22問‐管理業務主任者 H30過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「住宅用分電盤」の出題です。あまりでないところなので、面食らった受験生も多いはずです。とはいえ、選択肢の内容には、テキスト記載事項があるので、何とか解答だけは出来るはずです。まあ、復習だけはしておきましょう。

22問‐住宅用分電盤

 

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 本問の難易度は、「やや難」です。

 テキストに載っている選択肢は、今後も出る可能性があります。

 選択肢の使い回しに備えて、押さえておきましょう。

 なお、解答はこちら(数字のみ)です。

解説:1

 1の「分電盤内に設置されている漏電遮断器(漏電ブレーカー)及び配線用遮断器(安全ブレーカー)は、電力会社の所有物である。」ですが、誤った記述です。

 漏電遮断器(漏電ブレーカー)及び配線用遮断器(安全ブレーカー)は、消費者の所有物です。

 電力会社の所有物は、サービスブレーカーです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 よく出るところで、テキスト記載事項です。シッカリ勉強した人なら、以降の選択肢がチンプンカンプンでも、「1点」にできたはずです。

解説:2

 2の「電気設備の技術上必要な事項を規定した民間規格である内線規程(以下、本問において「内線規程」という。)によれば、単相3線式電路に施設する漏電遮断器は、中性線欠相保護機能付きのものとすることが望ましいとされている。」ですが、正しい記述です。

 深追いする必要はありません。ざっと押えるだけでよいでしょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

解説:3

 3の「内閣府等が推奨している感震遮断機能付住宅用分電盤は、安全確保を行うことを目的に、揺れを感知すると警報を発し、一定時間を経過してから電気が遮断されるものである。」ですが、正しい記述です。

 深追いは厳禁ですが、興味のある人は、「感震遮断機能付住宅用分電盤」などで、調べてみてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

解説:4

 4の「内線規程によれば、「地震時等に著しく危険な密集市街地」の住宅などには、感震遮断機能付住宅用分電盤を施設することが勧告的事項とされている。」ですが、正しい記述です。

 興味のある人は、調べるとよいでしょうが、試験的には、軽く押えるだけで結構です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「不適切」です。

 「2」は「適切」です。

 「3」は「適切」です。

 「4」は「適切」です。

 本問は、「不適切なものはどれか?」ですので…、

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。

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