| カテゴリー: 過去のススメ |
自分にとっては常識と思っていることが、そうでないときがよくあるものでございます。
先だって、友人宅に遊びに行ったことでございます。
その友人、電気系の資格を取らないといけないらしく、数年ぶりの勉強とのことでした。
愕然としたのは、部屋に入った瞬間でございます。
部屋のつくりは、よくあるワンルームマンション。独身ゆえに、テレビ・DVDもええのをもっております。
よくあるように、テレビの前に座卓がございました。冬こたつ、夏つくえという、こたつ兼用机でございます。
そこで彼は、お勉強をしていると見受けられました。こたつ机の上は、タバコの吸殻と空き缶、そしてテキストと問題集が重ねられておりました。
それを見たわたくしは「暗いナァ」と呟いたものでございます。独身者の侘しさからではございません。
照明器具が、蛍光灯だけだったからでございます。
暗い部屋ダネ、そのひと言に尽きたのでございます。
友人にこう聞いたものでございます、「勉強、疲れるやろ」と。
もちろん返ってきた答えは、イエス。ついついテレビを見てしまうだろう、と聞くと、これまたイエス。
さもありなんとの感を持った次第でございます。
お勉強で最も酷使される器官は、目玉でございます。脳みそではございません。
目が疲れると、やる気は急激になくなるものとお考えくださればと存じます。
やる気がなくなるから、ついついテレビに手が伸びるのでございます。
部屋の蛍光灯は、明るいように見えますが、文字を追うには光度が絶対的に不足している事実にお気づきくださればと存じます。
ちなみにわたくし、お勉強の机には備え付け型の照明と持ち運び可能のスタンドのふたつを、併用してございます。
照明には、多少、気をつけてございます。
部屋の蛍光灯だけの勉強なんて、スグに疲れるものでございます。
アタマが悪くなったナァ、集中力がなくなったナァ、記憶力がなくなったナァとその友人はぼやいておりましたが、原因は光量不足による目の疲労、といったところでしょう。
最近では、スタンドもグッと安くなっております。ホームセンターの照明コーナーには、こんなものまで!という届かぬところにも光をもたらす器具が所狭しと売っております。
小さなスタンドも売っておりますゆえ、勉強環境の光の問題についてもご一考くださればと存じます。
目の疲れは
2007年7月2日 6:13 PM
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