独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ココロ静かな部屋で

本当に単純なことなのですが、今日のススメは「耳」についてでございます。
耳は、音を聞いてしまうのでございます。
どんな内容であっても、聞きたくないと思いつつも聞いてしまうものでございます。
喫茶店でのカップルの別れ話
マックでの高校生の赤裸々なお話
姑の愚痴、嫁の愚痴、ダンナの稼ぎの愚痴、クソガキの馬鹿さ加減
などなどは、どのように心頭滅却しようとも、「耳」を傾けてしまうものでございます。
そうそう、ダンナ(ヨメ)の声はいやでも耳につんざめくのでございますネ。
ですから、耳に入る「音」というのは、できるだけご自身で物理的な障壁を設けるしかないのでございます。
脳みそと耳に、それらの「音」を拾ってしまう「しわ」と「回路」が出来上がっている以上、テレビやラジオ、音楽、ヨメ(ダンナ)は、お勉強の邪魔になることが多いのでございます。
「音」に邪魔されながらのお勉強は、より一層苦行でございましょう。
若い身空と今の私たちは、違う生き物でございます。
鏡を見ればおわかりかと存じます。
耳ざわりで邪魔だナァと思ったら、耳栓をするかお勉強の場所を変えるか、i podで違う音楽を聞くなどして、「お耳」をいたわるのもお勉強のコツのひとつでございます。
理想的なのは、「りん」とした静けさ。特に音楽が流れている「ハリ」のある静けさは、格別に作業がはかどるものでございます。

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アタマはCPU

お勉強の環境は、重要でございます。
弘法、筆を選ばずと申しますが、非才な我々は、お勉強をやり易いように変えるのがよろしいかと存じます。
真言密教はあきらめて、禅でいう「随所で主になれ」をモットーにいたしましょう。
護摩壇より座禅の方が手軽でございます。座ればできる、まさに寺に行かなくとも悟れるのでございます。ですから、拝観料を取るのでございます。どこでも悟れるからネ。
っと、今回のススメは部屋の温度でございます。
お勉強とは基本的に、皆さまの頭の中の「脳みそ」が動いているわけでございます。
頭も人間の器官でございます。
筋肉と同様に、使えば熱を持つのでございます。
ここで、脳みそとパソコンを比較してみましょう。
パソコンにおける頭とは、CPUでございます。
CPUは、1秒間に何百万回の処理を行っているのでございます。
処理が増えれば増えるほど、熱を持つようになっております。
どのパソコンも冷却ファンが付いて、ウィンウィン、異音を鳴らしているかと存じます。
高性能のCPUだとたくさんの処理ができます。
しかしながら、ファンがぼろいと、ハードディスクが爆発します。
CPUが数Gあり、メモリも数Gで、冷却装置がグダグダーであれば、熱処理が追いつかず、メモリが足りないかのような、処理の遅さを味わうのでございます。
お勉強で使う、みなさまのアタマもパソコン同様、それがどんなに高性能でも、使えば熱を発します。
熱が溜まると、パソコン同様にハードディスクが爆発するか、作業は遅くなってしまうのでございます。
わたくしたちには、CPUファンがございませんから、自分で室温を調整するしか方法はないのでございます。
夏本番でございます。暑い環境では、作業は進まないものでございます。
なぜなら、脳みその冷却が進まないで遅滞処理を行っているからでございます。
無理に作業を行うと、脳みその記憶回路がハードディスクと同様に、爆発し焼け落ちます。
お勉強もクソもございませんね。
気乗りしない季節でございます。
近代兵器のエアコン、ドライの利用、伝統的な風鈴、金魚鉢、涼しい場所変えなど積極的に行いまして、脳みその冷却を果たしましょう。

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1分の深呼吸

オトナになってからのお勉強で大変なのは、お勉強の内容というよりも、いかにお勉強時間を確保するか重点が変わってくるのでございます。
しかし、時間を確保したのはいいが、あまりよくない時間の場合がございます。
たとえば、明日という時間に、出張がある、会議がある、仕事がある、パートがある、発表がある、プレゼンがある、議長役がある、などなどいくらでも、お勉強の時間を妨げる要因がございます。
こうなると、せっかくお時間を確保できても、なんだかフライパンで炒られているような感じを受けつつのお勉強になるのでございます。
パッパッと気分を変えることのできる性格ならよろしいのです。
しかし、どうしても明日のことを考えてしまう人もいるのでございます。
このような人はせっかくのお勉強時間が、ストレスの元になるのでございます。
そこで、ココにご提案でございます。
他事を考えるか、それともお勉強するか、その時間の判断でございます。
まず、深呼吸をするのです。
深呼吸は、3秒吸って、3秒止め、6秒かけて吐き出すやり方で行います。
1回当たり12秒、それを5回行います。
すると、1分間に5回の深呼吸をすることになります。
いざ、お勉強をしようとしたときに、なにかアタマが他事に気がいっている時には、この1分5回深呼吸をおやりになってみてくださいませ。

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