本問は、『配賦差異』です。人件費の配賦差異を求めるド定番の問題です。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
◇問題◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
配賦差異ですが、いろいろ解き方があります。
当サイトでは、「配賦差異の機械的作業‐建設業経理士2級の勉強」をもとに、解答しています。
足し算と掛け算と引き算だけの問題です。
資料には、「工事現場別実際作業時間…A工事280時間、B工事170時間、その他の工事1,450時間」とあります。
まず、これら実際作業時間を足し算しましょう。
「280+170+1450」の「1,900」時間となります。
んで、予定配賦率は、「3,270」でした。
んなもんで、「1900*3270」の「6,213,000」が予定配賦額となります。
さて、実際に発生した額は、資料には「6,130,000」です。
「人件費」で、T字勘定を作ると…、
…といった感じになります。
先のリンクページに従い、当該差額を埋めるような仕訳を切ります。
有体に言えば…、
借方:人件費 83,000
貸方:配賦差異 83,000
…といった塩梅です。
さて、ここまで来たら、資料チェックです。
資料のどこにも、配賦差異の期首残高が記載されていません。
よって、即、先に求めた「83,000」が答えとなります。
当然、「貸方」残高なので、「B」が符号となります。
答えは…、
…と相なります。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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