独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

玄関・窓際の虫除けにハッカ油を-簡易虫除け器の作り方

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じっとり汗ばむ季節になると、玄関や窓の開口部から、羽虫の類が入ってきます。

これらブンブン虫の侵入をどうしたら防げるか?、についての雑文でございます。

まあ、虫すら近寄らない配偶者を窓ごとに置いておけば済むのですが、配偶者をたくさん置くとたいへん目障りです。

ですから、以下に紹介する『簡易虫除け器』を推薦するものです。

上記の写真が、ハッカ油を利用した『簡易虫除け器』です。

ハッカ油とは、いうなればメンソールの匂いがする液体です。

虫の類は、当該メンソール臭を嫌うので、虫除けになるという寸法です。

配偶者もきっとハッカ油の匂いを嫌うはずです。試してみてください。実は虫だったのです。

当該簡易虫除け器の作り方は簡単です。

空き瓶に、テッィシュかキッチンペーパーを丸めて、入れます。

安っぽさが気になる方は、チップトリーの空き瓶を使ったり(ラベルは剥がさない)、化粧に使うコットンを使ったりすれば、見栄えがぐっと上品になります。

で、ハッカ油を、5~6滴垂らすだけ、という次第です。

これだけで、結構な虫除けができあがります。

玄関に置くと、虫除けに加えて多少の芳香で気持ちがよくなりますし、造花で飾り付けをすれば、ワンポイントにもなります。

持ち運びが容易なので、窓を開ける際に、でっぱりにポンと置いておけば、如実に虫の侵入をかなり阻止できます。

単に置くだけなのに、侵入する虫の少なさを実感できるかと思います。

まあ、虫の中には、当該メンソール臭に強い虫(体調5ミリ程度の緑色の長細い虫)もいて、1~2匹は進入するかもしれませんが、それでも、小さな羽虫や蛾の進入率は、激減するように存じます。

注意事項は、ハッカ油という名称の通り、「油」なので、タバコ等の火の元には注意が必要です。

また、ハッカ油は揮発するので、ハッカ油をポタポタした後の数時間は、当該簡易虫除け器の近くにいると、目の周りが少しだけピリピリするかもしれません。

ハッカ油は粘膜に刺激を与えます。が、ハッカ油は「うがい」にも使えるくらいなので、身体に甚大な悪影響があるわけではないので、ご安心ください。

まあ、赤ちゃんなど粘膜の弱い人には、配慮すべきです。実はわたしもピリピリする派です。

まあ、配偶者のように、冬の靴下の裏地なみにツラの皮の厚い人には全然大丈夫でしょう。

当該簡易虫除け器は、3~4日くらいはゆうに保ちます。

ハッカの匂いが薄れてきたら、追加してください。

なお、ハッカ油のお値段は、わたしの近所の最安ドラッグストア(あまりに値を下げるのでメーカーからクレームが来るため時折値札を付けない無札店)で、税込み494円でした。

価格参考:アマゾン-ハッカ油

第2種電気工事士・技能試験の暗記

電気のド素人の人や文系の人、不器用な人には、確認表示灯の結線やらチョイ複雑なスイッチ・コンセントの施工を、「暗記」することを推奨します。

つまり、試験中にいちいち考えてないで済むように、結線や配線を憶えてしまう、という塩梅です。

というのも、文系のような工作に不得手な人や、工作自体が苦手な人にとって、技能試験の“40分”という時間は、あまりに短すぎるからです。

複線図を前に、いちいち考えていたら、時間はかなり押されてしまいます。

正直、文系・不器用な人は、「試験中に、1個は必ず間違う」と踏んでおくべきです。

そう、皮膜を傷つけたとか、電線がむき出しになっているとか、器具の製作に時間がかかったとか、ケーブルを切り間違えたとか、リングスリーブの接続を間違ったとかの、諸ミス群に対応する時間を見ておかねばならない、という次第です。

ミスは、“必ず”発生します。

だからこそ、確認表示灯等の固有部分は「暗記」してしまって、『修正や訂正の時間』を捻出する、という次第です。

文系・不器用な人は、「暗記」で合格率をかなり上げられるはずです。

しかし、当該「暗記」には、前提があります。

暗記部分の理屈を、必ず理解しておくことです。

理解したうえで、暗記しないといけません。

なぜかというと、「候補問題が変わる」ことを、絶対に否定できないからです。

配布資料には、「技能試験問題は、次のNo.1~No.13の配線図の中から出題します。ただし、配線図、施工条件等の詳細については、試験問題に明記します」としか、書かれていません。

おおむねというかほとんどは、公表された候補問題がそのまま技能試験にて問われます。

しかし、配布資料には、「必ずこのように出題する」との文言がなく、その年度だけ、試験方針が変わることが絶対にないとは言い切れないのです。

常時点灯だったところが、いきなり、異時点灯になっても、おかしくはないのです。問題として、できないわけじゃないからです。つーか、できます。

この可能性を否定できないからこそ、それぞれの仕組みや理屈だけは、理解しておかないとなりません。

ド暗記だけだと、「万が一」の場合に、鉄板で即落ちします。

「暗記」は、修正や訂正の時間を捻出するためですが、「楽する」ための作業ではありません。

理屈は決して難しくないのですから、“お勉強”の手を抜くことは止めましょう。

第2種電気工事士・2015年度技能試験の各難易度

結論から言うと、最難関1、難しい3、やや難2、ラッキー7です。半分強は「やさしい」です。

主に、電気のド素人、文系、ぶきっちょな人向けに、2015年度の第2種電気工事士・技能試験の各候補問題の難易度を挙げていきます。

最難関・・・No.11

本年度の技能試験の中で最難関なのは、No.11です。

ねじなし管の存在が、難易度を頭2つ3つ跳ね上げています。

ねじなし管の作業のほとんどが「欠陥判定要素」なため、全く気が抜けません。

付け忘れそうな細かいパーツも多く、ミスの宝庫です。

とりわけ厄介なのが、ボンド線。

ボンド線は、輪作りの苦手な不器用な人には実に厄介です。

一言、練習しかありません。どこからどこに線を通すか、どう止めるかを、テキストで念入りに確認しておきましょう。

省略されることを祈りましょう。

また、No.11は、色つき電線という普段使い慣れない電線を使うので、「アレレ」となりやすいです。

なお、当該色つき電線を電線管に通す場合、寸法の取り方が微妙に違ってくるので注意です。(下の補足参照)

補足:わたしが使ったテキストでは、通常のケーブルとは異なる寸法の取り方になっていました。もし、お使いのテキストに何の指摘もないなら、それに従ってください。

そもそも、ケーブルや電線の長さは、「極端に短くなければそれでいい」ので、そう神経質にならなくて結構です。

難・・・No.1、No.6、No.12

難しいのでみっちり練習しておくべきなのは、No.1、No.6、No.12の3つです。

まず、No.1です。

No.1が難しいのは、スイッチが3つあるからです。

対応器具との接続に、大変気を使います。

正確に、確実に、素早く組んでいく手順を練習しておかないと、本試験ではパニックに陥る公算が大です。

練習のときから、自分がどこで失敗するか・焦るかを把握して、ケアレスミスの発生を防ぎましょう。

ホント、練習のときにはミスをしなくても、本試験という特殊な環境になると“やりかねない”ので、シッカリ念入りに練習しておきます。

ノーミスで来ても、絶対に油断してはいけません。

次に、No.6ですが、厄介な3路スイッチが難しさの元凶です。

完璧に複線図が描けるようになっておかないと、そして、正確に組む練習をしておかないと絶対に受かりません。

本問は、本試験で考えながらできるものではありません。

まぐれすらありません。

身体が先に動くくらいに、みっちり練習しましょう。

No.12は、PF管の施工に注意します。

「欠陥測定要素」が多く、気が抜けません。

また、色つき電線という普段使い慣れない電線を使うので、アレレとなりやすいので、練習のときからシッカリ慣れておきましょう。

やや難・・・No.7、No.13

No.7には、4路スイッチがありますが、「手順化」できるので言うほど難しくありません。

厄介なのは、アウトレットボックスの施工ですが、慣れたらそうたいそうな作業もないので大丈夫でしょう。

最後のNo.13は、メタルラス壁に伴う、防護管の施工が難しいです。

しかし、練習したら苦手意識も払拭されますし、本試験でも、常識的な作業ができれば、軽欠陥くらいしか取られないだろうから、いうほど気にする必要はありません。

ただし、防護管には、「付け忘れ」という重大欠陥が存在していることは、頭の片隅に置いておきましょう。

本試験という特殊な環境では、何が起きるかわかりません。

「付け忘れ」が「採点基準」として設けられている以上、防護管を付け忘れる受験生がいるという証左です。

明日は我が身なので注意しましょう。

また、「防護管の支持忘れ(バインド線未使用)」も、重大欠陥で即落ちします。

間違えるわけねえじゃんでしょうが、受験生はやらかすのです。明日は我が身。注意です、

ラッキー問題・・・残り

残る、No.2、No.3、No.4、No.5、No.8、No.9、No.10は、施工そのものが単純だったり、作業がそう難しくなかったり、「暗記」してしまえば、何とかなる候補問題です。

候補問題のそれぞれにある固有部分を抜き出してきて、シッカリ練習しておけば大丈夫です。

しかし、先述したように、本試験という特殊な環境では何が起きるかわかりません。

どのようなミスをするか想像できません。練習のときには一度も間違わなかったことをミスします。

ですから、ラッキー問題とはいえ、油断は絶対に禁物です。

ちなみにわたしが受験生のときは、No.4のような技能試験でした。

本当にラッキーでした。ねじなし管だったら落ちてたなァと思っております。

各候補問題の詳細については「2015技能」まで。