お勉強は、こなしていく「過程」そのものでございまして、がんばって根を詰めてやっていくものではございません。
「がんばる」というのは、インフレ・高金利時代の過去の遺物でございます。
がんばらないといけない!という人は、たくさんの借金を重ね、金利の支払いが常にまとわり付く人くらいでございます。
インフレ時代はカネの価値がどんどん落ちますから、借金を返すために、資本をどんどん回転させていかねばならないことでございましょう。
多くの人は、借金には無縁でございましょうから、無理やりがんばらなくても良いのでございます。
インフレ・高金利は、遠い昔の恋なのでございます。
短期的に力を尽力するのも結構でございます。
しかし、結果的に、中長期的のほうが、アウトプット・生産量は多いものでございます。
短期間というのは、ヤル気を持続させやすいから推奨されているのでございます。
しかし、ライセンスはそれで取得できても、実りある人生をお望みでありますならば、中長期的に人生との兼ね合いを取っていく方がよろしかろうと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年7月4日 9:30 AM |
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お勉強というのは、作業でありながら、すべてがすべて、作業ではないのでございます。
作業というのは、量と工程が決まっております。
簡単に申しますと、皿洗い100枚、コピー100枚は、「100」という単位までやれば終了でございます。
お勉強は、ある箇所には1作業でよろしいのです。
しかし、この箇所には1,000作業しなければならないこともございます。
先ほどの雑用的作業は、平面的です。いわれたままの数をやればいいのですから。
しかし、お勉強の作業は立体的なのでございます。
お勉強は、一面に立体的側面がございますことに、お気づきになられたく思う次第でございます。
点数にならない箇所の作業に没頭しても、合格は遠のくばかりなのでございます。
テキストや問題集には、試験の範囲にあるから、仕方なく掲載している章・節もございます。
代表的なのは、問題が作りにくい、という箇所でございます。
そんなところは、鼻毛の手入れでも十分でございまして、真面目にやる必要など、皆無なのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年7月3日 9:18 AM |
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問いかけの力こそ、成長の証でございます。
だいたい、身にならなかったお勉強というのは、何をしたかすら忘れているものでございます。
何をしたのかさえ忘れているのですから、その内容を憶えているとは、お世辞にもいえないことでございましょう。
お勉強というのは、惰性と焦りのなかで闇雲に進めたとしても、どれほど合格に寄与したのかわからないものでございます。
こんなものは、ただの上滑りでございます。
お勉強の内容がサッパリこなしていけないときも、人間なのですから、当然ございます。
そういうときは、「この文」「この一句」「この一語」にまい進するのがようございます。
神秘なのですが、アレわからんわ〜と考えたことは、試験が終わってからでも鮮やかに記憶に残るモノでございます。
上滑りのつるつる感を味わったときには、あの章・あの節・あの問題と、闇雲に手を出すのでなく、なにかひとつを集中して考え、アタマの地ならしを行いましょう。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月30日 11:06 AM |
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