独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

整『理』整『頓』

整理整頓とは、「理」を整えるものでございます。
お片づけができないという人は、その御仁の「理」が見えておられないのでございます。
自分の理とはじぶんの調子のことでございます。
ピンポンパン
ちゅう ちゅう たこ かい な
と、お体という物体は、何事もテンポよく済ませたく思っているものでございます。
重要なこと。
お体は、自分の欲するところが、いまだに現実化されていなくても、「ピンポンパン」でやって行きたいという衝動は、そのまま身中に残るのでございます。
この衝動は発散しないと、ワインの澱のように蓄積されて、いつか違う形で爆発するのでございます。
調子のよい人というのは、自分はこうしたいんだ、という理を知っていることでございます。
お片づけは、いたずらに、物を捨て片付ける前に、自分の理を見つめ直す機会にした方がよろしいことと存じます。
じぶんの理にそぐわないモノ・コト・サギョウは、結局、数年後に捨てられるか見放されるか、忘れ去れるのがオチなのでございます。
いらないものかどうかより、自分の理を考えるのが、整理整頓なのでございます。

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生活民具

究極的に申しますと、お部屋は無味乾燥なものであればあるほど、お勉強の効率は上るのでございます。
自習室の味気のなさを思いおこせば、ご理解頂けるかと存じます。
お部屋は、お勉強の場だけではなく、生活の場でもございます。
ですから、完全な無味乾燥さを追求するのは、難しいのでございます。
この点が、お勉強を難しくしている遠因でございます。
人はそれぞれ違う感性を持っているのでございます。
部屋の中にマンガが転がっていても、それが自分の部屋としてのアイデンティティであり、気分がすっきりするならばそれでよいのです。
問題は、それらをお勉強とどう区切るか、なのでございます。
お勉強に邪魔なモノは、どこまでいっても邪魔なのでございます。
邪魔でないようにすることはできないので、邪魔を感じない工夫が必要なのでございます。
わたくしたちが直面する問題のほとんどは、その問題への工夫が見えぬから「問題」として把握しているものでございます。
お勉強スペースから、首を少し傾ければマンガが見えてしまう。
というのでしたら、衝立でも置けばそれで感覚は遮断するものでございます。

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お掃除とお片付け

お勉強のコツは、テキストや問題集に限定されるものではないのでございます。
わたくし、中学生のときに通信講座をやっていたときがございます。
しかし、全くやらないまま月日は流れ、高校生になったときにようやく大掃除で処分されたのでございます。
その通信講座の教材は、机の引き出しの深い場所にてお眠りされていたのでございます。。。
その教材は、とてもよいものであったことでしょう。十分な発酵期間を取ったことですし。
しかし、教材というのは、やらなければ何の意味もクソもないのでございます。
やるにはどうしたらいいのか?と考えるのもお勉強のひとつなのでございます。
まずは、環境を整えることでございます。
1にも2にも、わたくしたちは環境の生き物なのでございます。
お勉強の環境作りは、なんてことはないお掃除とおかたづけだけでございます。
こう仮定してくださいませ。
「わたしはお勉強ができるのだが、何かがそれを阻害している」と。
脳に物理的な障害さえなければ、お勉強なんて誰でもできるものでございます。
なにが、邪魔しているかしらん?と思いながらのお掃除は、実によいお邪魔虫つぶしなのでございます。

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