTSとTTBの使い方を憶えるも、FP技能士2級のときには完全に忘れており、憶え直しました。
しかし、光の速さでどこかに行ってしまい、FP技能士1級の学科試験の際に再勉強して憶え直すも、数ヵ月後の実技試験の時には間違うという、使わない言葉はすぐ忘れる、を地で行っている次第です。
で、当該TTSとTTBの憶え方ですが、「TTSとTTBは、SB食品」という語呂で憶えます。
TTSとTTBは、主に外貨預金の預け入れと、満期の際の払い戻しの際に、用いられるレートです。
当たり前ですが、預け入れない限り、払い戻しはできません。
つまり、どんな取引であれ、「預け入れ→払い戻し」の順番となるわけです。
預け入れと払い戻しのそれぞれに用いるレートは「TT“S”」と「TT“B”」ですから、最後の文字の「S」と「B」に着目して、「SB食品」なんて語呂で頭に入れるという塩梅です。
わたしのように、どうしても、TTSとTTBの使い方を忘れてしまう人は、「SB食品」で憶えて、1点を齧り取ってください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: FP技能士 | 2015年9月24日 10:03 AM |
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結論から言うと、第2種電気工事士の法令の勉強方法は、「過去問で問題演習をすること」に尽きます。
過去問を解くことで、“どういう問題が出るか”がハッキリするからです。
ところで、わたしは、社労士や行政書士、宅建といった法律系資格を取っており、多少、“法令”なるものに苦手意識があまりないのです。
それでも、“どういう風な問題が出るか”が不明だと、間違えるのです。
たとえば…、
…といった問題です。
実はわたし、この問題で(なんだこりゃ???)で、10分ほど考え込んで、最終的に、間違えました。
答えは「4」なのですが、わたしのこれまでの試験経験では、細々した語句の定義や要件が問われることはあっても、まさか、“法律名”が問われたことがなかったのです。
ですから、アレアレアレ~わからんぞ?となって、間違えた次第です。
「法令」というものになじんだ者でも、『どういう問題が出るか』が、よくわかっていないと、点が取れないのであります。
ですから、過去問で問題演習をして、『敵を知る』ことが、最も“楽な勉強”となるのです。
もっというと、「テキストを読んで憶えて問題を解く」ではなくて、「先に過去問をやってからテキストをおもむろに読んでいく』くらいでいいです。
テキストにはコチャコチャ書いていますが、飛ばし読みで済ませて、果敢に過去問を解いてみてください。
先に過去問を解く方が、明らかに点が取れるようになります。
法令は、ほぼ例年、同じような問題が出ます。
ボリュームもそれほど多くありません。
本試験では、例年3~4問前後の出題であり、市販の過去問では20問か30問くらいしか掲載されていないので、『やりやすい』のと『制覇しやすい』試験科目です。
ですから、仕事が忙しくて時間がない人やテキストの細かい文字を見たくない人、本試験まで時間のない人は、内容の理解は“合格後”にすることにして、問題と答えとを憶えてしまいましょう。
法令を全部捨てるのは、実にもったいないです。
答えを憶えるだけでも、1~2点は取れます。
晩酌ついででよいので、理解などは度外視で(後回しで)、機械的に『問題文と解説と答え』を憶えてみてください。
法令で1問取れたら、それだけ『捨て問』も1問増えるので、大きなアドバンテージとなります。がんばってください。
なお、どういう過去問を使えばよいかは、「第2種電気工事士・筆記試験のテキスト・過去問」を参考ば。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工筆記・法令 | 2015年9月17日 11:17 AM |
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