本問は『理論問題』の問題。「原価計算制度」についての出題です。本当にカンタンな部類です。
◇問題◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
理論問題ですが、本当にカンタンです。
難しく考えず、ホント、“感じ”で解答しましょう。
「1」の「建設業では、工事原価を材料費、労務費、外注費、経費に“区分して計算し”、これにより制度的な財務諸表を作成している。」ですが、「形態別原価計算」です。
わからなくても、選択肢をじっと眺めると、「“区分”」的なものに近い選択肢は、「C」の「形態別原価計算」くらいしかないですね。
よって、「C」と相なります。
「2」の「原価計算基準にいう原価の本質の定義から判断すれば、工事原価と販売費及び一般管理費などの営業費まで含めて原価性を有するものと考えられる。」ですが、これは、「総原価計算」となります。
全部を含めて的なニュアンスからも、選べるかと思います。
なお、Eの「総合原価計算」と混同しそうですが、簿記2級で勉強した人なら、ぜんぜん違う用語だとわかるはずです。
よって、「B」と相なります。
「3」の「建設資材を量産している企業では、一定期間に発生した原価をその期間中の生産量で割って、製品の単位当たり原価を計算する。」ですが「総合原価計算」となります。
個別的ではなく、生産量を総じて原価を計算するので、総合原価計算です。
よって、「E」と相なります。
「4」の「建設会社が請け負う工事については、一般的に、つの生産指図書に指示された生産活動について費消された原価を集計・計算する方法が採用される」ですが、これは、「個別原価計算」です。
ご存じのように、建設業会計は、個々の工事ごとに原価が計算されています。すなわち、「個別原価計算」です。
よって、「D」と相なります。
答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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