バランスを失って困り、それも深刻化するのは、多少の年月が経ってからでございます。
一意専心して物事を行うのは、世においては褒められるものでございます。
しかしながら、そういわれるからとて、健康や生活のバランスを無理やり削ってはいけません。
バランスを無視してのお勉強は、ブレーキの壊れたダンプカーでございます。
そら、スピードに乗るからたくさんの砂利を、一度に早く運べます。
ですが、事故を起すのを想像するのは容易く、トータルでみれば余計に時間と手間とコストを費やしているものでございます。
先だっての「ススメ」で申しましたが、世の中にはがんばりすぎてしまう人がいるのでございます。。
この種のがんばりすぎる人は、人為を超えたものでがんばりすぎが止められるのでございます。
一病息災ほど、この種を適切に表現した言葉はございません。
がんばらない、というにも1種の才能なのでございます。
ですから、サボったとしてもくよくよせず、前向きにこなしていけばよいのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年7月7日 9:51 AM |
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意識でがんばり続ける人は、ご自身の身体にて復讐されるのでございます。
ほんとうのことをいいますと、がんばり続ける人は、周りの人を心配させているのでございます。
「だいじょうぶかのぅ」と、思いつつも期待しつつ、応援しているのでございます。
がんばりすぎる人は、結果を出してしまうため、周りの人もアテにしてしまうのでございます。
そして、この期待が頂点に行ったときに、発病などの形で、がんばりすぎが是正されるのでございます。
ほら、みろ!、、、という嘲笑的な気分と、
あんなにがんばっているのに、、、という同情の気持ちと、
どうしよう、、、という代わりの効かないものを失った深い落胆と、
さまざまな感情が入り混じり、まさに思い乱れるのでございます。
超越的な気合を入れてしか、お勉強ができないとき、それは御自身がこなしていけるレベルではないのでございます。
昭和の高度成長期のような激烈な気合をいれてのがんばりより、「どうしたらできるようになるかしらん?」という大正ロマン的な叙情的理性で対処するのがよろしかろうと存じ上げる次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年7月6日 9:57 AM |
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独学のオキテでは、サボリを推奨するものでございます。
一流のスポーツ選手が、夜のご活動に熱心なのは、遊んだ方がヤル気を維持できるからでございます。
わたくしは、アニマル浜口のように「気合だ、気合だ」というものではございません。
アニマル浜口さんは、ボディビル上がりのプロレスラーでございまして、首に大怪我を負い、身体の自由を失ったことがございます。
地獄のリハビリを経て、現在の彼がおられるのでございます。
身体が全く動かなかった、地獄のリハビリがあるからこそ、彼の「気合だー」に魂の鼓動を感じるのでございます。
しかも、テレビの映像ですら、それ感じるのです。
彼の小さい身体には、地獄の記憶が内包されているのでございます。
それ故の個性なのでございます。
資格試験のお勉強は、地獄のリハビリではございません。
適当に脱力しながら、淡々とこなしていけばよろしいのではございませんか?
毎日やるというのは、難しいことでございますが、最も難しいのは、日々新たにやっていくことでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年7月4日 9:41 AM |
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