独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

生活民具

究極的に申しますと、お部屋は無味乾燥なものであればあるほど、お勉強の効率は上るのでございます。
自習室の味気のなさを思いおこせば、ご理解頂けるかと存じます。
お部屋は、お勉強の場だけではなく、生活の場でもございます。
ですから、完全な無味乾燥さを追求するのは、難しいのでございます。
この点が、お勉強を難しくしている遠因でございます。
人はそれぞれ違う感性を持っているのでございます。
部屋の中にマンガが転がっていても、それが自分の部屋としてのアイデンティティであり、気分がすっきりするならばそれでよいのです。
問題は、それらをお勉強とどう区切るか、なのでございます。
お勉強に邪魔なモノは、どこまでいっても邪魔なのでございます。
邪魔でないようにすることはできないので、邪魔を感じない工夫が必要なのでございます。
わたくしたちが直面する問題のほとんどは、その問題への工夫が見えぬから「問題」として把握しているものでございます。
お勉強スペースから、首を少し傾ければマンガが見えてしまう。
というのでしたら、衝立でも置けばそれで感覚は遮断するものでございます。

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お掃除とお片付け

お勉強のコツは、テキストや問題集に限定されるものではないのでございます。
わたくし、中学生のときに通信講座をやっていたときがございます。
しかし、全くやらないまま月日は流れ、高校生になったときにようやく大掃除で処分されたのでございます。
その通信講座の教材は、机の引き出しの深い場所にてお眠りされていたのでございます。。。
その教材は、とてもよいものであったことでしょう。十分な発酵期間を取ったことですし。
しかし、教材というのは、やらなければ何の意味もクソもないのでございます。
やるにはどうしたらいいのか?と考えるのもお勉強のひとつなのでございます。
まずは、環境を整えることでございます。
1にも2にも、わたくしたちは環境の生き物なのでございます。
お勉強の環境作りは、なんてことはないお掃除とおかたづけだけでございます。
こう仮定してくださいませ。
「わたしはお勉強ができるのだが、何かがそれを阻害している」と。
脳に物理的な障害さえなければ、お勉強なんて誰でもできるものでございます。
なにが、邪魔しているかしらん?と思いながらのお掃除は、実によいお邪魔虫つぶしなのでございます。

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バランスを取る

バランスを失って困り、それも深刻化するのは、多少の年月が経ってからでございます。
一意専心して物事を行うのは、世においては褒められるものでございます。
しかしながら、そういわれるからとて、健康や生活のバランスを無理やり削ってはいけません。
バランスを無視してのお勉強は、ブレーキの壊れたダンプカーでございます。
そら、スピードに乗るからたくさんの砂利を、一度に早く運べます。
ですが、事故を起すのを想像するのは容易く、トータルでみれば余計に時間と手間とコストを費やしているものでございます。
先だっての「ススメ」で申しましたが、世の中にはがんばりすぎてしまう人がいるのでございます。。
この種のがんばりすぎる人は、人為を超えたものでがんばりすぎが止められるのでございます。
一病息災ほど、この種を適切に表現した言葉はございません。
がんばらない、というにも1種の才能なのでございます。
ですから、サボったとしてもくよくよせず、前向きにこなしていけばよいのでございます。

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