独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

理(ことわり)は見えません

理(ことわり)は見えません。。。なんとも説教チックで、きな臭いタイトルでございます。
簡単な例を申します。
よくあることでございます。
何かをしようとしたら、部屋の散らかり様が気になったり、
机の上が気になったり、爪の長さが気になったり、
明日の準備が気になったり、メールが気になったり、
果てには、来年の為替相場まで気になるものでございます。
普段は全く意識していないのだけれでも、
「いざ、鎌倉」となると、ひょっこり現れるンでございます。
これが、あなた様の「理」でございます。
こういう「気になる」引っ掛かり感こそ、普段は邪魔と意識していないけれども、
身体は邪魔だと感じているものなのでございます。
集中状態とは、意識のセンサーをある1点に絞ることでございます。
集中の過程によって、邪魔に感じるものを潰すのが、「理」なのでございます。
わたくしごとですが、わたくしは「爪」の気にしいで、伸びすぎているとなんとも気になるのでございます。
ですから、爪切りはパソコン部屋や寝室からカバンの中、仕事机の中、トイレなどに、全部で5つくらい持っているのでございます。
1個、100円でございます。ですから、コーヒー1杯をガマンして自分のよくいる場所に配置したわけでございます。
これだけあれば、気付いたときにスグ、さっと爪を切ることができるのでございます。
500円で「イラ。。。ざわ」が抑止できるなら安いものでございます。

(さらに…)

「理」を整える

お勉強のするための「理」はございます。
それは、お部屋や空間をお勉強をしやすいように整えることでございます。
理があるというのは、「あるべきものがあるべきかしょに」という至極シンプルなことでございます。
なにをどうせよというものではございません。
究極的にいえば、お勉強の環境とは、その人の感覚に依存するからでございます。
いくら空間コンサルタントやコーディネータが「こういう部屋がよろしいです」といっても、実際の作業者の感触ではないのでございます。
見た目は汚いけど、ココに置くのが一番、という「しっくり感」があなた様の理なのでございます。
わたくしの「理」は、よく使うモノは身近に、あまり使わないモノは遠くに、使うもののストックは多くということくらいでございます。
とはいえ、あまり使わないモノでも、作業場のスグそばに保管されております。
要するに、わたくしの感覚では「それはそこにあるのがよろしい」のでございます。
基本的に、「理」を見つけられない方は、鈍感なのでございます。
よくこんなお部屋で作業ができるね、という方々と同様に、
よくこんなお台所で作業ができるね、というご夫人方は多くいるものでございます。
このような人達は、自分の「イラ」への耐性があるのでございます。
自分の気付かない「イラ」こそ、「理」の根拠になるのでございます。

(さらに…)

整『理』整『頓』

整理整頓とは、「理」を整えるものでございます。
お片づけができないという人は、その御仁の「理」が見えておられないのでございます。
自分の理とはじぶんの調子のことでございます。
ピンポンパン
ちゅう ちゅう たこ かい な
と、お体という物体は、何事もテンポよく済ませたく思っているものでございます。
重要なこと。
お体は、自分の欲するところが、いまだに現実化されていなくても、「ピンポンパン」でやって行きたいという衝動は、そのまま身中に残るのでございます。
この衝動は発散しないと、ワインの澱のように蓄積されて、いつか違う形で爆発するのでございます。
調子のよい人というのは、自分はこうしたいんだ、という理を知っていることでございます。
お片づけは、いたずらに、物を捨て片付ける前に、自分の理を見つめ直す機会にした方がよろしいことと存じます。
じぶんの理にそぐわないモノ・コト・サギョウは、結局、数年後に捨てられるか見放されるか、忘れ去れるのがオチなのでございます。
いらないものかどうかより、自分の理を考えるのが、整理整頓なのでございます。

(さらに…)