気分の切り替えなのでございます。
スグに切り替えできればいうことはないのでございます。
家に帰ってきて、即断勉強できる方もございます。あっという間に休憩時間3時間というできない方もございます。
どっちかといえば、後者できない人のほうが多いでしょう。
帰ってきたら何かと雑用ばかりでございます、郵便物はチェクしないといけないし、靴には防臭剤を入れねばならぬ、アラ気づいたら洗い物が溜まってて、フト洗濯物を干しっぱなしに気づくというわけでございます。
雑用なくてもヤレヤレと、帰るや否や糸が切れ、緊張感なく呆けてしまうこともあることでしょう。
勉強で困難なもののひとつは、取り掛かりなのでございます。
イヤイヤでもやり始めると意外に進んでしまうというご経験を、誰しも味わったことと存じます。
小説でもエッセイでも論文でも会話でもデートでも、最初の書き出しが困難で、最初の1歩がうまく行くと全部ウマクいくと申します。
勉強でも最初の1歩が重いのでございます。
そこで重さを感じたら、何かに3分だけ集中してみるとよいのでございます。
3分間というのは不思議な数字で、集中の最低時間が3分なのでございます。
フリーセル、ソリティア、スパイダソリティアといったゲームは、最初の3分は集中できて楽しいのでございます。それを5分、10分続けて遊ぶと最初の楽しみはどこかへ消え、苦痛になるのでございます。
3分間だったら、なんにでも集中できるのでございます。あのシンプルすぎるトランプゲームをやっているじゃありませんか。インスタントラーメンも3分売れ筋、5分は端っこでございます。
3分でできそうなもので、勉強の助走をつけるのでございます。
3分ですぞ3分、欲張って5分・10分もかかりそうなものではいけません。
ラーメンでは5分でも長いのでございます。勉強の5分は虚空の長さでございます。
勉強に取り掛かりにくくなったときは、まずキッカリ3分弱、簡単にできることで集中力を高め、本学習に入るが吉かと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年3月13日 7:43 PM |
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毎回、気が重いのが勉強というものでございます。
えいやと最初の一歩さえ進めてしまえば、あとはスラスラころころと回る小車のように勉強は進むものでございます。
しかしときには、開くのもイヤになるときがあるのでございます。
机の前に着座はしたが、テキスト・問題集前にして、しばし時が流れるときもありましょう。
まるで書けなくなった小説家のように、鎮座ましまし、アタマをカキカキしながらその日は終わるということもありましょう。
さすがにこうなると、かなり重症のスランプです。が、まあ、仕事や創作活動ではこうなるかもしれませんが、勉強ではここまで追い込まれないかと存じます。
追い込まれた方は、ちょっとの不調どころか絶不調なので、健康ドリンク飲み干すかてくてく歩くお散歩日課のメニュウに加えるかして、心身のリフレッシュを計るべしでございます。
やろうと思っているのだけど、やりたくないというダブルバインドは、時々遭遇するものでございます。
心身疲労ならば、ゆっくり寝てしまえばいいのでございますが、やる気が十分すぎて起きることもあるのでございます。
あれもやろうコレもやろう、あーしなくちゃこーしなくちゃ、問題集を確認しあのあたりを補強して、おっとテキストでワカラン箇所の確認を。。。というように、必要性を感じながら手と時間が足りず、どこから始めたらいいのやら、やる気はドンドン空回り、手をこまねいているばかりという塩梅でございます。
ことに調子がよくて、アレもコレもぽんぽんぽぽんと進んだ調子良きあと、この怪現象は起きるのでございます。
簡単にいえば、調子のよいときの作業量を勝手に今の時間にあてはめているのでございます。
コレぐらいできたから今もコレぐらい、てなわけでございます。
そうそううまくいくわけでもなし、こなせる量は徐々に上がるもので、一気にのびはしないのです。たくさんこなせるときがあったかもしれませんが、長くは続けられないのです。
ですから、なーーーんもしたくなくなったときは、量を減らすなり、やることを限定するなりして、自分のペースを再度取り戻さんというわけでございます。
好不調に惑わされず、自分のペースを守ることが長続きの秘訣だと思うのです。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年3月9日 8:18 PM |
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基本的に同じミスはしてはならないのでございます。
一度犯したミスは徹底的に分析吟味し、二度と起さぬようにせねばならないのでございます。
しかし、人とは不思議なもので、気をつけて痛い目にあったのにもかかわらず、同じミスをするのでございます。
試験勉強でも同様、同じ問題同じタイプの出題に何度もころっと引っ掛かるのでございます。
「あ、またか、、、」とへこむのでございます。
思いは続きます、問題演習時だったから良かったけど、これが模試ならもっとへこんだろう、いや本試験時ではこのミスで1点に泣いただろう。。。と要らぬ取らぬ皮算用にまで及ぶのでございます。
ミスというのは、犯すべきではありません。再度同じミスなど言語道断である、と世ではいわれていますが、なあにタテマエでございます。
職種の適正というのは厳然とあるので、組織では配置転換が行われるのでございます。要するに、どう努力しようが変わらないものの存在を前提としているのが、我が社会なのでございます。
試験ではできるだけ苦手を作らぬが吉、点数の可能性を下げないためであります。
しかし苦手、いわばクソ苦手というのは厳存するのでございます。このクソ苦手の特徴は、克服せんとたくさんの時間労力を投下してもできるかどうかわからぬことであります。
クソ苦手かそうでないかは、キチンとした対処を3回やっても間違うか否かを基準にすればよいのでございます。
3回も間違うようなら、解けないのです。そしてできるようになるのは費用対効果からいって分が悪いのです。
できないからといって落ち込む必要はありません。ハッキリした「できない」というのは、欠点でも短所でもなくなるのでございます。
明確な情報のひとつになるのでございます。
この種の問題が出たら、一瞥だにせず次の問題に移れば数分数秒、余裕を持つことができるのでございます。
完全に無視することで、時間をかせぎをするのです。
最も無駄なことは、出来もしないことに時間を費やすことです。今の御伴侶以上の人を見つけるようとする努力と同様、甲斐なきことでございましょう。
無駄なら無駄、できないならできないで、キレイさっぱり未練なく捨て問にしてしまえばいいのです。遭遇したらラッキーナンバーで解答すれば、運も上向くと思うのです。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年3月8日 7:54 PM |
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