独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

要所要所のサボリパターン

基本的にわかっているのでございます。
こうなったらサボるな、とういうのを知っているのでございます。
だいたいこうなったら、気が抜けてサボりモードに入るなというパターンでございます。
よく考え振りかえみれば、〇〇したらサボるとか、飲み会あればサボるとか、ちょっと大きな買い物すれば興奮覚めやらずサボるとか、映画を見に行ったらサボるとか、サボるというのは特定のパターンがあるのでございます。
もっと細かくいえば、長電話で誰それを俎上にのせてあんなことやらこんなことやらで楽しい会話を続けたあとは、なんだかアタマがぽわんとして勉強がのらないなどでございます。
まず自分の固有のパターンを捕まえることが肝要なのでございます。
パターンはつかまえちまうと、ひとまず気は楽になるのでございます。
偏頭痛は気圧の差で生じることがわかれば、天気予報を見るだけで頭痛を予知でき、ひとまず安心なのでございます。気持ちに余裕ができるのでございます。
こうなったらじたばたしても始まらない、というわけでございます。
原因も何もわからずああ勉強しないと!と己を追い込むのは、まあ一ヶ月に一回が限度で、度重なれば顔色に出てきます、もちろんよいお顔にはなっておりません。ノルマに追い込まれたダメ営業マンのような吹きさらし顔になるのでございます。
自分のサボリパターンを知っていれば、それなりの対処ができるものでございます。
時間に余裕があるときには、サボってもまあ仕方ない、今度がんばろうと思えます。
計画に余裕のなきときは、サボリパターンに入らぬように処置手当ての類ができるのでございます。テレビをつけないケイタイを切るパソコン立ち上げない、お誘い断り外食買い物控えるなどなどです。
勉強だけしておけばいいのは学生だけの話です、仕事家事ほか、様々種々の雑用をやらねばならぬ人の方が多いかと存じます。
自分のサボリ癖を知るだけでもやる気の空回りを防ぐことができるのです。
さらば、さぼりタイムを完全休息に充てるなどして、後悔の時間が明日への活力を生む時間にできると思うのです。

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その意気は買う

試験というのは、ちょっぴり長い道のりでございます。
数ヶ月にわたる道のりで、しかも無給。そのうえ合否は定かでない、と来ております。
しかも調子の好不調もございます。何かと思うようには勉強を進められないものなのでございます。
やろう、やろうと思っても、つい晩酌テレビほかのことに身を任せるときもあるのでございます。
しよう、しようでは、全くやる気が出ないときもあることでございます。
このようなときは、無理にがむしゃらで進めても燃え尽きるだけなのでございます。
エンジン不調なのにアクセル目一杯なものでございまして、取り返しのつかない焼け付きの原因になるばかりでございます。
やる気が出ないなぁという状況に陥れば、終わることだけ考えればよいのでございます。
日々、終えることだけ考えておけばよいのでございます。
曰く、「〜〜したらヤメ。」曰く、「〜〜で終わる。」
日々の勉強を限定してやめることから勉強の組み立てるのでございます。
やろうやろうでできぬというのは、アタマの意識と実力の伸びのペースの歩調とがかみ合っていないときでございます。
アタマは欲張りでございまして、1日5ページできるようだと、スグに8ページに10ページに20ページにも、右肩上がりで作業量を増やしていくものなのでございます。
たいして実力というのは急激に伸びるものではなく、5ページが6ページに、6ページから8ページ、そしてずーと8ページの状態で伸び悩み、あるとき一気に10ページをはるか超えて15ページ20ページの実力がついてくるものなのでございます。
意図的にやる量を減らして作業を限定する。量を減らしても、急激に実力が低下することはありません。
やる量を減らしつつ実力を維持することも、勉強を気楽に構える秘訣なのでございます。

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気負えば必ず出来なくなる

あがり症の方がございます。人前で何かしようとするときに、胸はドキドキ脚ガクガク、手に汗握りわき冷たしという症状になる方です。
はっきりいいますとこの原因は、眼前の作業に集中できていないからでございます。
あがるのは、うまくやろうとするからだといわれます。
今以上の実力を当てにしている証拠でございます。目の前の作業は、いま持ちたる力でしかできないのでございます。
よく思われようとしたときに、あがるともいわれています。
いわずもがな目の前の作業を見ているのではなく、己の評価に目がいっているのでございます。これでは力も出し切れまい。
間違えないかしら、ヘタだと思われないかしらも同じき旨、結局、目下の作業に目がいってなく、何か別物に目が奪われているのでございます。
集中というのは、1点に絞ることでございます。
試験は合格・不合格と不可分のものではあります。ここに落とし穴があるのでございます。
「合格しなくては」という意識ほど、問題を解く上で邪魔なものはないのでございます。
問題を解くことに意識が集中できていないからでございます。
一問解いてはいけるかな?、一問間違えれば嗚呼困った!と作業の各所瞬間に要らぬ感情べったりとまとわり付くのでございます。
そもそも合格とは、目の前の問題を解いてそこそこの点数稼ぎ合格点を超えていれば、結果として合格になるのでございます。
問題を解いた結果が、合格なのでございます。まず合格ありきではなく、まず問題ありきなのでございます。まず問題だけに集中しなければ、合格なんて。
「合格しなくては」状態は、問題という目の前の作業とは別の、遥かに離れた地点に目がいっているのです。まさに、言とは逆の作用しています。
合格の実際の作業とは、問題を解くだけなのです。
問題を解くことだけに自分を持っていかねば、せっかく積み上げし実力の半分も出なくなると思うのです。
ちからを半分削がれれば、出来ないも同然なのでございます。一輪車と自転車が戦うようなものでございます。小学生でもわかる。

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