独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

語呂で一発暗記!水溶性液体用泡消火器の語呂‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の性消

一口で言うと、当該水溶性液体用泡消火器の論点は、メチャクチャに費用対効果が良いので、必ず憶えよ、といった寸法です。

暗記は、後述する「語呂」でいちころです。

本試験では、実によく「水溶性液体用泡消火器(耐アルコール泡消火器)を使う危険物はどれか?」という問題が出ます。

ほぼ毎回出るといって良く、語呂を憶えさえすれば、安定した1点を確保できます。

しかも、です。

当該「水溶性液体用泡消火器(耐アルコール泡消火器)を使う危険物」は、そっくりそのまま、乙4性消のド定番論点「水に溶ける危険物」になっているのです。

参考:水溶性危険物は語呂+ぐりぐり

このように、1つの語呂暗記で2つのド定番が潰せるという塩梅で、費用対効果は群を抜いています。

お気に入りにでも入れて、100%憶えてください。

オトク語呂

「水溶性液体用泡消火器(耐アルコール泡消火器)を使う危険物」の語呂は…、

参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク

…です。

思い浮かべる情景は、ある集いに“参加”した“プロ”スポーツ選手の飲み物の“氷が酢”になっていて、皆が“ピリピリ”しており、会場関係者が“アセアセ・アクセク”している、ってな塩梅です。

…語呂の説明は以下。

「参加プロ」は、「酸化プロピレン」と「プロピオン酸」です。

「氷が酢」は、「酢酸」と「氷酢酸」です。(後述します。)

「ピリピリ」は、「ピリジン」です。

「アセアセ」は、「アセトン」と「アセトアルデヒド」です。

「アクセク」は、「アクリル酸」です。

ほいで、水溶性液体用泡消火器は、別名「耐アルコール泡消火器」なので「アルコール類」、といった次第です。

なお、昨今の乙4は難化しており、これまで出題実績のなかった「プロピオン酸」は「アクリル酸」まで出るので、上記語呂で憶えておく方が無難です。

とりあえず、危険物の名称だけ憶えておけばいいのですが、多少、補足があります。

以下を、目だけ通してください。

語呂補足1‐アルコール類

アルコール類は、「メタノール」「エタノール」「1-プロパノール」「2-プロパノール」です。

昔は試験に出るのは、超メジャーの「メタノール」と「エタノール」だけでした。

しかし、難化した昨今では、マイナーな「1-プロパノール」「2-プロパノール」までが、試験に登場しています。

「1-プロパノール」と「2-プロパノール」は、「アルコール類の一部」と、認識できるようになっておきます。

試験でなじみの薄いこれらに遭遇しても、面食らわないように。単なる「アルコール類」です。

語呂補足2‐氷酢酸

「氷が酢」の「酢酸」と「氷酢酸」について補足します。

純度の高い「酢酸」が「氷酢酸」で、「酢酸」と「氷酢酸」は同じものです。

「酢酸」の融点は「17度」で、冬では凝固しやすいのです。んなもんで「氷」と銘されている寸法です。

選択肢にて「酢酸」となっていても、「氷酢酸」となっていても、「水溶性液体用泡消火器」を使う危険物です。

テキストによっては、「酢酸」のみ、または「氷酢酸」のみしか記載されていないものがあり、混乱の元でしたので、両者は同じ物だと、補足しておきます。

語呂補足3‐消火器の名称

先述したように、水溶性液体用泡消火器は、別名「耐アルコール泡消火器」とも言われています。

というのも、危険物の流通上、「アルコール類」が一番多いので、応じて、「耐アルコール泡消火器」という文言が流布したように思われます。

わたしだけのケースかもしれませんが、「水溶性液体用泡消火器」と漢字だらけの名称を覚えるのがめんどくさかったので、「耐アルコール泡消火器」としか憶えていませんでした。

しかし、本試験では、「水溶性液体用泡消火器」の方が使われるのがほとんどで、「耐アルコール泡消火器」は、ほとんど使われていません。

この理由はおそらく、言葉自体が「答えになっちゃってる」からでしょう。

たとえば、問題文で「耐アルコール泡消火器を使う危険物はどれか?」といった風に使うと、どんなボンクラでも、(アルコールって書いてあるから、アルコール類を選べばいいんでない?)と勘付くものです。

んなもんで、本試験では「水溶性液体用泡消火器」という文言だけが使われている、ってな次第です。

憶えやすい耐アルコール泡消火器だけではなく、漢字だらけの水溶性液体用泡消火器も、意識して押さえておきます。

わたしのように、本試験時に(アレレ?水溶性液体用云々って、耐アルコールのアレだよな?!)と、パニックにならないでください。

まとめ

「水溶性液体用泡消火器が必要な危険物」は、本試験のド定番です。

配偶者の誕生日を忘れても、この語呂だけは、100%憶えてください。

語呂は…、

参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク

…です。

それぞれ「酸化プロピレン」「プロピオン酸」「酸」「氷酢酸」「アセトン」「アセドアルデヒド」「アクリル酸」で、加えて「アルコール類」です。

通勤や通学時にでも、ざっと確認してください。

なお、ド定番「水溶性危険物のまとめ」も併せてお目汚しください。いいおさらいになります。

なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。

また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

原価分類‐建設業経理士2級の理論対策

結論から言うと、「原価分類」は、試験直前にド暗記する、といった次第です。

当該「原価分類」は、建設業経理士2級の理論問題のなかでも、「難」に分類されます。

というのも、会計バカのクソ理屈のオンパレードだからです。

読めば読むほどにわからなくなってくるので、試験対策としては、「憶えやすいところから、丸暗記する。○○と来たら××」です。

問題の強度は低く、「単に憶えていたら点になる」のがほとんどなので、ブックマークにでも入れておいて、通勤・通学の際に、消化してください。

なお、作業自体は単調な「暗記」なので、本試験の2~3日からやっても間に合います。

変動費・固定費と来たら・・・

先述したように、「原価分類」は、「丸暗記」で凌ぎます。

当該論点で、まだしも手を付けやすいのが「操業度との関連性分類」です。

理屈を追っても無駄なので…、

「変動費・固定費」という文言が、問題文中に出現したら、「操業度との関連性分類」を選びます。

変動費は「たくさんならたくさん、少しなら少し」なので、語感的に、「操業度」とつながりやすいです。

当該「変動費・固定費」→「操業度うんぬん」が、一番頭に入りやすいところなので、まずはここから憶えましょう。

直接費・間接費と来たら・・・

次に頭に入れやすいのは、なじみのある「直接費・間接費」です。

「直接費・間接費」という文言が、問題文中に出たら、「計算対象との関連性分類」を選びます。

日本語として「対象」は、“何でも入ってしまう”言葉のため、実にとらえどころのないものです。

「計算」も、これまた茫漠として、考えるほど???です。

んなもんで、そっくりそのまま「変動費・固定費」→「計算対象うんぬん」で頭に入れます。

「ヘンドウヒ・コテイヒ→ケイサンタイショウ」と、通勤・通学時にブツブツ唱えて、あなたの周りにだけ空間が生まれてください。

材料費・労務費と来たら・・・

お馴染みの「材料費」「労務費」「外注費」「経費」の文言を見つけたら、「発生形態別分類」を選びます。

「材料費」や「労務費」とかが、原価の「発生形態」なのでしょうが、チンプンカンプンです。

暗記で凌ぎましょう。

なお、「形態別」という文言は、理論の「原価計算の種類」で「形態別原価計算」という文言で、「材料費」等に絡んで出題されるので、一緒に押さえるとオトクです。

参考:工事原価計算の種類

原価を工事種類別と来たら・・・

最もわかりにくい分類だったので、ガチ暗記で凌ぎました。

原価を工事種類別に区分する云々と来たら、作業機能別分類を選ぶ」ってな次第です。

“そういうもの”として、ざっくり丸暗記です。

まとめ

当該「原価分類」は、本当にややこしいです。

「わかるようでわからない、しっくりこない」言葉のオンパレードで、ほとほと疲れます。

試験勉強では、先に見たように「○○と来たら、××」という風にガチ暗記で凌ぎます。

そして、本試験では、いっぺんに、または、順繰りに解こうとせず、「まだしもわかる分類」から、消化していくようにしてください。

わたしは、まず「変動費・固定費と来たら、操業度うんぬん」から、選択肢を潰していきました。こうすると消去法で取れる可能性が上がるからです。

原価分類は、「考えれば考えるほど???」な論点なので、ざっくり済ませてください。

人はもっと他のことを、たとえば、配偶者のウエストの変移などを、知るべきですし知るべきではないかもしれません。

なお、建設業経理士2級の独学については「建設業経理士2級の独学」を…、

独学向け教材については、「教材レビュー」を参考ください。

工事原価計算の種類‐建設業経理士2級の理論対策

建設業経理士2級の理論問題に、「○○は、何ていう原価計算か?」という「工事原価計算の種類」なる論点があります。

当該論点は、簿記2級取得者なら、目をつぶってでも解けるのですが、そうでないと結構きつい問題です。

最初にコツを言うと、「第3問・第4問の過去問演習と、いっしょにする」です。

以下に、ざっと試験対策を述べているので、配偶者の目を盗んで、お目汚しください。

個別原価計算

建設業では、一般的に「個別原価計算」が採られています。

受注した工事別に原価を計算する次第です。

第3問・第4問を解く際、「工事A」「工事B」ごとに、費用を計算する問題に遭遇したはずです。

「こういう、工事ごとに集計するのが計算形式が、個別原価計算なのねー」と意識するとよいでしょう。

まあ会計的なことを言うと、「個別原価計算」なのは建設業くらいという次第で、個別原価計算は、製造業ではほとんど見られない原価計算です。

ハンドメイドの一品作りのメーカーなら、個別原価計算を採用してるかもしれませんが、大量生産を前提とした製造業には不適当な計算となっています。

反対にいうと、建設業会計の最たる特徴は「個別原価計算」なのです。んなもんで、建設業経理士の試験に出る、といった塩梅です。

形態別原価計算

あまり馴染みのない「形態別」という言葉が入っているので、苦手な人が多いと思います。

しかし、お得感のある論点ではあります。

というのも、「建設業経理士2級理論‐原価分類」でも述べているように、「形態別分類」といっしょくたに憶えればいいからです。

かいつまんでいうと、「材料費」「労務費」「外注費」「経費」と来たら、「形態別」です。

さて、試験対策ですが、第3問か第4問で遭遇する「完成工事原価報告書」を思い起こすと、さっくり頭に残ります。

 

こういう奴でしたよね。

当該問題では、原価を、「材料費」「労務費」「外注費」「経費」ごとに集計したはずです。

「あー、材料費、労務費、外注費といった形で計算するのが、“形態別”原価計算なのねー」と、第3問か第4問の演習の際に意識付けると、すんなり頭に入ります。

後は、言葉の問題

残るのは、「事前原価計算」と「総原価計算」です。

まず、すぐわかる「事前原価計算」から消化しましょう。

文言の「事前」がキーです。

あなたが工務店なら、請負価格を無視して工事なり建築を受注するでしょうか?しないですね。前もって、利益が出るか足が出ないかを“計算”するはずです。無謀なしくじりは、配偶者選びで懲りたはずです。

工事を適正な価格で受注できるか否かを判断するための原価計算」が、当該「事前原価計算」です。

漢字がいっぱいで頭痛がしますが、よく読めば、「事前原価計算」を選べるはずです。

次に「総原価計算」ですが、言葉に注意です。

当該「総原価計算」は、フェイクのひっかけ選択肢として、「総合原価計算」という選択肢が出てくる公算が「大」です。

簿記2級で工業簿記・原価計算を勉強したことのある人なら、「総合原価計算」が何か、耳から油状液体が染み出るほどやったのでわかっているでしょうが、2級のない人は、「総?総合?」となるはずです。

試験対策は、「ひっかけを意識して、丁寧に憶える。」です。

「工事原価に販売費や販管費などを含める計算」は、「総原価計算」です。「総」だけです。「総合」ではありません。

なお、「総合原価計算」とは、ロット数の多い製造業で採用される原価計算です。総合原価計算は、簿記2級で楽しんでください。

まとめ

当該論点は、傾向が変わらなければ、きちんと勉強すれば8点(満点)は取れます。

まあ、ひとまず、ド定番の「個別原価計算」と「発生形態別原価計算」を押さえておけば、致命的な失点は避けられるはずです。

ぶっちゃけ、理論問題はあまり配点がない(2点×4問の計8点)ので、少しばかり間違えても、他の計算問題でいくらでもカバーができます。

理論に一生懸命になるよりも、計算問題に習熟する方が合格に貢献するでしょう。

作業自体は暗記なので、本試験の直前2~3日前くらいから、本腰を入れたら大丈夫です。

なお、建設業経理士2級の独学については「建設業経理士2級の独学」を…、

独学向け教材については、「教材レビュー」を参考ください。