本問は、建築基準法の日影規制です。そう出ない規定なので、対策を練っていない受験生は、解答できなかったはずです。今後の試験に備えて、各規定を、シッカリ復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
本問をさくっと解けた受験生は、極少数でしょう。できなくても、仕方のない問題ですが、復習だけはシッカリしておきます。
1の「日影規制の対象区域とは、同法別表第4に掲げる地域又は区域の全部又は一部で、地方公共団体の条例で指定する区域をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
もし、テキストにないなら、選択肢丸ごとを、復習として、テキストにメモ書きしましょう。
今後、選択肢の1つとして、出る可能性があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
2の「日影規制の対象となる用途地域には、中高層住居専用地域は含まれるが、近隣商業地域、準工業地域は含まれない。」ですが、誤った記述です。
こんなものは、知らないと、解きようがありません。
押えるにしても、当該選択肢くらいが解けるようになっておけばよいでしょう。深追いは厳禁です。
さて、解説ですが、日影規制の対象となる用途地域は…、
住居系の用途地域(8地域)
近隣商業地域
準工業地域または用途地域の指定のない区域のうち、地方公共団体の条例で指定する区域
…となっています。
近隣商業地域と、準工業地域は含まれます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
3の「同法によれば、日影は、冬至日の日本標準時による午前8時から午後5時までの間において、平均地盤面に生ずるもので判断する。」ですが、誤った記述です。
正しくは、冬至日の「午前8時から午後4時まで」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、具体的な日影規制時間は、地方公共団体の条例で定めます。よって、地方で異なります。
4の「建築物が日影規制の対象区域外にあれば、高さが10mを超える建築物でも日影規制は適用されない。」ですが、誤った記述です。
用途地域の指定のない区域において、高さが10mを超える建築物は、日影規制が規制されます。
当該規定は、細かいものが多いので、テキストで確認するくらいでよいでしょう。
まあ、無理そうならいいです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「正しいものはどれか?」ですので…、
正解:1
…と相なります。
1問:民法‐委任契約・・・「ふつう」。
2問:民法‐手付金・・・「ふつう」。
3問:民法‐債務不履行・・・「ふつう」。
4問:民法‐代理・・・「ふつう」。
5問:民法‐賃貸借契約・・・「ふつう」。
6問:民法‐不法行為・・・「ふつう」。
7問:標管委託契約書‐総合問題・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐修繕等・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐開示等・・・「ふつう」。
10問:滞納等・・・「ふつう」。
11問:滞納の法的手続・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐理事長・・・「ふつう」。
13問:標準管理規約‐管理費等・・・「ふつう」。
14問:会計・仕訳1・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳2・・・「ふつう」。
16問:税務:消費税・・・「難」。
17問:建築基準法‐日影規制・・・「難」。
18問:建築基準法‐補強コンクリートブロック造の塀・・・「難」。
19問:鉄筋コンクリ・・・「ふつう」。
20問:給排水衛生設備・・・「ふつう」。
21問:給水装置・・・「難」。
22問:住宅用分電盤・・・「難」。
23問:消防設備・・・「難」。
24問:住生活基本計画・・・「難」。
25問:バリアフリー法・・・「やや難」。
26問:劣化現象・・・「ふつう」。
27問:耐震改修・・・「ふつう」。
28問:アスファルト防水・・・「難」。
29問:共用部分の工事・・・「ふつう」。
30問:標準管理規約‐共同相続・・・「ふつう」。
31問:標準管理規約‐理事会・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐専用使用権・駐車場・・・「ふつう」。
33問:標準管理規約‐比較問題・・・「ふつう」。
34問:区分所有法‐特定承継人・・・「ふつう」。
35問:専有部分の貸与を禁止・・・「難」。
36問:区分所有法‐復旧・・・「ふつう」。
37問:標準管理規約‐外部専門家・・・「難」。
38問:標準管理規約‐専有部分の範囲・・・「ふつう」。
39問:判例:管理費等の債権・・・「ふつう」。
40問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。
41問:消費者契約法・・・「ふつう」。
42問:借地借家法等・・・「ふつう」。
43問:個人情報保護法・・・「ふつう」。
44問:不動産登記法・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:適正化法‐管理業務主任者・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐用語定義・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐重要事項の説明等・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐財産の分別管理・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐管理事務の報告・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
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