独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

立体的に

お勉強というのは、作業でありながら、すべてがすべて、作業ではないのでございます。
作業というのは、量と工程が決まっております。
簡単に申しますと、皿洗い100枚、コピー100枚は、「100」という単位までやれば終了でございます。
お勉強は、ある箇所には1作業でよろしいのです。
しかし、この箇所には1,000作業しなければならないこともございます。
先ほどの雑用的作業は、平面的です。いわれたままの数をやればいいのですから。
しかし、お勉強の作業は立体的なのでございます。
お勉強は、一面に立体的側面がございますことに、お気づきになられたく思う次第でございます。
点数にならない箇所の作業に没頭しても、合格は遠のくばかりなのでございます。
テキストや問題集には、試験の範囲にあるから、仕方なく掲載している章・節もございます。
代表的なのは、問題が作りにくい、という箇所でございます。
そんなところは、鼻毛の手入れでも十分でございまして、真面目にやる必要など、皆無なのでございます。

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先週のわたくしたち

問いかけの力こそ、成長の証でございます。
だいたい、身にならなかったお勉強というのは、何をしたかすら忘れているものでございます。
何をしたのかさえ忘れているのですから、その内容を憶えているとは、お世辞にもいえないことでございましょう。
お勉強というのは、惰性と焦りのなかで闇雲に進めたとしても、どれほど合格に寄与したのかわからないものでございます。
こんなものは、ただの上滑りでございます。
お勉強の内容がサッパリこなしていけないときも、人間なのですから、当然ございます。
そういうときは、「この文」「この一句」「この一語」にまい進するのがようございます。
神秘なのですが、アレわからんわ〜と考えたことは、試験が終わってからでも鮮やかに記憶に残るモノでございます。
上滑りのつるつる感を味わったときには、あの章・あの節・あの問題と、闇雲に手を出すのでなく、なにかひとつを集中して考え、アタマの地ならしを行いましょう。

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障害との闘い

お勉強最大の障害とは、白馬のダンナや白雪ヨメ、かすがいの子供、ボランティア残業、ヘコヘコ上司、無知無能・新新人類の部下、ごうつく取引先、ブロークンレイデオ電話などがございます。
このような外の障害は、台風や豪雨、キツネの嫁入りといった自然現象でございますから、気楽に構えるしかございません。
実のところ、お勉強の障害は、内側に多くございまして、外側の障害というのは少ないのでございます。
内側の障害のさいたるものは、「あまり」「よく」わからないが筆頭でございます。
「あまり」「よく」わからないというのは、「知らない」「レベルが高い」「誤解」の複合的な併せ技でございます。
「知らない」
実際に調べます。見た方が早いモノです。
レベルが高い
答えを見ながら、下げましょう。
誤解
定義を全く見落としていることが多々です。それか調査不足です。
内面の障害の対応策は、地味な作業でございます。
ウンウン唸るよりも、1歩戻って2歩、理解を進めるほうが合理的でございます。

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