イライラ・ムシャクシャして、目の前のことに集中できないときは、「パーン」「パーン」と拍手(かしわで)をすることをお勧めいたします。
ムシャクシャしてイライラしているときの最たる状態とは、「同じようなこと」と「同じような文言」と「同じような感情」がグルグルと円環しているときです。
有体に言うと…
(あのクソバカヤローがよー)という言葉が、何度も頭に浮かんでしまう。
そして、(だめだ、こんなことばかり考えていたら何にも手がつかん)と考え直してみて、しばらくは(あのたわけ)について考えなくなるも、時間を置くと同じようなことを同じように考えている。
感情の部分でしっくり来ていない。腹の底に収まっていない。感情の整理が付いていない。
こうした状態が、「同じようなこと」と「同じような文言」と「同じような感情」がグルグルと巡り巡っている状態だと言えましょう。
ホント、人を呪わば穴2つ、と知ってはいても、どうしても感情の高ぶりを抑えられないときは、ママあるように思います。
しかし、感情の波に浚われると、痛い目に遭うのは、他でもないわたくしたち自身であります。
何とかしなくてはいけないのですが、そこで、登場しますのが、タイトルにあります「拍手(かしわで)」であります。
イライラ・ムシャクシャして、到底収まらないようなら、両腕を思いっきり開げ、勢いを付け、胸の前で拍手するのであります。
相撲取りが土俵入りをするときのように、力強く、手の平の痛みに躊躇することなく、勢いよく、「パーン」と鳴らすのであります。
「パーン」「パーン」と2~3回ほど、思いっきり拍手をしてみてください。
手の平はジンジンして熱くなっていることでしょうが、何にか、すっと瘧が取れるような感じになるかと思います。
もちろん、拍手をしても、ムシャクシャやイライラは、一時的なことでしかありません。
おそらく、数時間後か明日明後日に、また、「同じようなこと」と「同じような文言」と「同じような感情」の円環が発生することでしょう。
わたしたちは感情の生き物なので仕方がありません。
もし、これが原始の時代なら、棍棒で頭を叩き割ったはずなのです。しかし、現代だから「それ」ができないわけで、感情というエネルギーがどこかに排泄せねばなりません。
そこで、「拍手」という身体動作なわけであります。
「パーン」ならず、「バーン」くらいの破裂音をさせて、スッキリしてください。
神社で拍手を打つのは、神様を呼び出すためと聞いていたのですが、わたし的には、拍手でパーンと打つことで、自分の心の邪(よこしま)なところを発散させているのでは、なんて思うのであります。
配偶者の顔が頭に浮かぶときは、西瓜を叩き潰すように、「バーン」「バーン」と火薬が炸裂したほどの破裂音が出るくらいに、拍手をしてみてください。
嫌な同僚や部下・上司、取引先の横柄な顔、嫌な客の猿ズラが思い浮かぶときも、頭を潰さんような勢いで拍手をしてみてください。
幾分かは、すっとするように思います。
| カテゴリー: 心の解毒剤 | | 2012年9月3日 6:58 PM |
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シンク(流し)の掃除は、クエン酸と重曹があれば十分、という雑文でございます。
つまり、もうクレンザーを代表とする「シンク用洗剤」はもう要らない、という塩梅でございます。
なぜ、重曹とクエン酸を使うとシンク(流し)の掃除ができるのか、順を追って見て行きたいと思います。
しかし、その前に道具が必要となります。
用意するのは霧吹きが2つです。1つの霧吹きには重曹を入れて、水を適当に入れます。
残りの霧吹きには、クエン酸を入れて、水を適当に入れます。
分量は適当でいいのですが、あまりに入れ過ぎると、液体がべとつくので、適当に調整してください。
逆にあまりに入れなさ過ぎると、心もとないので、目安としては、小さじ1弱に水200~300ccくらいかなと思います。
さてそれでは、まず、重曹の使い方から見てきます。重曹には、2つの役目がございます。
重曹は弱アルカリ性です。そして、流しの汚れとは、大半が食べ物由来の「油汚れ」でございます。
油は酸性でありまして、重曹は、当該シンクでべとついている油を中和して、洗い流すのであります。
重曹のもう1つの役割は、研磨であります。
重曹は、水に溶けると細かい粒になるので、その微小な粒々が、シンクに引っ付いている汚れを掻き落とすという塩梅です。
次にクエン酸を説明します。クエン酸は、その名の通り、酸性です。クエン酸にも2つの役割があります。
1つは、シンクの「水あか」を落とす役目です。
流しの“くすみ”の原因は、水あかなのでありますが、当該水あかは、衝撃や研磨には実に強いのですが、酸には弱いのです。
このため、クエン酸を吹きかけられると、途端にずるっと取れてしまうのでありました。
ホント少しの力でよく、スポンジでなでるようにすれば、取れていく塩梅であります。
クエン酸のもう1つの役割は、酸による殺菌であります。
流しは、食べ物を取り扱うところなので、やはり、雑菌の沸きやすい場所であります。
そこで、当該酸性のクエン酸を吹きかけて、殺菌消毒するという塩梅です。
また、クエン酸を吹きかけると、シンクに残った粒子状の重曹を中和して洗い流すので、つるつるします。
以上の性質を持つクエン酸と重曹を、シンク(流し)の掃除に使うといった寸法です。
どう掃除するかは、通常のクレンザーと同様の使い方です。
重曹水を拭きかけ、油汚れやベト付きを落としやすくします。
次いで、クエン酸水を拭きかけ、水あかと殺菌を行います。
後は、スポンジで軽くこすって、水で流しておしまいです。
ホント、重曹水とクエン酸水を吹きかけるだけで、シンクの掃除が完了となるのでした。
この重曹水・クエン酸水掃除の欠点としては、『泡が立たないので何をしているのかよくわからない』くらいです。
しかし、3回もやれば、泡のないシンク掃除にも慣れてきます。
十分、市販のクレンザーを使ったのと同じくらいの、“きれいさ”を実感できるかと思います。
今後、クレンザーへの出費がなくなるかと思えば、心のほうもすっきりです。
なお、掃除用のクエン酸は、スーパーやドラッグストアに売っているかと思います。
が、個人的には、疲労回復に効くクエン酸水や、重曹と混ぜて自家製スポーツドリンクが作れる、食用(食品添加物)のクエン酸の利用を推奨します。
しかし、食用グレードはそう売られておらず、あっても医局用でコストパフォーマンスに欠けるので、アマゾンなどの通販でお求めください。
わたしが使っているのは、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。費用対効果は一番でしょう。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: クエン酸, 重曹 | 2012年8月31日 4:12 PM |
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冷蔵庫の中で食べ物の汁や飲み物をこぼしたときは、重曹を吹きかけると、すばやく取れるし、臭いも取れる、という塩梅でございます。
冷蔵庫には、たべかけの食品、残り物の食品を多々入れるものであります。
汚れの中で厄介なのは、当該食品系の汁やこぼし、であります。
これらを放置しておくと、臭いは充満し、べとつきは他の食べ物に付着し、実にかったるい致します。
しかも、冷蔵庫は、得てして物がごちゃごちゃ入っているので、拭おうにもきっちり拭えないという難点がございます。
得てして、きちんと汚れを拭い去ることができず、(何だか臭うなー)の冷蔵庫になってしまうという塩梅でございます。
そこで、当該冷蔵庫汁系・こぼし系臭い問題を解決するのが、重曹です。
なぜ重曹が効くのかというと、重曹は弱アルカリ性であり、食べ物・飲み物のしつこい汚れは、得てして酸性だからです。
アルカリの重曹が、汚れの酸性を中和して、拭うのを楽にしてくれるのであります。
加えて、重曹由来の「消臭」も期待できますから、まさに、1石2鳥なのであります。
さて、当該重曹の活用は、ちょっとばかり「小器具」が必要となります。
それは、「霧吹き」であります。
粉状の重曹を使っても、汚れや臭いを取ることはできるのですが、粉状だと、どうしても重症の粒が大きくて、後でざらざらしてくるのです。
そこで、霧吹きに重曹を入れ、水で溶かし、霧状にして用いる、という塩梅でございます。
霧吹きには、適当に重曹を入れて、水を入れて、振って溶かします。
どのくらいの重曹を入れればいいかは、適当でいいです。いちいち計ることでもありませんが、気になる方は、小さじ1杯程度でいいでしょう。
ホント、分量が気になるのは最初だけで、数回重曹を使い出すと、適当の上に適当になります。そのくらい、適当でも効果があるからです。
さて、重曹が解けた霧吹きが用意できたら、キッチンペーパーなり配偶者のボロシャツなりを用意して、しゅっしゅと汁やこぼれに拭きかけ、拭い去るという寸法です。
わたくしのケースだと、カレー、シーチキンの缶詰の油、味噌汁、こんにゃく汁などで利用してきましたが、重曹霧吹きでスッキリと汚れと臭いも取り除かれております。
どれも、臭ってねばねばべとべとと、まるで配○者のようなしつこい汚れですが、重曹で拭いた後は、冷蔵庫のトレイ(プラスチック板)は臭わず、触るとキュッキュと音がしております。
冷蔵庫内に飲み物や食べ物をこぼしてしまったとき、または、こぼされてそのままにされているときは、ぜひとも、重曹霧吹き掃除を試してみてください。
なお、使い終わった重曹と霧吹きは、その他の掃除に実に有用なので、そのままでよいでしょう。
わたし個人としては、「重曹専属霧吹き(重曹スプレー)」にすべきかと思います。
当該重曹霧吹き(重曹スプレー)は、コンロ周り・IH、キッチンシンク、その他の油汚れ、手垢の黒ずみなど、かなり重宝します。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 重曹, 食事 | 2012年8月29日 10:11 AM |
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